概要
サイゾウが変身する。
男性のブルー戦士としては珍しい水色に近いスーツの色をしている(おそらくニンジャマンを出す予定があったため)。
水の上を走る事が出来るなど、水辺での戦いを得意としている。
先祖は忍者であるが、元々は一般の青年であった為か、戦闘能力はやや低め。強敵相手では苦しめられている姿が目立つ。花のくノ一組と対峙する際、他のメンバーがくノ一組を圧倒している時もニンジャブルーは攻撃を喰らい苦戦している。また他のメンバーが苦戦しながらも一矢報いている時は、彼のみ手も足も出ず一方的に痛めつけられている等、他の戦士に一歩劣る描写が際立つ。
シュテンドウジ兄弟やアミキリと対峙した際には文字通り嬲り殺しと言える程に痛めつけられ、苦しめられた。アミキリ戦では後の逆転の為とは言え、ニンジャブルーがアミキリに苦しめられているシーンを何枚も写真に撮られるという屈辱的な目にあうことも。「やられるヒーロー」としての立ち回りが多い。
しかし、変身してどんなに叩きのめされ、苦しめられても立ち上がる姿は、普段のどこか頼りなさげな彼の姿からは想像できないほと漢らしい。
サイゾウが優しく子どもに好かれやすい為か、主役回は子どもと絡んだエピソードも多い。
特にアミキリやスナカケババアと対峙した時は、その低めの戦闘力を子どもの協力で補い、打ち倒した。彼のキャラクターが非常に生かされたエピソードと言える。
この設定は制作サイドも意図していたのか、当時販売された子ども雑誌での紙芝居などにもその様子が見られる。
紙芝居の一編でまさかの主役に抜擢。シロウネリに子どもが虐められている場面にサイゾウが遭遇。その場でカッコよくニンジャブルーに変身し、子どもを救出する姿が描かれる。
しかしシロウネリは強く、巨大な手をニンジャブルーの身体に巻き付け、地面に押し倒す。堪らず「く、くるしいっ…‼︎」と必死に足をバタつかせながら苦しむニンジャブルーが描かれた。その後他の4人が救出に来るが、仲間が敵とカッコよく戦っている中、彼はシロウネリに締め上げられたままであった。身体を仰け反らせて締め付けに苦しんでいる所をニンジャレッドに救出される姿が描かれている。
せっかく主役に抜擢されても、蓋を開けると登場シーン以外は全て苦しめられているスチルになってしまっていたのが、何ともサイゾウらしいとも言える。
戦力・忍法
- ブルーショット
ニンジャブルー専用の水鉄砲。敵を吹き飛ばす程の威力がある。
- 狼手裏剣
四方の尖った正方形の字を象った手裏剣。
- 隠流・正方の陣
秘剣カクレマルで正方形を描くように相手を切り裂く。
- 隠流忍法・水走り
水の上を渡り歩く、ニンジャブルーの得意技。強敵には技を破られ、途中で水没させられたことも。
敵を一番深い場所に落とす水落し之術という派生技も存在する。
- 水柱之術
水柱を吹き上げて攻撃。
- 水鉄砲
手先から水流を放つ。
- 隠流顔写し之術
他者に化ける。
- 影身之術
作中ではTV本編ではデコトラに化けて自転車に乗って逃走するアズキアライを撥ね飛ばし、映画版では電気ドリルに化ける「忍法電気ドリル」を披露。
- オン・オオカミ・ニン水竜巻の術
水竜巻を呼び起こし、相手に攻撃する。
- 隠流ビッグウェイブ
大津波を発生させる。
- 狼突進
壁をもぶち破る突進。
- 乱れ蹴り
1回のジャンプで複数の敵を蹴り飛ばす技。
巨大獣将
- ブルーロウガン
アズキアライが奪った巻物を奪い返し、ブルーロウガンと一体化する術を習得した。
無敵将軍の右腕を構成する。
武器は水を噴射する槍・ロウガンシャフト。
- バトルロウガン
獣将ファイターの1人で、機敏な動きが可能になった別形態。
- ゴッドロウガン
第27話から登場。狼型の超忍獣。超忍獣で一の俊足。両目からビームを発射する。
また、尻尾を振って刀のように敵を斬りつける攻撃も可能。
隠大将軍の左腕を構成する。
関連タグ
オオカミブルー：同じく巨大戦力が狼モチーフ
冥獣人ニンジャのキリカゲ：声が同じ忍者の戦隊怪人
並足ライドウ：声が同じ忍者のキャラクター
スーパー戦隊シリーズ歴代ブルー
