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概要

仮面ライダージオウに登場する、ジオウとその関係者達が所持するライドガジェット。

仮面ライダー555』に登場するファイズフォンと類似しているが、形状は折りたたみ型からカイザフォンのような回転型になっている。

ディスプレイには上2段にファイズアーマーで使用するポインター・ショットの召喚コード「555+ENTER」、下3段にブラスターモードで選択する3つの射撃モードの切り替えコード「ENTER」が書かれている。

ジクウドライバーへ装着可能な「フォンライドウォッチ」から、携帯電話「フォンモード」と銃「ブラスターモード」の計3形態に変形する。

各部にスマートブレインのロゴが見られるが、関係性は不明。

未来から来たツクヨミゲイツウォズは元々これを所持しており、常磐ソウゴはEP8にてウォズから譲り受けている。

終盤までライダーに変身できなかったツクヨミにとってはほぼ唯一の武装ということもあり、彼女が戦う場合にはブラスターモードのファイズフォンⅩが活用されている(なお、EP48では他のレジスタンスが普通のアサルトライフルを主に使用している中、彼女はファイズフォンⅩを使用していたため、レジスタンス時代も愛用していた様子)。

このため(ゲイツたちも使用していることもあり)、ジオウに登場したライドガジェットの中でもぶっちぎりで登場頻度が高く、唯一終盤まで活躍し続けた(劇場作品でもツクヨミが使用している)。

機能

フォンモードでは時を超えた通話が可能で、過去でアナザーライダーを撃破した際に現代への影響を尋ねることもできる。

ブラスターモードではオリジナルのフォンブラスターと同じく精密射撃に向く単発射撃「シングルモード」、高破壊力の連射「バーストモード」、高威力で破壊光を照射する「チャージモード」の切り替えが可能で、出力を調整すればスタンガンよろしく相手を気絶させる程度にも威力を抑えられる。

チャージモードの必殺技コードはエクシードチャージを発動させるコードとして扱われる。

ツクヨミが使用した際の描写から弾切れかエネルギー切れの概念も一応ある様子。

またファイズポインターの機能が内蔵されているのか、射撃した相手にはΦのマークが表示される。

ファイズアーマー装着時

ファイズアーマー装着時には「555」のコードを入力する事で拡張デバイス「ギア555」を召喚することが可能。

立体物

DXトイにて販売。劇中同様のギミックが再現されている他ライドウォッチホルダー・ジクウドライバーのスロットに装備可能。

なお、テンキー部分は「5」しか押せないなど、オリジナルに比べ簡略化されている。

余談

スマートブレイン社は2068年まで健在なのか」「そこまで健在で、なおガラケーなのか」という声もある。

テレビ朝日の公式サイトの設定を見ると、テンキー部分はタッチパネル式のモニターになっているらしく、現代で販売されているフォルダブルスマートフォンに近いものと思われる。

ブラスターモードは劇中では専らシングルモードのみが用いられ、バーストモードやチャージモードが使用されたことはほとんどないのだが、これは初使用時しかシングルモードが使われなかった原点のフォンブラスターとは対照的である(ただし、劇中で使用されているシーンでは大抵連射しているため、一部ではバーストモードが使われていた可能性もある)。

作中で未来から来たツクヨミや非装着時のゲイツが使っている事や彼らの居た未来に平成ライダーの力を全て継承したオーマジオウが存在する事も踏まえると、2068年の時点でライドガジェットが(おそらくはレプリカという形で)ある程度は量産されていると思われる。

関連タグ

仮面ライダージオウ ライダーウェポン

仮面ライダーゲイツ ファイズアーマー  ファイズギア

ツクヨミ(仮面ライダージオウ) 明光院ゲイツ ウォズ 常磐ソウゴ

仮面ライダーツクヨミ

ゴーストガジェット:『仮面ライダーゴースト』に登場するアイテムで、その内「コンドルデンワー」と「コブラケータイ」は時間を超えた通話が可能な電話型アイテムである。

ガンデフォン50:『仮面ライダーリバイス』に登場するスマートフォン型アイテム。銃として使用可能、かつライダー以外の戦闘員も使用する量産型デバイスという共通点を持つ。

オーブリングNEO:過去作のアイテムを模したアイテム繋がり。主役が使う変身アイテムに装着する点も似ている。

ビルドフォンファイズフォンⅩ飛電ライズフォン

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