「ペジネラよ、今こそここに結集するのだ!」
概要
- 身長:42メートル
- 体重:4万トン
- 別名:パラサイト宇宙生物(またはパラサイト宇宙人)
Episode4「DIAMOND"S"」に登場。
人間に寄生するパラサイト型エイリアン。元は本能のみで活動する生命体だったが、人間に寄生することで知能を獲得し、生化学企業ナノサイバティクス社の社員に寄生し、同社が販売する機能性化学薬品(劇中ではケミメディックと呼ばれていた)「シャイナー05」を使う事で服用する人間に次々と寄生し効率的に増殖しようとした。
このシャイナー05は脳の活動分野を飛躍的に拡大させると言う名目の商品でかなりの大人気を博しており、これを服用した人間達の多くは優秀になっていき、平凡な学生が画期的な論文を書いたり、普通のサラリーマンが敏腕のマネージャーになったりとかなりの成功を手に入れている。
寄生された人間のほとんどはペジネラへ同調・適合したが、それを拒んだ者は容赦なくミイラとなって処刑されている。
OLにお茶を汲ませるとなど古い地球人擬態マニュアルを使っている事からかなり昔から地球に来ている模様。
また同社では新しい体も製造しており、DEUSによって一連の企みが暴かれると、人間から離れた無数の小型ペジネラが合体し、肉塊のような身体に爬虫類を思わせる体表を持つ巨大な怪獣に変化した。
身軽な動きをする他、両手を合わせて放つ破壊光線や、粘液状の小型ペジネラ(姿は本体と全く同じ)を浴びせて動きを封じるなどしてセブンXを攻撃。パンドンよろしくアイスラッガーもキャッチしてみせたが、直後セブンXにアイスラッガーを蹴りで押し込まれ、空中に吹っ飛ばされた所をエメリウム光線の追撃を受けて爆死。小型ペジネラも同時に全て自ら消滅した。
ペジネラ撃破後、シャイナー05は残らず回収されて処分された。
…はずだったのだがラストシーンでは販売済みのシャイナー05が回収しきれずに残存している描写がある。
余談
着ぐるみは『ウルトラマンX』に登場したホオリンガに改造された。