「古き魂達よ、ツクモガミに宿らん……。影忍法・オオガミの術!カァーッ!!」
声:銀河万丈
データ
- 身長:43センチメートル
- 体重:15.5キログラム
概要
ネガティブシンジケート・ダークシャドウの首魁。 表向きではDSカンパニーの社長を名乗っている。
本編では青いフクロウの姿をしているが、かつては影の衆最強と吟われた忍者で、仙人峡に出現した魔鳥を封印し取り込んだことでこの姿になった。
二つ名の通り幻覚や幻惑を応用した忍法を得意としているが、無数の式神を操り戦うことも可能。また無数の式神(呪符)でツクモガミを作り出したりその巨大化も行う。普段は拠点から全く動かないので終盤までボウケンジャーと出会っていない。
金儲けの為にプレシャスを利用、部下である闇のヤイバに指示を出しつつ風のシズカを鍛えながら世界各国のプレシャスを入手する事に精を出す。アシュの存在を知っており、彼らが合われた際には関わりたくないのか二人に退却を命じた。
プレシャス入手の目的が「金儲け」という、ある意味でとてもわかりやすい悪役である。
一方でヤイバとは違い根っからの悪党という訳でもなく、あくまで現世利益が目的であり、世界の滅亡などは望んでいない。
終盤では年明け早々ヤイバの裏切りで負傷したところを間宮菜月に助けられ、しばらく行動を共にする。ちなみにボウケンジャーのメンバーの中で彼と交流したのは菜月が唯一であり、後の最終決戦でも最上蒼太もシズカだけでなく彼とも出会う。
その後彼女と共にヤイバに捕らえられ、封印していた魔鳥を解放されたことで乗っ取られ暴走。ボウケンジャーによってふたたび魔鳥が封印されたことで、梟の姿に戻りなんとか解放された(魔鳥の受けたダメージのおかげでボロボロだったが)。
その後明石暁達は菜月からゲッコウのことを聞いて初めて彼の存在を知り、ゲッコウはシズカに対して「抜け忍には死あるのみ」としてヤイバの抹殺を命じた。
最終局面ではゴードムの総攻撃を前に、シズカと共に海外へ逃亡したが、その途中で窮地に陥った蒼太を助けている。
最終回では、主戦力であるヤイバがいなくなったため、シズカと一緒に自ら前線に出ており、プレシャスでダークシャドウを復興させようとしていた。
『海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン』では、風のシズカと共に魔空監獄に囚われていた。
余談
- モチーフはツバサマルで、生物のそれとしてはフクロウも含まれる。
- 声を演じる銀河氏は『爆竜戦隊アバレンジャー』の爆竜ブラキオサウルス以来、3年振りにスーパー戦隊シリーズのTV本編出演となった。その後は劇場版への客演がメインとなり、次のTVシリーズ出演は『海賊戦隊ゴーカイジャー』の害統領ババッチード役である。
関連タグ
忍者戦隊カクレンジャー:ツバサマルがデザインモチーフ。
タック:同じく青いフクロウ(ミミズク)がモチーフ。ただしこちらは戦隊達のサポートを担うロボットと色々対照的な存在。(彼もゲッコウのモチーフの1つに入っているのかは不明)
ドン・ドルネロ:タック達が追っていた悪役の親分で、同じく金儲け目的で活動し、世界の滅亡などは望んでいない。またカラーも共通する他部下の反逆に遭ってしまった点も同じだが、こちらは助からなかった。