「・・・・・・南南西から信号がきてる・・・・・・」
CV. 洲崎綾
概要
「アイテム」の一員で、いつもジャージ姿をしている。隠れ巨乳。
能力者同士で組織を組む場合、決まって非情な思想を持っているメンバーが揃っている事が多いが、彼女はそんな殺伐とした中でも癒し系な存在。性格もおとなしめで優しい。
だが、暗部に所属する以上善人とは言い難く麦野やフレンダが対象を目の前で虐殺したり拷問しても諌たりしない。
よく言えば仲間思いで忠実、悪く言えば自他に感心が薄い
アイテムの雑用になった浜面仕上も、彼女の優しさにより幾分救われていた。
暗部に入った経緯は彼女に『体晶』の実験をするために科学者が滝壺に冤罪をかけ、実験を行った。その最中の麦野の救われたことがきっかけである。それ以来仲間を大切にしている。
ちなみに絹旗曰く高校生らしい。
能力
レベル4の大能力者
能力は能力追跡(AIMストーカー)。
彼女自体は戦わず『体晶』という物質を用いて意図的に能力の暴走を引き起こすことで能力者の位置確認をすることができる。その範囲は非常に大きく、太陽圏外に出ようとも捕捉可能。実質的にアイテムの中核を担う存在である。
この能力の真価はAIM拡散力場を伝った自分だけの現実への干渉、つまり能力の根源そのものを弄くれる点にある。
対象の能力の照準をサポートしたり、逆に乱すことで能力を暴発状態にしたりすることが可能であり、全力で行えば相手の能力を乗っ取ることも出来るらしい。
垣根帝督曰く「8人目のレベル5になりうる存在」であり、学園都市暗部も彼女の能力には目をつけている。理由としては、彼女の能力は発展すればAIM拡散力場に干渉可能なものだからである。これは他者の超能力を好きなようにいじることができることと同義であり、場合によっては彼女一人で学園都市の全機能をまかなえるということである。
このように大きな可能性を秘めた能力であるが、彼女の肉体にかかる負担も非常に大きい。
能力の成長により体晶を使用せずともある程度能力を発揮できるようになった。体晶を用いていた時ほどの範囲や正確さは流石にまだない物の、大まかな方角や距離が分かる程度の検索は出来、仲間の能力行使の補佐も可能で、身体への負担もなくなっている。
また、浜面が他の女と一緒にいる気配を感知する事も出来る。
体を蝕んでいた体晶が無くなり完全な健康体になったせいか、怪力を発揮する様にもなった。
作中の行動
素粒子工学研究所でスクールと交戦後に浜面の盗難車で垣根が乗ったステーションワゴンを追尾中、心理定規がクレーン車で妨害してきたためフロントガラスを割って脱出する。
そのため三手に分かれそれぞれ逃亡する。
その後、焼却炉で死体を処分していた浜面と合流する。
隠れ家に戻って未元物質の所在を検索するが、垣根はフレンダから情報を引き出しアイテムを襲撃し、その際に滝壺は最大目標とされていた。
それを察した絹旗最愛によって浜面仕上と共に逃がされるが垣根帝督に追いつかれる。
浜面から逃げるよう促されるが、無能力者の命の軽さにショックを受けていた彼の姿に思うところがあったのか、彼女は逆に浜面を逃がすために垣根の前に立ちはだかった。
その際に『体晶』を用いて『能力追跡』を限界まで使った為、崩壊一歩手前の状態に陥り昏倒し敗北。
既に能力を使える状態ではなかった事と『能力追跡』による影響を懸念したドレスの少女の促しにより垣根がその場を後にしたため、引き返してきた浜面共々止めを刺される事はなかった。
その後、限界を超えようと彼女を酷使しようとする麦野から逃すため浜面に運び出され連絡を受けて駆けつけた黄泉川愛穂の元に預けられた。
体晶による副作用は治まっておらず、後にロシアで魔術を用いた治療を受けてようやく完治した。
自分を守ってくれると誓った浜面を本気で愛しており、浜面とは相思相愛の関係である。
そして凄まじい(ヤンデレ一歩手前の)ヤキモチ焼きであることも発覚した。
からかい半分に浜面にひっつく他のアイテムメンバーに対しては頬を膨らませる程度で済ませているが、彼にすっかり懐いてしまったフレメア=セイヴェルン(年齢10歳前後)に対してはシャレにならないほどの嫉妬の念を向けている。
具体的に言うと、浜面とフレメアがイチャついている現場に遭遇したときは上条家のドアをひしゃげるほどに握り締め、フレメアが浜面に抱きついている時には普段の彼女からは想像もできないような怨嗟の声を零したりしている。
浜面爆発しろ。
アニメ「とある科学の超電磁砲」12話でワンカットのみ登場(幻想御手のアンインストールプログラムを流した時)。
とある科学の超電磁砲Sではアイテムのメンバーとして麦野を補佐し、美琴を追い詰めた。
余談
アニメ版にて『体晶』を用いた際の目付きが話題になった。
フレンダ曰く、ジャージを脱ぐと胸が凄いらしいが本人はあまり興味が無い。
絹旗は自分の方がスタイルが良いと言っているが真偽は定かではない。
ちなみに新約一巻にてアクシデントにより、ジャージの上を脱いだ時の新生『アイテム』メンバーの感想は
麦野「(……やっぱデカいわね)」
絹旗「(……いや総合的に見れば私の方が超スタイルは良いはず)」
浜面「(……ヤベエ、俺の目に狂いはなかった)」
なお、『天賦夢路編』にてフレンダも最近は超成長していたらしいことがわかっている。フレンダも滝壺も高校生なので違和感はないと思われるが………その際にも絹旗は同じセリフを吐いていた。
関連タグ
絹旗最愛 麦野沈利 フレンダ=セイヴェルン 浜面仕上 アイテム
五和:隠れ巨乳つながり
満艦飾マコ(キルラキル)…中の人が同じだが、性格は滝壺と似ても似つかぬアホの子。こちらでは主人公の中の人が麦野と同じで、彼女とは紛うことなく親友である。
クロエ・ロロ(ダンまち)…中の人及びレベル4繋がり。こちらもかつては裏稼業に手を染めていたが、その内容は暗殺専門の殺し屋。あと、どこぞの座標移動よろしく少年好きな変態。