概要
東京都中野区鷺宮一丁目にある西武鉄道新宿線の駅。駅番号はSS08。
駅名の由来は、駅前にある東京都立鷺宮高等学校の前身に当たる東京都立中野高等家政女学校から。
元々、東京府立中野高等家政女学校だったので開業当初は「府立家政駅」として開業したが、1943年(昭和18年)7月1日に東京都発足により現駅名に改称された。その後1947年に学制改革により中野高等家政女学校が東京都立鷺宮高等学校に校名変更され、その後も「東鷺宮」「鷺宮高校前」など駅名変更を西武は地元商工会に打診するも、21世紀を迎えた今も駅名は都立家政のままである。
当駅は野方駅~下井草駅間の連続立体交差事業の準備区間になっている。また、下り方次駅の鷺ノ宮駅との間はわずか500mで、西武新宿線で最短。
駅構造
相対式ホーム2面2線を有する地上駅。各ホーム間は1984年春に完成した地下道で連絡し、当該地下道の使用開始までは構内踏切により連絡していた。現在ある駅横の踏み切りは、夕方から夜にかけての時間帯にかけ長時間開かない状態が見られる(いわゆる開かずの踏切)問題を抱える。
駅舎は1番線側の南口と2番線側の北口の2か所。
無人である北口の開設時間は当初、6:45から21:30までとされていたが、2010年3月30日からは初電から上り終電まで利用可能になった。トイレは南口駅舎改札内に設置されており、多機能トイレも併設されている。
ホームが鷺ノ宮側にカーブしているためか、近年、2番線に注意喚起放送が導入されている。
ホーム有効長は8両。
利用状況
- 2019年(令和元年)度の1日平均乗降人員は19,236人である。
利用状況比較表
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2008年(平成20年)度 | 17,212人 |
2009年(平成21年)度 | 17,615人 |
2010年(平成22年)度 | 17,261人 |
2011年(平成23年)度 | 17,040人 |
2012年(平成24年)度 | 17,263人 |
2013年(平成25年)度 | 17,556人 |
2014年(平成26年)度 | 17,509人 |
2015年(平成27年)度 | 18,110人 |
2016年(平成28年)度 | 18,484人 |
2017年(平成29年)度 | 18,958人 |
2018年(平成30年)度 | 19,229人 |
2019年(令和元年)度 | 19,236人 |
隣の駅
種別 | ←西武新宿方面 | 当駅 | 本川越方面→ | 備考 |
---|---|---|---|---|
| 通過 | |||
各駅停車 | 野方駅(SS07) | 都立家政駅 | 鷺ノ宮駅(SS09) |