概要
性別はマイユニットとは逆のものになり、初期兵種はその結婚相手のものとなる。(例外的に、結婚相手の兵種が踊り子・ロードの場合のみ戦術師)
髪の色は結婚相手譲りで、初期兵種のクラス系統以外に両親がクラスチェンジ可能なクラス系統……というか確実にマイユニットが親なのでほぼ全ての兵種にクラスチェンジが可能である。
結婚相手がマムクートやタグエルの場合はそれらのクラスを使えるが、同様にどのクラスについても竜属性や獣属性が付与されることになるので特効武器に弱くなるデメリットがある。
親次第でステータスは変動するが、なにせマイユニットを親に持つが故にその可能性は無限大である。
設定
マイユニット同様に記憶を失っており、時の遺跡にて迷子になっているところを発見される。記憶を失ってはいるものの、マイユニットのことだけは覚えており、夢は親と同じ軍師になること。
記憶を失っているためすべてが新鮮そのもので、常に朗らか。その一方、記憶を取り戻すことは強く望んでいる。
マイユニットが結婚できる相手が非常に多いせいか(子世代ユニットや、死亡するはずだった仲間キャラとも可能)、
どの時間軸からやってきたのか不明という扱いで、子世代組の中でも異質な存在となっている。
誕生日は5月5日であり、子世代キャラでは唯一シリーズに関連しない。
軍の中で一番、行動が自由。おかげで子世代組の支援会話でマークに振り回されるキャラが結構いる。
性格(女子の場合)
邪竜の血を引くせいなのか、絶滅危惧種のカワイイうさぎさんをいじるのが趣味だったり、弱点を克服するための練習中の少女をあくまで手伝いとしてボコボコにしたりと、自由というか天然ドSなだけのような…。
ただし、自分の兄弟姉妹に対しては、「記憶を取り戻すために殴りながら説教してくれ」という天然ドMでもある。
ちなみに、女の子のマークには彼女を愛でるあまり「結婚できないバグがある」とまで言い出す危ない……もとい親バカなプレイヤーも現れている。
(マイユニットの子供として登場する以上、当然結婚のしようがない。誰とでも結婚可能なマイユニットが唯一攻略不能なキャラである)
性格(男子の場合)
女子もなかなかの天然プリだが、男子はそれに鈍感が加わっており能天気な子になっている。
ウードと馬が合うらしくセリフの掛け合いをやって遊んだり、いろいろなものに興味を持つ。
ノワールに見せるほど虫が好きだが、Gだけはやはりダメらしい。
またさらにはある少女に対してラッキースケベをやらかすが、似たようなことしていた父親候補が居たような…。
関連イラスト
以下ネタバレ注意
誕生の時期と時空転移の真相
マークの時空転移については、EDで「異なる時間から来たのかもしれない」と書かれる。
実際、マークと兄弟姉妹の関係になった子世代ユニット(※1)以外は、マークのことを知らない様子である。
また、他の子世代ユニットは「絶望の未来」出身だと確定しているが、
マークだけは「絶望の未来」「子世代ユニットが帰還した未来」「本編後の未来」などの多くのパターンがありえる。
場合「によっては、マークはタイムパラドックスの申し子となることもある。
※1
血縁関係となるパターンではマークのことを妹(ルキナのみ弟)だと認識している。
ルキナの弟(つまりクロムの息子)の場合はファルシオンを扱えるのである。
(本編では本人とルキナは結局気づかずじまいだが)
マークの親候補(マイユニットの結婚相手候補)をグループ分けすると、このようになる。
- 1.親世代で、絶望の未来へ至る歴史でもマイユニットと出会っている可能性が高い者
- 2.ルキナの世代の者
- 3.親世代だが、絶望の未来へ至る歴史では子供を残す前に死亡したと断定できる相手
- 4.扱いに困る方々
1.親世代で、絶望の未来へ至る歴史でもマイユニットと出会っている可能性が高い者
候補者
■マイユニットが男性の場合■
■マイユニットが女性の場合■
対象はフレデリク、ヴィオール、ヴェイク、ソール、カラム、ロンクー、
リヒト、ガイア、グレゴ、リベラ、ヘンリー、ドニとクロム
なおマークに姉が出来る親はクロムだけである。
備考
この場合「絶望の未来」出身か「ルキナ介入後の未来」出身かは確定できない。
「ルキナ介入後の未来」出身の場合、
「兄or姉の知るマーク」と「自軍のマーク」とは厳密に言うと平行世界の別人、ということになる
ルキナ転移時点では生まれていないので、マークの誕生時期はヴァルム大陸での戦いが終わった後、ギムレー復活までの間に母親が妊娠したことになる。これ以降だと、クロムは殺害されてしまうし、他のキャラとも生殖行為が可能だったとは考えにくい。
2.ルキナの世代
候補者
■マイユニットが男性の場合
対象はデジェル、シンシア、セレナ、ノワール、ンン、ルキナ
■マイユニットが女性の場合
対象はウード、アズール、ブレディ、ジェローム、シャンブレー、ロラン
備考
マイユニットと子世代ユニットが結ばれるためにはルキナの介入が必須であることから、
基本的にこのパターンでのマークは「ルキナ介入後の未来」出身となる
つまり絶望の未来への到達を阻止すると、ルキナの介入が起こらなくなり、マークは誕生しなくなる……というパラドックスを抱えることになるが、
そもそも本編でもどうにかなっているので、なんとかなるのだろう
3.親世代だが、絶望の未来へと至る歴史では子供を残す前に死亡したと断定できる相手
候補者
■マイユニットが男性の場合
絶望の未来へと至る歴史では、エメリナは本編6章に当たる時点でファウダーに暗殺されており、サイリはヴァルム大陸の内戦で死亡している
■マイユニットが女性の場合
備考
死んでしまっていてはどうしようもないので
生存している歴史である「ルキナ介入後の未来」出身だと確定する。
仮に配信外伝マップのように、実は生きていたのだとしても、
ギムレーとなったルフレと子を為すシチュエーションがありえない。
ただし、『聖戦の系譜』並みに任天堂の暗黒面を押し出した場合、ルキナは最後の聖王としてギムレーに囚われ(以下自粛)とか、そういうちょっとお子様向けではないシチュエーションも考えられるが……
4.扱いに困る方々
候補者
■マイユニットが男性の場合
■マイユニットが女性の場合
4ギャンレルはやはりルキナ世代と同様に考えていいのではないかと思われる。
パリスについては完全に推測不可能。絶望の未来へと至る歴史ではクロムやルフレと出会っているのか、その時期すら見当がつかない。
一番困るのがインバースである。
「ルキナ介入後の未来」出身であると考えるのが妥当だが、
彼女の場合立場上、絶望の未来へと至る歴史でギムレー化後のルフレと性交渉する可能性もあるからである。
この場合、マークはルキナの敵だったことになる。
いずれにせよ、後述するように「お遊び」程度の要素であるマークに、そこまでキャパシティを避けなかった、故の記憶喪失設定と思われる。
…………大体、女の子マークが断片的に思い出した記憶の中では母親が今より老けているのだが、チキがロリコンホイホイから今の姿になるまで2000年かかったことを考えると、チキやノノが今と見た目が変わった時代っていったい何百年先なの……
(ンンはハーフでまだ10代なので、20代くらいまでは人間張りに容姿が変化する可能性があるが)
余談
このマークという名前だが、烈火の剣の軍師のデフォルトネームと同じである。
マイユニットの上級クラス「神軍師」が彼らの二つ名と同じなあたり、元ネタと思って間違いないだろう。
……女性でもマーク(男性名)になるところまでリスペクトされているのは流石と言うべきかどうか。
また、設定を真面目に考察した場合、マイユニットの結婚相手次第で彼(彼女)はとんでもない血統を持つことになる。
邪龍の血統と神竜の血統
曲がりなりにも邪竜の末裔である上に、場合によっては神竜と混血になったり、2つの聖痕を併せ持ってしまう可能性すらあるのだから…
…と誇張気味に書いてみたが、マイユニットが作中で味方キャラ中唯一神竜の力を感じることが出来なかったため、これらの因子は相互に打ち消し合う可能性も考えられる。
ちなみに、発売がSFC時代の上リメイクもまだされていないので忘れられがちであるが、
神竜(ナーガ)と邪竜(ロプトウス)の両方の因子を持つ存在として、『聖戦の系譜』におけるグランベル王家のユリアとユリウスがいる。
しかも恐ろしいことに、考察上においてユリアの血統はイーリス王族に収束する可能性も考えられる。ギムレーがロプトウスと同一線上に無いとするならば…
人とマムクートとタグエルと
マイユニット(♂)がノノ、ンン、チキと結婚すると、
マーク(♀)は人とマムクートのハーフとなる
そのマークがタグエルのハーフであるシャンブレーと結婚することが出来る
マイユニット(♀)がシャンブレーと結婚すると、
マーク(♂)は人とタグエルのクォーターとなる
そのマークがマムクートのハーフであるンンと結婚することが出来る
カオスである
王家の血を引くマーク
血統上のイーリス聖王家の一角を占めるにあっては多彩なパターンがある
- マイユニットがクロムと結婚。クロムの息子でルキナの弟。王子。
- マイユニットがクロムの息子(アズール、ブレディ)と結婚。クロムの孫。王子。
- マイユニットがクロムの娘(ルキナ、デジェル、シンシア)と結婚。クロムの孫。王女。
- マイユニットがエメリナと結婚。クロムの姪。王女。
- マイユニットがリズと結婚。クロムの姪。王女。
- マイユニットがウードと結婚。クロムの又甥。王子。
…………自重しろ任天堂。
┏━(1)
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┏クロム ┗━子
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┃ ┣━━━━(4)
┣エメリナ
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┃ ┏━(5)
┃ ┣━━┫
┗リズ ┗━ウード
┣━━━(6)
イーリス王家においてありえるマークの位置の図