概要
柴田亜美の漫画『南国少年パプワくん』は、「月刊少年ガンガン」にて1991年4月号から1995年6月号まで連載された。単行本全7巻、新装版全7巻。また続編として『PAPUWA』がある。
アニメ『南国少年パプワくん』は、1992年10月10日から1993年10月2日までテレビ朝日系で全42話が放送された。原作単行本の4巻まで、シンタローが一旦島を離れる段階を最終話とした。
続編である『PAPUWA』も同タイトルで2003年9月30日から2004年3月30日までテレビ東京系で全26話が放送された。こちらは前作のキャストから一新されている。
ナマモノと変態と芸人さんが秘石を巡って織り成す雄臭い愛憎劇。基本ギャグ漫画ではあるのだが、時折唐突にシリアス展開が入る。因みに最終巻の表紙を飾ったのはナマモノである。
ストーリー
ガンマ団から青い秘石を盗んで追われる身となった青年シンタローは、ガンマ団の追っ手を振り切れずに海を漂うことになり、やがて流れ着いた先がパプワ島。その島には、唯一の人間パプワと、人語を話す生物(ナマモノ)たちがいた。
登場人物
※:CVは南国少年パプワくん版/PAPUWA版で表記。
秘石と古代の番人
※:CVは共に続編のパイロット版。
赤い秘石(CV:田中真弓)
ナマモノ
マミヤくん・クボタくん・ミヤモトくん・ハラダくん・タグチくん・イブセくん・ホサカくん・鼻血ブースケ・クワガタ(CV:園部啓一)
長良川の鵜(CV:塩屋翼 / 遊佐浩二)
お花見怪獣ヨッパライダー(CV:郷里大輔)
ガンマ団
グンマ(CV:中原茂 / 山口勝平)
キンタロー(CV:森川智之<パイロット版> / 伊藤健太郎)
津軽ジョッカー(CV:園部啓一<マスク時>・大谷育江<素顔時> / 小林沙苗)
甲子園球児(CV:山崎たくみ)
G(CV:乃村健次)
その他
フッくんの母(CV:石井直子)
主題歌
オープニングテーマ
「んばば・ラブソング」
作詞:そのべかずのり、作曲:小杉保夫、編曲:石田勝範、歌:TOME
エンディングテーマ
「もしかすっとナンセンス」
作詞・作曲:立川俊之、編曲:大事MANブラザーズバンド、渡辺禎史、歌:大事MANブラザーズバンド
「気分はパプワ晴れ」
作詞・作曲・編曲:つのごうじ、歌:つのごうじ&ピタゴラス
関連タグ
自由人HERO……自然に委ねられた分岐点の未来
未来冒険チャンネル5……科学に委ねられた分岐点の行き着く未来
美少女戦士セーラームーン:同時期(パプワくん時代)に放送された作品繋がり、パプワはテレ朝の特番にて主人公の月野うさぎと共演しているほか一部のキャストが両作にも出演している。
また、特殊な力を持ったキーアイテムを巡って争奪戦が起きる・主人公がそのアイテムを扱える後継者であるなど似ている部分も多い。