G1
CV:フランク・ウェルカー/吹き替え:江原正士(2010)西村知道 平野正人(HM)
カセットテープからライオンに変形し、嗅覚を生かした探査が得意。
武器は両脇にあるペレット銃
実写映画
3作目『ダークサイドムーン』の初期設定では、レッカーズのレッドフットのペットの犬型の金属生命体として登場する予定であった。
4作目『ロストエイジ』では、ロックダウンが使役している狼型の金属生命体として登場した。
複数の個体が存在し、ロックダウンの命令を受けて宇宙船に侵入したケイドたちに襲い掛かったが、バンブルビーによって倒された。
初期名は「ウルフ」だったが、玩具発売に合わせて改名された。
シャッタード・グラス
善悪が逆転した鏡写しの世界におけるサイバトロン・カセットボットの一員。
カセットテープからネコに変形。怠け者で日の当たる場所で昼寝をしている。飼い主とは逆にデストロンのラヴィッジとは仲がいい。
トランスフォーマーアドベンチャー
CV:トロイ・ベイカー/吹:中村悠一
アドベンチャーのメインヴィランであるディセプティコンで、第3話から登場。グレーのオフロードカーから狼男のような姿に変形する。玩具設定では「ファントムジョー」という兄がいる。
政府への反逆罪でオートボットの監獄船アルケモア号に投獄されていたが、地球に不時着した際に多くの仲間たちと共に脱獄した。
童話に登場する狼のように性格は狡猾で、得意の饒舌さで相手を騙す事を得意としており、ストロングアームと対峙した際は「アルケモア号で看守をしていた」「地球で平和に暮らしながら更生したい」と口先だけの嘘をついて不意討ちし、逃走後に最重要指名手配犯としてオートボットにマークされている。また、超音波に関して詳しいらしい。
肩にあるディセプティコンエンブレムに傷があるのは、追跡装置を破壊するために自身の爪で引き裂いたためで、結託した仲間にも施している。また投獄されていたディセプティコンたちを「兄弟」と呼んでいるなど仲間意識は強いが、ミスを犯したミニトロンをあっさり見捨てるなどしたたかな面もある。
第13話までにサンダーフーフ、アンダーバイト、フラクチャーを味方につけるが、クランプダウンを勧誘した際に、彼と因縁のあったサンダーフーフのおかげでバンブルビー達と戦う羽目になり一度は敗北した。だが一瞬のスキを突いて手錠を壊し、ゴミ運搬船を流してバンブルビーの気を引いている間に仲間たちと共に逃走した。
第21話では超音波の専門家であることを活かし、キックバックを囮にしてチームバンブルビーを誘い出した後、システムを細工してオートボットとダイノボットに効く超音波を発生させて基地を乗っ取り、囚われた囚人を脱走させようと目論んだ。作戦は成功かと思われたが、超音波がマイクロンと人間には効かないことが災いし、ラッセル、デニーらの活躍で失敗に終わった。だがその日の夜、「アルケモア号を墜落させた犯人」から、「ワープ装置を作り、異次元に囚われた自分を救う手助けをすれば地球をくれてやる」という誘いを受け、半信半疑ながらも協力を約束した。
そして第26話で地球に降臨したメガトロナスに地球をくれてやるという約束が嘘だったと告げられて怒り襲い掛かるも、何処かへ吹き飛ばされてしまった。
だが『マイクロンの章』第3話にてかつて捨て駒にしたキックバックの後をつけ、彼の背後にいるグロウストライク一味と接触し、彼らの仲間に加わった。そして第7話にて、副官のスコルポノックを陥れる形でオートボット基地に潜入し、サンダーフーフとクランプダウンに加えビスク、クイルファイア、スプリングロード、グランドパウンダー、オーバーロードを釈放してグロウストライクらの信頼を獲得し、逮捕されたスコルポノックに代わって副官となった。
こうして信頼を得た彼は、第12話にて一味のアジトとなっているアルケモア号に保管されていたディセプティコンハンター2本を奪って反乱を起こし、リーダーの座に就いた。そしてオートボットとの決戦の最中、バンブルビーが落としたディセプティコンハンターを奪い、三本の力を使って「シュプリームスチールジョー」となり、バンブルビーとオプティマスを追い詰めた。しかし虜囚としていたマイクロン達がフィクシットと結託して反乱を起こし、その混乱でディセプティコンハンターを奪還されてしまい、シュプリームモードとなったバンブルビーによって床に足を固められてしまった。その直後、バンブルビーたちが仕掛けた催眠爆弾によりステイシスモードとなってしまい、遂に逮捕された。
演じたトロイ・ベイカーはゲーム『War for Cybertron』シリーズにてジャズやジェットファイヤーを演じており、吹替えの中村悠一は『キュートランスフォーマー 帰ってきたコンボイの謎』にてランボル&サンストリーカーを担当した他、ちょっと縁のあるシリーズの1作にも出演していた。