第三帝国(Das Dritte Reich = 第三の国)は、国家社会主義ドイツ労働者党(NSDAP、ナチス)時代のドイツが自称した国名のこと。神聖ローマ帝国、ドイツ帝国に次ぐ「第三の国」という意味である。ちなみにドイツ語のReichは(領邦よりも上に立つ、領域の大きな)「国」という意味で、必ずしも帝国を意味しない。例えばドイツではフランスのことをFrankreich(フランクライヒ=フランク人の国)と呼び、オーストリアのドイツ語名は、Österreich(エスターライヒ = 東の国)という。
ピクシブでは、主にナチス時代のドイツ(ナチス・ドイツ)や当時の人物(ナチ党員以外の人物を含む)を描いたイラストにつけられるタグである。
ナチスタグより実在の人物や物事を描いたものが多いことが特徴。
以下、よく投稿されるまたは著名な事象について記載。
第三帝国の人物
幹部
言わずと知れた総統。
国民啓蒙・宣伝大臣。プロパガンダの天才。プレイボーイとしても有名。
帝国元帥、空軍相。元エースパイロット。モルヒネ中毒で派手好きな憎めない人物。
副総統。眉毛。アウシュヴィッツの看守とは別人。
党官房長、総統秘書官。謎の多い「ヒトラーの金庫番」。
軍需大臣。建築家。曲者揃いのナチス高官の中でほぼまともな人。
外務大臣。元シャンパン商人。
国防軍
帝国元帥。ヒトラーに忠誠を尽くすあまり部下から「ラカイテル(ドイツ語でおべっか使い=Lakai)」と馬鹿にされていた。
陸軍
陸軍元帥。「砂漠の狼」の名で有名。
陸軍元帥。最も有能なドイツ軍将軍として称賛されている。
陸軍上級大将。初戦を大勝利に飾った「電撃戦」の生みの親。
前者は陸軍参謀大佐。7月20日事件(ヒトラー暗殺とクーデター未遂事件)の首謀者。後者は陸軍中尉。大佐の副官であり事件の加担者。
戦車戦のエース。
海軍
海軍元帥。イギリスを大いに苦しめたU-ボートによる潜水艦作戦の指導者。ヒトラー死後、大統領になる。
海軍大将。アプヴェーア(国防軍情報部)の長官であったがヒトラー暗殺未遂事件に加担していた容疑で処刑される。WW1時代からスパイとして活躍していた謎多き人物。ハイドリヒとは長い付き合いがある。
空軍
空軍中佐。第三帝国および世界史上最も神がかりなエースパイロット。
空軍少佐・軍医。ルーデル4代目の後方機銃手(相棒)。
空軍大尉。アフリカの星の名で知られる撃墜王。
空軍大佐。黒い悪魔と恐れられたエースパイロット。
空軍少佐。東部戦線でハルトマンと共に暴れまわったエースパイロット。
親衛隊(SS)
SS長官。おとなしそうな眼鏡のおっさんだが、ホロコーストの最高責任者でもある。
SS大将、国家保安本部長官兼親衛隊情報部(SD)長官。金髪の野獣と敵味方から恐れられた冷酷無比の軍人。
SS少将、国家保安本部第六局(国外諜報)局長。早くからナチ党を見放し、ヒムラーを急き立て和平に奔走していたと自ら語っている。ハイドリヒとカナリスの仲介役。
SS中佐、国家保安本部第四局宗派部ユダヤ人課課長。ハイドリヒの片腕としてユダヤ人絶滅を指揮。戦後逃亡先で見つかり裁判にかけられたことにより有名となったが、一般的なイメージとはかけ離れた小物である。
SS大尉、アウシュヴィッツ強制収容所主任医官。「死の天使」の悪名を持つマッドサイエンティスト。
SS中佐、アウシュヴィッツ強制収容所所長。副総統とは別人。
武装親衛隊
武装親衛隊・SS中佐。「ヨーロッパで最も危険な男」と渾名される。
武装親衛隊・SS大尉。ティーガーⅠの戦車長として、オットー・カリウスと並び立つ戦車戦のエース。
武装親衛隊・SS曹長。ノルマンディーの戦いでの「バルクマン・コーナー」で有名な戦車エース。
突撃隊(SA)
SA幕僚長。ヒトラーとは長年の盟友であったが対立関係にあった親衛隊により、SAの幹部諸共粛清される。両性愛者または同性愛者であったというが真相は不明。巫女とも関係ない。
一般人
ヒトラーの恋人、のちの妻。「エヴァ」とも。ヒトラーにとって唯一の心の置き所ともいうべき女性。
関わりの深い人物
第三帝国の物事
政治
ヴァンゼー会議