新たな夢のトビラがひらく
説明
2017年3月18日公開予定の春季プリキュア映画。2016年10月29日に公式サイトが立ちあげられた。
『Go!プリンセスプリキュア』(2015年放映)、『魔法つかいプリキュア!』(2016年放映)、『キラキラ☆プリキュアアラモード』(2017年放映)の3世代12人のプリキュアがシリーズの枠を超えて共演する。(具体的な登場プリキュアのリストは下記)
本作は2009年から2016年まで春に公開されていた映画「プリキュアオールスターズ」シリーズの流れを組む作品であるが、前年までは歴代プリキュアを全員出演させていたのに対して、今回は直近三作分に限定している。そのため、タイトルが「オールスターズ」から変更されることになった。
初めて情報が公開されたのは2016年11月だが、この時は詳細な登場作品は発表されなかったが、「あなたが出会うのは、オールスターズではないプリキュアの新たなる物語」とのテロップが流されていた。
東映アニメーションの企画部長でありプリキュアシリーズぼ生みの親でもある鷲尾天はこの点について「プリキュアオールスターズを一同に見たい!というご意見もきっとあるかとは思うのですが、今、現在のテレビシリーズを見てくれているお子様たちに、より楽しんでもらえるのは何だろう?と関係者スタッフで熟考した結果」とコメントしている。
プリキュアシリーズも14年目となり初期の作品に馴染みが薄い子供達が大多数となったことと、何よりもついに50人台に入ったプリキュア全員に活躍するシーンを描くのは、映画という限られた時間内ではもはや不可能という判断だろう。実際、前年の『映画 プリキュアオールスターズみんなで歌う♪奇跡の魔法!』の公開時点で「来年はもうプリキュア全員という意味でのオールスターズは無理かもしれない」という趣旨の発言が鷲尾からなされている。
今までのオールスターズ映画では、それまでのオールスターズ映画で共闘したプリキュア達は翌年以降も知り合い同士という設定だったが、このあたりの流れがリセットされて「初対面」という扱いになるのかはまだ不明である。また、TV版最終回で「別れ」が描かれた『Goプリ』の扱いも気になるところである。
テーマは「和」。メインビジュアルでは、桜の木の周りをカラフルな折り鶴や番傘が浮かんでおり、これまでのプリキュア映画にはない和風テイストがちりばめられている。
また映像演出としてCGとセルアニメの融合を標榜している。
スタッフには監督・キャラクターデザインにプリキュアシリーズのTV本編のCGディレクターや『プリキュアとレフィのワンダーナイト!』の監督を務めた宮本浩史、主題歌はオープニングを北川理恵が、音楽を林ゆうきが担当する。
キャストは『Go!プリンセス』『魔法つかい』『キラキラ☆』のプリキュア12人&妖精4人の担当声優に加え、プリキュアと行動を共にする女の子サクラに阿澄佳奈、サクラの友達の狐シズクに同映画のエンディングテーマ曲を唄う女優の木村佳乃、敵キャラクターの鴉天狗には南海キャンディーズの山里亮太、鴉天狗の配下の赤狗・黄狗に芸人コンビのライス(関町知弘、田所仁)が務める。
なお、同年1月28日より映画オリジナルアニマルスイーツ付き前売券が発売される(サクラケーキだいふく・モフルンさくらマフィンの2種類で全国合計各9万個限定)。
さらに中学生以下の入場者にはミラクルサクライトがプレゼントされる。
ストーリー
ある日、宇佐美いちかはサクラという不思議な女の子で出会う。
サクラは鴉天狗に囚われた狐のシズクを助けるために「桜ヶ原」という世界からプリキュアに救いを求めてきたのだった。
いちかは仲間4人やプリンセスプリキュア・魔法つかいプリキュアとともにサクラに助力し、鴉天狗に立ち向かっていく。
登場キャラクター
キラキラ☆プリキュアアラモード
プリキュア
- キュアホイップ / 宇佐美いちか(声:美山加恋)
- キュアカスタード / 有栖川ひまり(声:福原遥)
- キュアジェラート / 立神あおい(声:村中知)
- キュアマカロン / 琴爪ゆかり(声:藤田咲)
- キュアショコラ / 剣城あきら(声:森なな子)