基礎データ
進化
ダンゴロ → ガントル(レベル25) → ギガイアス(通信交換)
概要
『ポケットモンスター ブラック・ホワイト』にて初登場したポケモン。
BW全編通して洞窟で見かけることになる、所謂イシツブテポジションの進化系。
攻略時には特性のがんじょうに手を焼いたプレイヤーも多いはず。
名前の由来は恐らく『ギガス』(ギ神:巨人族)+『ガイア』(ギ神:大地の女神)+『ゴライアス』(旧聖:巨人族)と思われる。『アース』(大地)も掛かっているかもしれないが、じめんタイプではない。
紺色の岩石で構成された四足歩行型のポケモンで、はっきりとした頭部や目口が存在するようになった。その身体の至る所には朱色の鋭い結晶が生え、非常に鋭角的なフォルムを形成している。これほど「ストーンエッジ」が似合うポケモンも他にいないだろう。
また、ダンゴロ時代から体内に有していたエネルギーコアはより強力なものとなり、体中の結晶も体内に収まりきらず漏れ出したエネルギーが固まった物とされている。その結晶から太陽の光を吸収し体内のコアで圧縮・増幅して放つ光線は山を吹き飛ばすほどと言われており、実際にソーラービームを習得する事が出来る。
しかし特攻は60と低いため、草四倍相手でも確1に出来る相手は少なく不意打ちにも使えない(メノクラゲやゴルダックなどもそうで、光線技を活かせる特性などもない)のでぶっちゃけネタでしかない。
俺たちには、明日なんかいらない。
ゲーム上の特徴
HP | 攻撃 | 防御 | 特攻 | 特防 | 素早さ |
---|---|---|---|---|---|
85 | 135 | 130 | 60 | 70→80(第6世代以降) | 25 |
攻撃的かつ強固な防御ステータスを誇り、特性の「がんじょう」も相まって非常にタフである。ステータスだけ見れば、物理面に関してはあのメタグロス以上で、ゴローニャと比べると素早さで劣る点以外全て同等かそれ以上。テコ入れにより、とくぼうが10上がったことも嬉しい。
岩タイプを弱点とするジムが多いためストーリーでは安定した強さを発揮する。
ただし覚える技のレパートリーに乏しく、見た目から連想できる以上の技は覚えない。
対戦では「じしん」が一致になっているゴローニャの方が扱いやすいと言われることが多い。
BW2ではばかぢからを習得。範囲が優秀な上にゴローニャよりも高い威力で放てるため、じしん以上に重要。
実戦以外だとフワライド程ではないがタブンネ狩り(「タブンネボム」とも)の爆発要員にもよく使われている。
その理由は、自力で「だいばくはつ」を覚える点である事である。今作ではだいばくはつの技マシンの入手が難しく、(BWではノーマルトレイン3週分のBP48が必要)だいばくはつをレベルアップで覚えるポケモンが必要となったためである。
攻撃力も高いのでタブンネを爆殺するのも他のポケモンより少ない手間で済み、BWから始めて戦闘用ポケモンがいない人にとってはこの面でも有用だった。
ある意味タブンネよりも可哀相な奴かもしれない、ゴメンネ
色違いは青色に濃くなり、赤いパーツがそれぞれクリスタルのような色になる。
ポケモンサン・ムーンからはなんと通常特性にバンギラスやカバルドンと同じすなおこしが追加(進化前はくだけるよろい)。
元々4倍弱点なし&高耐久だったので、がんじょうを活かせているとは言い難かったギガイアスとの相性は悪くない。
バンギラス同様岩タイプなので砂嵐下では特防も大きく上昇し、元から高い防御も相まって要塞のような硬さになる。
ただし、攻撃技の貧弱さはあいかわらず。
いかに高い耐久を生かし、そこそこある変化技を使いこなしていくかも課題になるだろう。
SMではフェアリータイプの採用率が上がったので、ヘビーボンバーを使うのも悪くない。
260kgはヘビーボンバー使いの中では圧倒的な重さとはいえないが、ほとんどのフェアリーは極端に軽量なので基本的に威力120で撃っていける。
また高打点・だいばくはつ持ちという攻撃的なイメージを利用してステルスロックを撒くのも良い。ちょうはつを受けるケースなどまずないからである。
ただ、確かにすなおこしはギガイアスにとって理想的な特性ではあるが、「太陽光を吸収するポケモンのはずなのにそれを阻害する砂嵐を発生させるのは図鑑と矛盾するのではないか」という指摘もある。
関連イラスト
関連タグ
フワライド・・・タブンネボム仲間。
第7世代で天候特性が追加されたポケモン