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ロックバスターの編集履歴

2018-03-10 23:00:59 バージョン

ロックバスター

ろっくばすたー

ロックバスターとは、『ロックマン』シリーズに登場する武器。

主人公・ロックマンの初期装備の武器

pixivでは、「サイコガンCOBRA)」同様、他作品の類似武器にもタグが付くことがある。

概要

お手伝いロボであるロックが、Dr.ワイリーの野望を阻止するために旅立つことを決意した際に、開発者のライト博士が新たに装着した戦闘機能。

腕が銃砲の形に変形し、太陽エネルギーを圧縮した弾丸「ソーラーブリット」を発射する。

後作では、エネルギーを溜めることでより強力かつ巨大な弾を放つ「チャージショット」が可能になった。

どのような仕組みなのかは不明だがロックバスターで特殊武器を発射するものもある為、データと武器エネルギーさえあれば様々な武器を瞬時に再現できる。


「ロックバスター」の名がついたのは3作目発売時で、それまでは特に名がなく「ノーマル」と呼ばれていが、名称が定着してからは1~2作目の資料でも遡ってバスターと記述されるようになる。


どちらの腕もバスターに変形できるが、両腕をバスターに変形させて同時射撃する、いわゆる「ダブルロックバスター」を使用するとオーバーヒートを起こしてしまうので、普段は片腕でのバスター射撃のみ行う。

作中ではスーパーアドベンチャーロックマンにて、その設定と形態が披露された。(両腕の変形自体はロックマン4のワイヤーが初出)後述のスマブラでは排熱処理を行うことにより、一部特殊武器発動で「ダブルバスター」の形態が可能になった。

チャージショットとしてはロックマン2アトミックファイヤーが原点といえる。


スマブラ3DS/WIiUでもエネルギーの弾丸を放つことに使用するほか、フレイムブラストやチャージショットを放つ際にも使用する。

ちなみに、チャージショットはサムスのものとは異なりスマッシュ攻撃として設定されている(サムスは通常必殺ワザ扱い)。飛び道具をスマッシュ攻撃として利用するキャラクターは非常に珍しい。

○○バスターの使用者達

シリーズ中同じ性能のバスターを持ったキャラクターが何人か登場するが、大抵「○○○(使用者の名前)バスター」といった感じで区別される。

この他、シリーズに登場するザコ敵や何人かのボスキャラもバスターを装備していたりするが、ボスが使用する大抵の場合は、相手への牽制手段として射撃するサブ武器のような扱いとなっている。


ちなみに「バスター(Buster)」とは「破壊するもの、退けるもの」を意味しており、使用者の名前をそのまま繋げてしまうと対象が使用者自身を指す言葉になってしまう。

海外版の「Megaman」が使用する「Mega Buster」は「メガ」が「巨大な」を意味する接頭辞が由来のため、かろうじて意味は通っている。

語感が似ている「ブラスター(Blaster)」は「放出するもの、爆破するもの」を意味しており、転じて火器の通称として使われる。

派生機種一覧

ニューロックバスター

初出はロックマン4

ロックバスターの改造機で、この時からロックマンはチャージショットが撃てるようになった。

ロックマン3では使われなかったがこれの原型(?)と思われる「二つのショットが絡み合うように発射される」案と思われるイメージイラストが存在する。


スーパーロックバスター

初出はロックマン5

ニューロックバスターをさらに強化改造した物。前者よりもチャージが最大まで溜まる時間が短縮されており、攻撃の当たり判定が大きくなっている。

ただし、チャージ中に攻撃を受けるとチャージが解除されるという欠点がある。

ロックマンワールド4ではチャージショットを発射時に反動で少々後ろに下がってしまう。また、ある条件を満たすと改造されてチャージショットの発射速度が速くなり、威力が少し上がる。


ハイパーロックバスター

初出はロックマン6

スーパーロックバスターと何が違うのかイマイチわからない物。もはや名称だけになってしまっている。これ以降は単にロックバスター名義となっている。


ロックンアーム

初出はロックマンワールド5

ロックバスターが効かない特殊金属で造られたロボット集団「スペースルーラーズ」に対抗すべく、バスターではなく、チャージして腕そのものをロケットパンチとして発射するもの。パワーアップパーツによって多段ダメージを与える「ロックンクロー」、離れたアイテムを掴んで自分の所に戻ってくる「マジックハンド」の機能を付加する事もできる。

欠点としては発射後に腕が戻ってくるまでにタイムラグが発生して通常のロックバスターがすぐに使えない。こちらもある条件を満たすと隠しパワーアップ改造(二段階まで)がされる。


ブルースバスター

使用者はブルース

ロックバスターの先行機とも言える存在で、性能も似通っている。ただし、弾は二連射しかできない。

チャージショットがロックバスターのそれよりも強力な「ブルースストライク」で、さらに限界までチャージすると「ビッグバンストライク」を放つ事ができる。

後者の攻撃は本人の身体にも重大な負荷がかかるので、滅多な事では使用しない。

ブルースの動力炉はロックマンと違い小型原子炉に換装されている為、ブルースバスターのエネルギー源はいささか不安が残る。

ちなみにロックマンエグゼ版のブルースエグゼ5で通常攻撃としてバスターを使うことができる。一方アニメ版ではダークブルースがバスターを使用していた。


フォルテバスター

使用者はフォルテ

ザ・パワーバトルシリーズまではロックバスターとの性能に大きな差は見られなかったが、ロックマン&フォルテ以降は「チャージショットが撃てない代わりに多方向に連射できる」といった風に性能が差別化された。ロックマンエグゼでは『シューティングバスター』の名称で登場。なお、連射中は移動できない。


ロールバスター

使用者はロールちゃん

詳細はリンク先を参照。


エックスバスター

使用者はエックス

「Rock Buster Mark17」と言う形式コードを持ち、時代設定を踏まえるとかなり強化されていると思われる。

ゲーム上での使用感覚はロックバスターと変わらないが、こちらはアーマーを装着する事でチャージショットの性能が大幅に変化する。

強化後は特殊武器をチャージして放つ事も可能で、武器によっては通常の攻撃とは全く異なる攻撃になる事もある。

X8では初期状態でも3段階目がフルチャージとなり、攻撃力と攻撃範囲が大きく強化された。

ロックマンモデルXもほぼ同型のバスターを装備しているが、こちらの名称はXバスターとなっている。


ゼロバスター

使用者はゼロ

X4でゼットセイバーがメイン武器に据えられてから使われなくなったが理由は不明。

岩本佳浩作のコミカライズにてゼロバスターが使えなくなったエピソードが語られている。


スパイラルクラッシュバスター

X1におけるアームパーツ入手後のフルチャージショットの名称。

カプセルからアームパーツを入手していなかった時はゼロから託されるため、ゼロも使用していた事になる。

リメイク作品であるイレギュラーハンターXでは性能と名称が差別化され、カプセルから入手するものはスパイラルクラッシュバスター、ゼロから託されるものはハイパーゼロブラスターとなった。


ゼットバスター

使用者は同じくゼロ。

X5X6にてサブウェポンとして登場。

デザインはゼロバスターと同じだが、性能は大きく劣る。

X5ではエックスをメインプレイヤーに選んだ場合、オープニングステージでシグマに破壊されるので使用できなくなる。


エイリアバスター

使用者はエイリア

X8でプレイアブルキャラに昇格したエイリアの武器として登場したピンク色のバスター。


バスターショット

ロックマンゼロシリーズにおけるゼロが使用する小型携帯銃。

ロックマンモデルZXZXセイバーが変形した同型の武器『ZXバスター』を使用。

詳細はリンク先を参照。


ナックルバスター

ロックマンZXで登場。使用者はロックマンモデルFXアトラス

バスターにしては珍しく大型のメリケンサックとしても扱える上に、固有能力バスターエディットで弾道を指定する事が可能。モチーフになったのはソドムとゴモラ


Vバスターショット

ロックマンZXで初登場。セルパンが使用する指先がバスターになっているタイプで、通常攻撃はV字状に拡散するショットを放ち、チャージショットは巨大な紫色の光球を放つ。(光球に一定以上のダメージを与えれば虹色に変わり、セルパンに跳ね返す事もできる。)


バスターショット(モデルA)

ロックマンZXAで初登場。アクセルの持つアクセルバレットに似た(それよりもかなり大型だが。)二丁の銃タイプのバスター。アクセルが初登場したロックマンX7がロックオンした敵を攻撃する戦闘システムであったことに倣ったのか固有能力としてホーミングショットが使用可能。なお、モデルとは異なり連射能力が落ちた代わりにチャージショットが可能で、グレイの場合は大型の青いチャージショット、アッシュの場合は細長いが、壁を反射するレーザーショットを放つ。


OVER-1のバスター

ロックマンXoverで初登場。OVER-1が装備し、今までのバスターの殆どが腕を変形させたものだったのに対し、こちらは手甲に二門の砲門がついた珍しいタイプとなっている。


ロック・ヴォルナットのロックバスター

ロックマンDASHで登場。形状は従来のものとは異なり、筒状に近いデザイン。

主人公ロック・ヴォルナットが左腕に装備している初期装備で、パーツを最大2つまで装備する事でシリーズ初の連射性や威力をカスタマイズできるロックバスターである。

なお、ロックバスターという名前だが、開発者は不明で、トリッガー時代に装備していたものかどうかすらも不明。



RPG時空のロックバスター


ロックマンエグゼシリーズでは

ロックマンEXEのデフォルト装備で、DASHシリーズと同様に威力や連射性のカスタマイズが可能であるが、こちらは2まではバスターUPを消費して、3からはナビカスでプラフパーツを装備して強化する点で異なる。なお、従来のシリーズとは異なり、太陽光がエネルギーでないためか、バスターにエネルギー残量を示すゲージが備え付けられていない。バトルチップを使用するとバスターがバトルチップに対応した武器に変形する模様。

改造カードを使用する事でバトルカードと同じ効果が発動するようにする事も可能である。(後述の流星シリーズも同様。)

また、エグゼ5からエグゼ6ではロックマン以外のプレイアブルキャラクター達もバスターを使う事が可能で、チャージショットはそれぞれのナビの固有技が発動される。


流星のロックマンシリーズでは

従来のシリーズとは異なり、FM星人ウォーロックの頭がそのままバスターとなっている為に、メカではないシリーズ初(!?)の生きたバスターと言える。アニメ1期ではバトルカードをプレデーション(要するに食べる事である。)する事でバスターを武器に変形させていた。(強化形態に変身する事でロックバスターのデザインが大きく変わる事が特徴。(アイスペガサスならウォーロックの顔がペガサスの頭になる)流星3からは従来のシリーズのバスターのデザインに近付きつつも、エメラルドグリーンのデバイスが装備され、獣の顔があしらわれたデザインに変更された。このデバイスは漫画版では流星サーバーにアクセス可能のポップアップを表示していた為、この部分でバトルカードの選択を行うものと思われる。(なお、強化形態に変身しても色が変わるぐらいでデザインは変わらない。)


エグゼシリーズから引き続き、アイテムを装備させる事でバスターのカスタマイズが可能だが、エグゼシリーズとは異なり、装備によって強化される能力が決まっている。チャージは従来のシリーズが攻撃ボタンを押しっぱなしにして行っていたのに対し、流星シリーズは攻撃ボタンを押しっぱなしで連射、放置でチャージされる仕組みになっている。なお、ガードやバトルカードを使用するとチャージは解除されてしまう。


ボクらの太陽シリーズでは

「ロックマンエグゼ」とのクロスオーバーとして、「続」と「新」に登場。

どちらともクリア後に条件を満たすことで入手可能な「銃」(「新」では「大砲」)カテゴリの武器として入手でき、ジャンゴが増備できる。

「続」では復活した太陽銃より消費ENEが低い反面、HPが低いほど威力がダウンするというという仕様となっている。「新」では太陽銃が復活しており、消費ENEは標準であるがHPが多いほど威力がアップするようになった。

なおチャージショットも撃てるが、特定の装備をしないとチャージ自体ができない。


ちなみにボクらの太陽DSではウォーロックが星霊獣として登場し、トランス時に(流星の)ロックマンがロックバスターで攻撃してくれる。サバタやジャンゴは使用できない。


類似する武器

P.R.L.412

バイオハザード4に登場する隠し武器。形状がロックバスターにそっくり。レーザー系統である為、プラーガ系の敵にしか効かないのだが、Wii版以降だと破壊対象物ならなんでも効果がある仕様に変更された。


関連タグ

ロックマン

武器  武器腕

サイコガン

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