基礎データ
全国図鑑 | No.558 |
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英語名 | Crustle |
ぶんるい | いわやどポケモン |
タイプ | むし / いわ |
たかさ | 1.4m |
おもさ | 200.0kg |
とくせい | がんじょう /シェルアーマー / くだけるよろい(夢特性) |
進化
イシズマイ(Lv34) → イワパレス
概要
明らかにヤドカリ風だったイシズマイから一変して、四角くくりぬいた地層の様な巨大なブロック状の岩盤を背負うかなりシュールな姿に変化している。
その巨大な岩を背負って移動しているだけあって脚力は強く、乾燥した土地を休まずに何日も移動できるという。縄張り争いの際はその巨大な岩を激しくぶつけあい、壊した方が勝者となる。
一見完全に岩と一体化してしまった様に見えるが、イシズマイ同様着脱は可能であり、本体は尾の短いサソリの様な姿をしている。主に岩が完全に破壊されてしまったり、「からをやぶる」を使う際にその姿を見せるようだ。
『ブラック2/ホワイト2』では、主人公の行く先を塞いで登場する。これはアクロママシーンを使うことで取り除くことができるが、シナリオではとある場所で一度固定シンボルとして戦闘を行う必要がある。一応ここで色違いも粘れる。
また、背負っている地層がティラミス(色違いは抹茶ケーキ)みたいな色合いでなんだか美味しそうとよくネタにされている(イワパレスイーツ)。
……と思っていたら、本当に公式でメガ・ティラミスとネタにされてしまった。
ゲームでの特徴
全体的に防御・攻撃が伸びるが、素早さが下がってしまう。
イシズマイ時代に「いわなだれ」や「シザークロス」といった強力な技を早く覚え、おまけにドサイドンの専用技であった「がんせきほう」を自力で修得するため、アタッカーとしての能力は高い。
特性の「がんじょう」と補助技である「からをやぶる」は非常に相性が良く、1ターンほぼ確実に生き残った上で、強化された上記の攻撃技を叩き込むことができる。
複合タイプがうまいこと弱点を打ち消しあってしまっているため、「がんじょう」対策の連続技で弱点が突けるのも「ロックブラスト」程度しかなく「がんじょう」が潰されにくい。逆に耐性面でも打ち消し合っているため、半減も少ないのだが。
ざっくばらんに言ってしまえば、からをやぶりやすくために特性に「がんじょう」を付随し、攻撃と防御を入れ替えたアーマルド。
実際覚える技もアーマルドと非常に似通っており、進化前の方が素早さが高い点も共通している。あまりにも被りすぎたせいか、最近イワパレスとの差別化のため、あちらは夢特性や教え技でやたら水タイプ要素を付随させられている気がする。
素の防御力も比較的高めなので、壁としての運用もできる器用さを持つ。
実際バトルサブウェイでは、要塞と化したイワパレスに多くの挑戦者が掻っ捌かれている。
第7世代では、攻撃種族値が+10され105まで上昇。からをやぶったときの突破力に磨きがかかった。
主な使用トレーナー
アニメのイワパレス
デントのイワパレス
CV: 三木眞一郎
BW編62話にて、デントのイシズマイが進化した。同時に「がんせきほう」を習得。
続く63話ではサトシのガントルとタッグを組み、通信交換で進化したベルのシュバルゴ&アララギ博士のアギルダーとバトル。
終盤で2体同時の「はかいこうせん」が発射されるが、ガントルが庇ってくれたおかげでできた隙を利用し、「からをやぶる」→「がんせきほう」のコンボでアギルダーとシュバルゴを立て続けに倒した。
BW編ではベルやアララギ博士の他、主要キャラであるシューティーやカベルネともバトルし、その全てで勝利している。モブとの戦闘も含め、勝率はデントはおろかサトシやアイリスの手持ちを含めてもぶっちぎりのトップ。イワパレス強し。
その強さをもって長らく無敗記録を伸ばしていたが、ついにフウロのスワンナに負けてしまう。
それでもその試合でココロモリとケンホロウを2タテしているため、実際は勝ち越しであり、負け試合は現在でも0。やっぱりイワパレス強し。
余談
イッシュでは、野生の濃い草むらで出てくる個体は「きちょうなホネ」を所持していることがあり、18番道路にいるNPCに売ることができる。しかし、「そらをとぶ」でのアクセスが不可能な18番道路という場所や濃い草むらがかなり奥に行かないといないことから、金稼ぎという目的ではダストダスからの「でかいきんのたま」、進化石も取れる隕石組からの「すいせいのかけら」狩りに比べると圧倒的に効率が悪い。
ついでに言うと発言内容から察するに、このNPCの正体がオタク達の敵であるアイツなのもアイテムを集める気が起こらない理由になるだろう。
関連イラスト
Pixivでは特徴的な岩の代わりに、別の何かを背負わせたイラストが圧倒的に多い。
また、口のサイズや形状を勘違いして書くユーザーも多い。
これはアニメで登場するまで、顔の詳細が分かり辛いドット絵でその姿を確認するユーザーが殆どだったためである。