以下の2つの読みがあり、読みによって意味合いが異なっている。
変化(へんか)
たとえば「氷が融けて水に変化する」のような物理的状態の変化を指すこともあれば、「二人の仲は冷え切ったままで変化しない」のように心理状態を表すこともあるし、「和服の形式は奈良時代から明治期にかけて徐々に変化してきた」のように歴史的な内容を言及するさいに使われることもある。
時間という概念と密接。
変化(へんげ)
魔物あるいは精霊などが本来の姿から全く違う姿に変身すること。昔の人たちは変化のものを信じ恐れていた。
妖怪のように、見慣れた生き物とかけ離れた姿を持つ生き物のこともこう呼ぶことがある。
フェティシズム的な「変化」
石化や動物化、悪堕ちなど、キャラクターの各種状態が変化するシチュエーションを好む嗜好が存在している。
この見出しではこれを総括して記述する。
多くは、強制的に変化させられる事により、本人または周囲の者が困るなど、各種問題などが生じるという流れとなっている。
原因はファンタジー的なものである事が多く、主に現実では有り得ないような変化となるが、水虫などの身近な変化であっても、描写によってはそれっぽくなる。
対象は女の子である事が大半であり、R-18率、リョナ率も高め。
神話から子供向け作品まで幅広く用いられている表現であり、RPGなどでも状態異常として親しまれているが、特殊嗜好扱いされがちであり、地雷とされる事も多めである模様。
そのため、【固め注意】等の注意書きを設ける事が推奨されている。
一般的な作品においては主にホラー的な要素として用いられるが、ギャグ要素として用いられる事もあり、そう捉えられる事もある。
変化後の状態別の分類
※「(仮)」と付いているものは便宜上のまとめ記事であり、定着しているジャンル名では無い
- 変身/transformation/TF…他生物、人外、他人、ロボットなど、異なる姿への変化。他にも広い意味を持つ
- 状態変化…狭義には、物や食品や液体への変化、非生物的な形状への変化、石化や氷漬けなどの固め、キャラそのものの封印が該当。広義には、この見出しで扱う変化全般を意味するとの見方も見られるが、棲み分けを求める声もある
- 年齢操作…若返りや大人化など
- 性転換…女体化、男体化
- 伸縮(仮)…大きさや体格の変化のまとめ有り
- 精神変化(仮)…悪堕ちなど、精神的な変化のまとめ有り
- 欠損…体の一部が欠けるような変化。この中では珍しく、物理的な切断などが主な原因
- 粉々…石化破壊に代表されるように、体が硬質な物体の如く砕け散る変化。主に「固め」に付随
- その他：消滅 破裂 白骨化 ミイラ化
擬人化や擬獣化のように、最初からそういう姿であるとして二次創作されたような場合はここで言う「変化」には当てはまらないが、類似のタグが用いられている事も多く、区別が曖昧な所もある。
上記の性転換や年齢操作においても、擬人化的な方向での使用例が多い。
その他の分類
- シークエンス…変化の過程を何段階かに分けて表現するジャンル
