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常磐緩行線の編集履歴

2018-06-16 21:49:44 バージョン

常磐緩行線

じょうばんかんこうせん

JR東日本の路線「常磐線」のうちの運行系統の1つ。

概要

路線概要

常磐線において綾瀬駅東京都足立区)から取手駅茨城県取手市)までの各駅停車として運行される系統である。乗客への案内では「常磐線各駅停車」と呼ばれることがある。


綾瀬駅からは東京メトロ千代田線小田急線と相互直通運転を行っている。なお、常磐線の起点である日暮里駅(上野駅)から北千住駅までの各駅には常磐快速線の電車が停車する。我孫子駅から取手駅までは朝夕のみの運転となる。


1971年に綾瀬駅から我孫子駅千葉県我孫子市)までの区間が複々線化され、快速線と緩行線が分離されると同時に千代田線との相互直通運転を開始した。…が、いろいろな問題が発生し「迷惑乗り入れ」と批判されることになってしまった。


迷惑の原因については車両に起因するものは特に国鉄からJRになってからは改善しつつあるが、武蔵野線流鉄流山線から快速線に直接乗り換えることができないなど、運転系統・線路配置に起因するものは現在も根本的解決には至っていない。


更につくばエクスプレスの開業により利用者が減少しており、その影響で松戸駅は乗車人員を10万人下回り、他の駅でも柏駅新松戸駅金町駅を除き減少している。

何故、そうなったかと言うと常磐線が酒盛り電車であることの印象の悪さや緩急接続の悪さが上げられる。


なお、この特殊な運行形態で最も迷惑を被っているのが、亀有・金町である。これら二つは23区内のJR駅にも関わらずワーストレベルの交通の不便さで知られている。

まず、区内にも関わらず緩行線の元々の本数が少なく、加えて大量の本数の「綾瀬行き」が運行されるため日中は10分に1本しか止まらない。ちなみに2014年のダイヤ改正前は12分に一本ともっとひどい有様だった。

おまけに北千住で快速線に乗り換えないとJRとメトロの境界線である綾瀬を経由する事からメトロ分の運賃まで二重請求される羽目になる。止めにその北千住の緩行線(地下)⇔快速線(地上)も階層が違う事から乗り換えはかなり不便を強いられる。


その不便さは地方民が本数・乗り換え・運賃を重視して常磐沿線に引っ越すなら、東京都内の亀有や金町に住むくらいならもしかしなくても松戸駅で簡単に緩行線と快速線に乗り換え可能な隣の千葉県の松戸市以東に住んだ方が圧倒的に利便性が高いとも言われるレベルである。

都内でもこの二つの地域の土地が安いのもこの千葉県の松戸未満の交通の悪さによるもので、鉄道が走っているにも関わらず陸の孤島呼ばわりされる事も。

そのため不動産会社などではあたかも優良物件として売られる詐欺広告の筆頭土地だったりする。利用者が増えているというのもつまり…

なお金町には京成金町線も近くを走っているため亀有よりはマシな状況だが、こちらも本数は少なく単線なので不便さを解消するという面ではあまり意味をなしていない。


現在の車両

2016年3月改正により小田急電鉄の車両乗り入れが開始。小田急線内は準急急行多摩急行として運行される列車が設定されている(種別変更は東京メトロ線内に入ってから)。またJR車の小田急乗り入れも始まり、JRの車両が「急行」表示をする珍しいケースとなる。



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