概要
東京都葛飾区金町と東金町に跨がるJR東日本と京成電鉄の駅。東京都内最東端の駅。
小規模な乗換駅で、常磐快速線が通過する当駅だが、羽田空港や都営地下鉄方面なら当駅で京成金町線に乗り換えると便利(東京メトロ線方面はこのまま千代田線へ直通した方が楽)。
南口と北口にバスターミナルがあり、南口に京成バス・東武バスセントラル・都営バスほか6社局が、北口に京成バスが乗り入れる。地理的に埼玉県三郷市に近いこともあり「中乗り・前降り、運賃後払い」方式のバスが乗り入れるが、この方式のバスが発着する23区内の駅は、ここと赤羽駅・赤羽岩淵駅(国際興業バス)ぐらい。
◇南口発着の京成バス
●柴又帝釈天題経寺を経て小岩駅へ向かう【小55】
●水元公園を経て八潮駅へ向かう【金61】
●水元公園循環【金63】(土休日のみ運行)
◇東武バスセントラル
●東金町8丁目循環【金50】
●三郷駅へ向かう【金52】(中乗り・前降り)
●三郷市役所へ向かう【金54】(中乗り・前降り)
◇都営バス
●国道6号線を経て浅草寿町へ向かう【草39】(一部、青戸車庫止まりや上野松坂屋行きもある)
☆北口発着の京成バス
●南水元循環【金01】
●金町営業所への出入庫路線
●大場川水門へ向かう【金62】
金町駅(JR東日本)
JR東日本常磐線にある駅で、駅番号はJL21。当駅からJR貨物の総武本線支線(新金線)が分岐している。
常磐快速線の列車はホームを設けていないため通過し、ホームのある常磐緩行線の列車が停車する他、貨物線の線路は常磐快速線から分岐する。
常磐線沿線にあるJリーグ・柏レイソルとFC東京の対戦は通称「金町ダービー」と呼ばれている。
駅構造
島式ホーム1面2線の高架駅(盛土駅)。駅の構造上南北の移動が不便な構造となっているため、駅自体が生活通路として扱われている。そのため、改札口付近は非常に混雑している。
京成金町駅
京成金町線の終着駅で、駅番号はKS51。
当駅はJR金町駅南口を出てすぐのところにあり、乗換可能となっている。
狭小な敷地で4両編成分のホームと線路がギリギリの場所にある。
駅構造
片面ホーム1面1線の地上駅。
利用状況
利用状況比較表
JR東日本
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗車人員は51,707人である。
- 快速線通過駅では最も多く、武蔵野線との乗換駅である新松戸駅より多い。
京成電鉄
- 2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員は25,681人である。
利用状況比較表
事業者名 | JR東日本 | 京成電鉄 | |
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年度 | 乗車人員 | 乗降人員 | 乗降人員 |
2008年(平成20年)度 | 43,703人 | 87,406人 | 24,613人 |
2009年(平成21年)度 | 43,592人 | 87,184人 | 24,743人 |
2010年(平成22年)度 | 43,971人 | 87,942人 | 24,318人 |
2011年(平成23年)度 | 44,053人 | 88,106人 | 23,437人 |
2012年(平成24年)度 | 44,774人 | 89,548人 | 23,735人 |
2013年(平成25年)度 | 47,887人 | 95,774人 | 24,474人 |
2014年(平成26年)度 | 47,484人 | 94,968人 | 24,275人 |
2015年(平成27年)度 | 49,356人 | 98,712人 | 24,877人 |
2016年(平成28年)度 | 50,859人 | 101,718人 | 25,442人 |
2017年(平成29年)度 | 51,615人 | 103,230人 | 25,881人 |
2018年(平成30年)度 | 51,707人 | 103,414人 | 25,681人 |