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食玩の編集履歴

2018-08-30 14:58:32 バージョン

食玩

しょくがん

食品付き玩具の略称。

概要

主にスーパーやコンビニで売られている「おまけ付きお菓子」を指す。近年、ガシャポン等のクオリティが上昇している事もあり、「これ、本当に食玩で元が取れるのか?」と思う様な物も存在する。「お菓子の方がおまけ」と言われることも。このおまけ付きお菓子の日本での起源はグリコが行ったカードがおまけに付いてくるのが初めてらしく、歴史あるものとなっている。


カテゴリーとしては食品なので、当然のことながら賞味期限(消費期限)が存在する。それに加えて、タイアップしているアニメ特撮の放送終了近辺、オリジナル作品の場合は売れ残りが在庫を圧迫などで商品入れ替えと言う名のワゴンセール(バーゲン)が展開される事がある。コンビニでは滅多に考えられないが、賞味期限間近の場合は行われるので、諦めてはいけない。特にウエハースタイプはこの傾向か顕著(リアルタイム放送時では集めづらい&予算が足りないと考えている方は、こうしたバーゲン等を狙うと良いだろう。人気作品の場合は争奪戦も不可避であるが……)。


仕入れた側も食品ロスを防ぐ意味合いもあるのだが……需要と供給を間違えると、発売数カ月で見切り品として売られるのもファンにとっては心境が複雑なので、商品を見かけたら購入してコンテンツ流通という意味でも買い支えをして欲しい物である。


人気作品の場合、フルコンプセットがヤフオク!等で出回る場合もあるが、転売屋に関しては利用しない方が良いかもしれない。この辺りに関しては自己責任で(転売目的の購入を防ぐ為、店側で購入個数を制限する場合がある。過去にはビックリマンでも行われていた伝統の販売方法だが、近年では本当にオークションの転売目的で購入というケースもある。「良い子のみんなは真似しちゃダメだぞ!」)。また、あろうことか人気シリーズによっては模型店ホビーショップ抱き合わせセット販売が横行することもある。


それに加えてポテトチップス系でカードが袋と一緒についているタイプの物で、カード目当てで商品を買い菓子は捨てるという行為が問題になったことがある(下記の仮面ライダースナックが代表例。詳しくはWikipediaの同名項目を参照)。他にも稀にあるのだが、おまけのカードだけを会計前に抜き取る行為は窃盗に該当する為、これもやってはいけない。

(店側としては、おまけなしとして投げ売り状態で売らなければいけないので、店側にもダメージがある)


主な食玩


など


特例として


  • ペットボトル:ペットボトル飲料に、キャンペーンでグッズが付けられる場合もある。こちらに関しては「食玩」というよりも、おまけ付きのペットボトル飲料という意味合いが強い。過去には袋が透明ではなかったのだが、オークションに高額で出品(転売)されるケース等もあり、ガンダムSEED DESTINYのこれについて公正取引委員会がサントリーに行政指導する事案が発生。これが理由で透明パッケージになったらしい。

  • カップヌードル:ミニサイズの簡易ガンプラが付いた限定商品が発売されていた。当然、味にも抜かり無し。こちらの詳細は下記リンクを参照の事。


  • マシンロボ:長い間展開が止まっていたが、食玩として復活した。

  • かつて森永製菓アイスキャンデーの棒の中にプラモデルを仕込んだ「ぷらもで~る」と言う商品を販売したことも。後年のガンプラ付きハンガー(ハンガーと言っても衣文掛けの方)を見て、これを思い出したオッサンも居るかもしれない。

関連タグ

菓子 玩具 ミニプラ ウエハース


カバヤ:食玩について語る上で必ず名前が出てくる変態企業。スケールモデルを扱った「ビッグワンガム」シリーズ等が著名。軟質樹脂の耐磨耗性と粘性を上手く活かして、現在でいうABSのように利用しており、特に全盛期(90年代)の頃に発売されたトランスフォーマーシリーズや勇者シリーズエルドランシリーズ関連の食玩の技術はマニアからオーパーツと称賛されるほどの「技の1号」。一部商品は童友社からプラモデルとして発売されている。

人曰く「製菓会社の皮を被った玩具会社」。


バンダイ(キャンディ事業部):元々は菓子屋ではなかったため後発だが、現代の食玩を語る上では欠かすことのできない企業。あくまでも数百円以内にこだわるカバヤとは違い、プラモデル屋の技術を生かした数千円クラスの商品をも無理やり食玩として売る「力の2号」(『もじバケる』等の数百円で十分な商品も当然存在する)。可動だの全形態コンプだの彩色再現だの妙なこだわりを発揮し、申し訳程度のラムネ菓子を同梱して売り出す最早どっちがオマケか解らない「食玩」というカテゴリーを何か勘違いしているとしか思えないような商品を多数世に送り出し続ける変態企業。上記の装動、創動が分かりやすい例で、同社のDX玩具に相当するフィギュアであるレベルアップライダーシリーズ(LVUR)やボトルチェンジライダーシリーズ(BCR)を食わんばかりのヒット商品となっている。


森永製菓:「機動戦士ガンダム」が大人気となっていた時期に食玩で扱っていたのだが、チョコボール同梱の商品では本編登場のMSだけでなく設定だけのMSやMSVの機体(中にはガンプラですら発売されていない物もある)や武器セットを発売したり、キャラメル同梱の商品ではMAどころか誰得なサブメカまで発売する狂いっぷりを見せていた。また、キャラメル同梱の食玩商品として統一スケールの高品質な鉄道車両を扱ったシリーズも手掛けていた。


外部リンク

ガンプラ付きのカップヌードルカレーがヤバイ※ヤカン装備付き - 週刊アスキー

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