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アンチョビ(GuP)の編集履歴

2018-09-12 20:32:17 バージョン

アンチョビ(GuP)

あんちょび

アンチョビ(GuP)とは、アニメ「ガールズ&パンツァー」の登場人物。

プロフィール

本名安斎 千代美(あんざい ちよみ)
所属校アンツィオ高校
学年3年生
担当隊長
身長156cm
出身愛知県豊田市
現住所栃木県 アンツィオ高校女子寮
家族父・母・弟
誕生日9月23日
年齢17歳
血液型B型
好きな食べ物カルパッチョ
好きな教科美術
趣味恋愛小説を読むこと
日課寝る前の読書
好きな花デイジー
好きな戦車P26/40
CV吉岡麻耶

概要

アンツィオ高校隊長。

衰退していたアンツィオの戦車道を再建するために愛知県の学校からスカウトされ、履修者数が僅か数名しか残っていなかった状態から現在のチームを作り上げた過去を持つ作中屈指の苦労人。

「アンチョビ」というソウルネームはペパロニの命名。


容姿

黒リボンで結んだドリルツインテールが特徴。劇場版ではウィッグではないかと指摘されたが地毛である。

ツリ目で不敵な笑みを浮かべることが多い。

ちなみに着ているのは制服ではなく軍服。制服姿はOVAにて初お目見えとなった。

すぐそばにもっとすごいのがいる上にマントを羽織る(=身体のラインが見えにくい)制服のせいで今ひとつ目立たないが、軍服を着た際の身体のラインからすると彼女もまたなかなかの砲弾をお持ちの模様。


性格

やや男性的な口調が特徴で、隊長らしく演説のようなトークを展開して周りをまとめ上げている。

先の不敵な微笑みを浮かべるところから好戦的な印象があるが、仲間想いで対戦相手にも挑発的な態度を取らず、試合後には讃えるなど非常に優しい性格をしている。

「弱くない」を「強い」、「ベスト4」という目標を「優勝」と、端々でセリフをより上位の言い回しに訂正する場面がある。一見自信のなさを必死に鼓舞しているようにも見えるが、その他の場面での前向きっぷりを考えると、より高みを目指す向上心の表れと見るべきであろう。


漫画版ではほぼ自己主張の無いアンツィオ高校の生徒たちだが、OVAではペパロニを筆頭に大変フリーダムな連中である為、アンチョビは彼女たちをまとめるのに大変苦労している模様。とは言え、その姿は、やんちゃな妹たちに世話を焼く姉のような温かさも感じさせる。生徒たちの方も、実際にアンチョビを「ドゥーチェ(総帥)」や「姐さん」と呼んだり、彼女の窮地には危険も顧みず救援に向かおうとするなど、大変信頼しているようだ。

尤も、「戦車道のよこみち」や劇場版では「パスタの茹で加減に一家言ある所を見せる」「が言った“干しイモパスタ”に一瞬興味を引かれる」など、彼女もまたアンツィオ高校の気質に染まっている所を見せている。

「癖は強いが見所のある仲間をまとめあげ、奇策で勝利を狙う」という点で主人公西住みほとの共通点が指摘される。


プロフィールにも書いてある通り、意外にも読書を趣味としており、特に恋愛小説を読んでいる。

そのため、ドラマCD3では武部沙織が訪問した際、恋愛トークで盛り上がり収拾がつかなくなる。

なお、後述する通り漫画版ではみほを見下すなど、悪役のような性格になっており、アニメ本編とは大きく設定が異なっている。

これについて公式では「どちらもパラレルワールドとして楽しんで欲しい」としている。


「チョビ」などのアンチョビ以外の渾名や本名で呼ばれるのを嫌がっている。ちなみにアンチョビはライバルキャラの中で唯一本名が判明しているキャラでもある。


本編

大洗女子学園側からは「調子に乗られると手強い相手」と分析されていたが、あっさり(描写的に一瞬で)負けてしまった。

しかも大洗女子学園決戦時、それまで対戦して来た相手の隊長らが挨拶しに来た中、アンチョビ達だけはその出番さえも与えられなかった。そのため、本編の出番は全くないと言っていいほど少ない

が、その後、アンツィオ戦がOVA化されることが発表された。しかもその中で明らかになった試合内容はかなりの熱戦で、TVシリーズで付いてしまったかませ犬的イメージを文字通り完全に吹き飛ばした。やったねチョビ!

アンツィオ高校として、大洗優勝の祝賀会に人数分のアンチョビの缶詰(半額セールのシールが付いている)を贈っている。

小説版では、フラッグ戦ではなく殲滅戦になっている。


コミカライズ版

戦車道は勝たなければ意味が無いという考えを持ち、黒森峰女学園にいた頃の西住みほが試合を捨てて仲間を助けたことを快く思っておらず批判的である。

試合ではP40に搭乗している。さらにM11/39が追加されている。

大洗チームが親善試合の時にやった戦法で敵をおびき寄せて攻撃し、自身の戦車も丘の上からの砲撃で大洗チームを苦しめたが、回り込んでいたあんこうチームに自身の戦車が撃破される。その後、自軍のフラッグ車も撃破され敗北する。

カルパッチョという副官がいる(コミカライズ版オリジナルキャラクターだったが、OVAで登場が決定)。


OVA版

客観的に見る姿勢を持っているようで、先の大洗女子学園から見たアンツィオ高校の分析結果を一字一句違わずに言い当てている。

彼女の所属するアンツィオ高校の戦車はP40セモヴェンテM41CV33と、大洗女子の初期戦車と同等ないしそれ以下の性能の物が目立つが、それでも1回戦を(苦戦したけど)突破したあたり、戦術師としては有能なのだろう。


みほを初めとした大洗のメンバーに友好的に接しており、試合後に夕食を振る舞ったり、決勝戦では一番乗りで応援に駆けつけている。戦車道に関しても、対戦相手に正々堂々と勝負しようと語り、自分のためとはいえ無茶な行動をとって崖から転がり落ちたチームメイトを叱りつつもその身を案じている。


ちなみにアンツィオ高校の「マカロニ作戦」では戦車を立体的に描いた板や、背景とカムフラージュさせる絵を描いた板を用意している。明言はされていないが、好きな科目が美術なところからみると、それらの板の制作にはアンチョビが関わっている可能性がある。


試合では当初、カルパッチョが搭乗するセモヴェンテM41CV331両とともに行動していた。

セモヴェンテM41やCV33が描かれた偽物の看板を十字路の街道に配置させ、敵を戸惑わせる「マカロニ作戦」を実施するが、ペパロニたちが予備まで配置してしまったため、あっさりバレる。

最後は単独でいた敵フラッグ車のカメさんチームを追いかけるが、それは自身を誘い込ませるための囮であり、待ち伏せていたあんこうチームに砲撃されて敗北する。

試合後はみほ達の勝利を称え、その場で宴会を開いて親睦を深め合った。


大洗と黒森峰の決勝戦では大洗の応援に駆け付け、たくさんの応援グッズや横断幕を用意して前日の夜に一番乗りで会場入りしたまでは良かったのだが、決勝戦が始まるまで時間が余っていることを理由に宴会を始めて一晩中ドンチャン騒ぎした結果、夜が明ける頃には全員騒ぎ疲れて寝てしまい、そのまま夕方まで爆睡。

アンチョビ達が起きた時には既に決勝戦は終了して表彰式が始まっていた。一体何しに来たのやら…。


劇場版

全国大会決勝戦では上述した事情から大洗の応援をし損ねたアンチョビたちであったが、大学選抜チーム戦にはCV33に搭乗して単騎で駆けつける(ペパロニ「今度は間に合って良かったっすね~」)。しかし、2人乗りにも関わらず、カルパッチョとペパロニとともに無理矢理3人で搭乗していた。

たんぽぽ中隊に配属され、序盤からCV33の機動力を生かして偵察役として駆け回った。


ひまわり中隊を襲った謎の砲撃の正体を掴むべく、編成されたどんぐり小隊の面々とともに捜索に当たり、カール自走臼砲を発見する。

カールを倒すべく、アヒルさんチームが提案した「殺人レシーブ作戦」を実施し、継続チームが囮となって護衛のM26パーシングらを引き離した隙に、アヒルさんチームに乗って石橋からカールに向かって突撃する。この際に放ったセリフ「こっち見てるぞおおおおお〜」がかなり印象的。

アヒルさんチームがスピードを出してからタイミングを見計らって急ブレーキをかけると、アンチョビたちはCV33ごとカール目掛けて投げ飛ばされる。そしてその滑空中にカールの砲身中を狙って機銃を撃つが、全く効果なく、そのままひっくり返った状態で落っこちる(CV33だったからか、白旗判定は出なかった)。

その直後、杏から履帯を回せという指示を出される。最初は命令されるのを嫌って(というより渾名で呼ばれることに不服そうにしていたためか)この提案を渋ったが、「干し芋パスタを作ってやる」という言葉を受けてあっさり承諾して履帯を回す。そして、その上をカメさんチームのヘッツァーがカタパルトの要領で滑空し、そのままカールの砲身中に砲撃を命中させ撃破。結果的に、アンチョビたちは最大級の難敵を排除することに貢献した。


遊園地跡地に後退後は、CV33のサイズと軽さを活かしてジェットコースターのレールに上り、チーム全体のGPSの役目を務める。

敵の陽動作戦をいち早く見抜いたり、T28重戦車の出現を伝えるなど、逐一敵や味方の情報をみほ達に伝え、あんこうチームとカメさんチームが迷路に入った際には、これと連携して逃走経路や待ち伏せをサポートする。この戦術によって、みほ達は戦車を2両撃破することに成功した。

他にもカバさんチームに「マカロニ作戦」の一環としてレンガの壁などの絵が塗られた板を提供しており、これにより2両の戦車の撃破に成功する。


ところが、大学選抜陣営のルミにその存在がバレたため、上ってきたM24チャーフィーにレール上で追いかけられる。さらに前方から別のチャーフィーが現れて挟み撃ちの形となり、絶体絶命の危機に陥るが、ウサギさんチームにチャーフィーを2両とも撃破してもらい、事なきを得る。そして、下を通りかかったカモさんチームに乗せてもらい、レールから降りる。


その後、残存しているパーシングを発見し、カモさんチームから降りてパーシングの前方に回って挑発。自らを追いかけさせて釣り堀まで誘き寄せると、「T型定規作戦」(ペパロニ曰く1回も成功したことの無い作戦)を決行し、スピードと軽さを利用して釣り堀を水切りの要領で突っ切る。追ってきたパーシングは釣り堀の前でギリギリ踏み止まるが、背後からカモさんチームの砲撃を受けてッ撃破され、そのまま水没。

見事釣り堀を渡り切って歓喜するアンチョビ達だったが、直後に島田愛里寿センチュリオンに砲撃されて撃破されたのであった。

CV33のため直接の撃破は不可能であったが、結果的に6両の戦車の撃破の力になってくれた。


EDクレジットでフィアットSPA38Rに乗って帰路に着く。その際、ペパロニ、カルパッチョと並んで楽しく何かの歌を歌いながら映るカットが話題と人気を集めた。


劇場版ノベライズでは、帰りに買い食いや食材探しをするためにあえてさんふらわあ聖グロリアーナ女学院の学園艦の便乗を断り、アンツィオまで走行して帰ったことが判明する(試合会場から函館まで走行した後、プラウダ高校の船で青森まで乗せてもらい、そのまま帰路に着いたとのこと)。


後日談となるOVA『愛里寿・ウォー』でも登場。愛里寿が高校編入を検討していることをどこからか聞きつけて、カルパッチョらと共にフードワゴンを引っ張って大洗の学園艦に堂々と侵入。校門前でイタリア料理の販売を行っていた。

見学に訪れていた愛里寿をイタリア料理で釣ってアンツィオ高校に編入させようとしたが、チーズやオリーブオイルなど好き嫌いが多かったため断念。だが、すぐに立ち直って歓迎会から残念会に切り替えた。


『最終章』第1話では「天は我らに味方した」と声高らかに叫んでいたが、その真意は今のところ不明である。


リボンの武者

人物像は概ねOVA版に準じるが、勝負に対する厳しさ、抜け目の無さなど漫画版の要素も若干取り入れられている。

隊員の練度向上、およびファイトマネーおよび露店での売上による資金集めのため、積極的にタンカスロンに参戦している。とはいえ、ペパロニの「うちの戦車なら戦車道よりタンカスロンの方が向いているかもしれない」という発言には流石に腹を立てていた。


同作では彼女の出身地を、豊田市ではなく名古屋市であるとペパロニから勘違いされている。尤も、名古屋市の知名度があまりにも大きすぎるため、県外の人が「愛知県といえば名古屋市」という先入観を持ってしまうのはやむを得ないことかもしれない。


ちなみに、磯前神社奉納戦車戦において、彼女が陣取っていた山戸呉服店は、現実の大洗町でも彼女のパネルが置かれている店である。どういう経緯で服屋の2階に上がり込んだのかは謎。


リトルアーミーII

試合会場である大洗に少しだけ登場。ここでも露店を出店。山守音子土居千冬が店の前でどちらが先かを巡って諍いを起こしていると、丁度買い出しから戻って来たアンチョビは、待たせてしまった詫びとしてサービスのパスタを人数分振る舞った。

そして、自己紹介した後に2人の健闘を祈り、自然な形でいざこざを解決した。音子と千冬の喧嘩を止めたことにより、ベルウォール学園の面々から一目置かれることに。


もっとらぶらぶ作戦です!

苦労人かつポンコツな一面が強調されており、カルパッチョとペパロニを含む部下全員を大洗女子学園に去られる、彼らが捕虜として持ち帰った河嶋桃に統帥の座を乗っ取られて『桃チョビ』とあがめなければいけなくなる、金づちであるためにペパロニに鬼のような水泳訓練を受けなければならなくなるなど、散々な目にあっている。

耐えかねて家出したり、訪問してきた島田愛里寿に統帥の座をかけてレースゲームで勝負するなど(結果は敗北)、相応のプライドを持っている一面も。


関連イラスト

ドゥーチェ!アンチョビ

アンチョビ本読みドゥーチェ

印象に残る台詞センシティブな作品


関連タグ

ガールズ&パンツァー アンチョビ アンツィオ高校 ドゥーチェ

カルパッチョ(GuP) ペパロニ かませ犬 隊長組 ペパチョビ

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