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死銃の編集履歴

2018-11-22 02:56:46 バージョン

死銃

ですがん

「死銃」とは、『ソードアート・オンライン』に登場するキャラクター。「デス・ガン」と読む。

CV:保志総一朗


概要

ガンゲイル・オンライン(GGO)で起きた「銃撃されたプレイヤーが現実でも死に至る」事件の犯人。

ソードアート・オンライン作中では「ゼクシード」「薄塩たらこ」「ペイルライダー」「ギャレット」を殺害した。

武装は狙撃銃L115A3 サイレントアサシン」、拳銃の「五四式 黒星」、GGO最硬の素材である「宇宙戦艦の装甲板」を銃剣作成スキルで加工したエストックの三つを使用する。特にエストックは素材故の異常な頑丈さを誇り、GGO中のオブジェクトの殆どをあっさり溶断する光剣のエネルギー刃と打ちあってもビクともしない。

プレイヤースキルも極めて高く、GGOでのバトルロワイヤル大会「第三回バレットオブバレッツ(BoB)」ではペイルライダー、シノンへカートIIのスコープを狙撃したり、刺突剣でフォトンソード装備のキリトと渡り合うなど遠近両方の戦闘で「ファントム・バレット編」のラスボスとして相応しい活躍をした。


というよりもキャラが揃いも揃って能力やシステム面で特別性を有している中でただ一人、特殊な技能や管理者権限に頼らず「通常のプレイヤー」としてキリトを追い詰めた唯一の存在である。


フェイタル・バレットでは

下記のリンク先は本作の重大なネタバレにつき、プレイ予定の方は要注意!

世界線の違いから活動時期や展開にアレンジが入ってるものの、本作でもキリトとの激闘を繰り広げる。

……が、本作と原作には極めて大きな違いが存在する。

死銃の活動が原因でもう一つの悪夢の幕が開いてしまったことである。


ゲーム上の性能は攻撃手段が対物ライフルとソードの二択という非常にピーキーな仕様(トレードマークの死銃はイベントのみの使用)。中距離が穴なのでキリトモードでの対峙など1VS1の時は比較的御しやすいが、BoBsモードなどで乱戦になると他のプレイヤーとの戦闘中に痛烈な横槍を喰らうこともある。PvPなど自分で使う際は常に間合いを意識しよう。

また使用しているL115っぽい対物ライフルは本作最強クラスのスナイパーライフルで、純粋な威力こそヘカートⅡに劣るものの、重量やクリティカル性能などで総合力は上、ヘイトがたまりづらいというオマケまでついてくる。その分最高ランクの物を手に入れるのは至難の業で、ドロップする敵はザコ敵でこそあるが鬼のようなエイムでほぼ確実にこちらの脳天をブチ抜いて即死させてくる…というかぶっちゃけ狙撃専業な分死銃より強のであった。


関連イラスト

死銃死銃

死銃


関連タグ

ソードアート・オンライン ラフィン・コフィン ラフコフ PK ステルベン シュピーゲル ジョニー・ブラック 赤眼のザザ

フェイタル・バレット

サブキャラクターは作中設定の各記事、及び各作品の個別記事を参照。

ネタタグやカップリングはキャラクターの個別記事及び下記のカップリング一覧を参照。



正体(ネタバレ注意)





























死銃は複数犯である。

VR空間内部で銃撃を行うデスガンこと「Sterben(ステルベン)」のアバターを操るプレイヤー1名と、銃撃されたアバターのプレイヤーを銃撃を合図に現実世界で薬殺する2名で構成される。

「Sterben」のメインプレイヤー。

SAO生還者であり、当時のプレイヤーネームは「ザザ(XaXa)」。殺人ギルド「ラフィン・コフィン」の三幹部の一人「赤眼のザザ」として恐れられていた。

普段はアバター「シュピーゲル」を操る。だいたいこいつのせい。記事参照。

こちらもSAO生還者で、当時のプレイヤーネームは「ジョニー・ブラック(Johnny Black)」。

昌一と同じ元ラフコフメンバーであり、SAO時代は彼といつも行動を共にしていた。


トリック解説

上述の通り、事の真相は「GGOにダイブしているメンバーがステルベンを使ってターゲットのアバターへ銃撃し、それを合図に予めプレイヤーの住居に侵入していた現実世界の実行犯が寝ているプレイヤーにサクシニルコリンを注射して心臓麻痺に至らしめる」というものである。


Q.ターゲットの住所はどうやって手に入れたのか

A.街の中で「メタマテリアル光歪曲迷彩」というレアアイテムを使用してアバターを透明化し、BoBの景品にモデルガンを選んだプレイヤーがゲーム内で住所を入力するのを盗み見ていた。


Q.どうやって忍び込んだのか

A.作中世界では住宅の鍵の多くが電子錠に置き換わっている。父が大病院の院長であった昌一と恭二は救急目的の電子錠解除用マスターキーをくすねて使用していた。


Q.薬品をどうやって手に入れたのか

A.サクシニルコリンは筋弛緩剤、即ち医薬品でもある。すなわち上記と同じく、親の職業につけ込んで薬品を盗み犯行に利用した。


Q.なぜ毒殺だとばれなかったのか

A.サクシルニコリンは体内で分解される性質を持っているが、詳細な検査をすればすぐに事実は明らかになる。しかし事件当時、VRにダイブしたまま飲まず食わずで衰弱死するプレイヤーが散見されていた。そのため死銃の被害者もそのケースを疑われ、詳細な司法解剖がなされなかった。また遺体の腐敗や無針注射器を使っていたことで注射痕も見つからなかった


動機

「死銃」計画は恭二が言い出しっぺ。

新川家長男の昌一は虚弱体質かつSAO生還者だったので、親は彼を早々に見限り、恭二が後を継ぐ事を望んでいた。だが恭二はいじめで不登校状態になっており、成績も芳しいものではなく、現実逃避的にGGOに耽溺していった。親に黙ってプレイしていたため接続料はGGOで稼ぐしかない状況だったが、ゼクシードの「AGI(敏捷値)優先型が隆盛を極める」という嘘に恭二は騙され、バランス調整によって彼がAGI特化で育てたアバター「シュピーゲル」は接続料を稼げない程に弱体化してしまう。

恭二が元殺人プレイヤーの昌一にそのことを相談していく中でこの計画が生まれた。


顛末

昌一が操作するステルベンはターゲットのシノンを撃つことができなかったので、現実世界の犯人はもう来ないだろうと安心していた詩乃は「BoB優勝を祝いたい」とのたまう恭二を部屋に入れる。

しかし恭二の様子が一変。筋弛緩剤の入った無針注射器を片手に詩乃を脅し自分のものにしようとし、詩乃を心配して駆けつけた和人とも取っ組み合いになる。恭二は和人の胸部に注射をしたが、心電図計測用電極版に阻まれ和人を殺し損ね、更に隙を突かれ詩乃のオーディオコンポによる殴打で気絶した。

恭二の逮捕をきっかけに昌一も逮捕されたが、金本だけはサクシニルコリンの注射器を持ったまま逃亡した。


補足

  • 「Sterben(ステルベン)」とはドイツ語で「」を表す言葉であり、医師の一家に生まれた昌一はその意味を知っていて付けたものと思われる。キリトとシノンは「スティーブン(Steven,Stephen)」のスペルミスだと勘違いしていたため、物騒な名前とは露ほども考えていなかった。
  • ステルベンがターゲットを殺害する目的で銃撃する際には必ず黒星を使用するが、これは詩乃の過去を調べた恭二が「悪(=ゼクシード)を殺すのにピッタリだ」と考え選んだものである。
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