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cv:花江夏樹

概要

『ソードアート・オンライン』の登場人物。

原作では第五巻『ファントム・バレット』より登場。

苗字の読みは「新川(あらかわ)」ではなく「新川(しんかわ)」


人物

16歳(死銃事件当時)。高校一年生。

総合病院のオーナー院長の次男で、医者の卵。

長男である昌一(19)の弟で、二人兄弟。

SAOから生還した兄のことはとても尊敬しており、兄弟仲はとてもいい。

容姿

容姿は小柄(キリトより小さく詩乃と同じぐらい)でやや童顔。

髪の毛はあまり手入れをしておらず、無造作に伸ばしている。


性格

一見すると内気で大人しい、人のよさそうな性格だが、

意外と正義感が強く、同級生に恐喝されていた朝田詩乃を助けるなど、外見からは想像できない、意外な勇気を見せるところもある。


詩乃とは元同級生で仲も良く、彼女のPTSD克服のためにGGO ガンゲイル・オンライン》を紹介したのは彼。

また、詩乃に対してはかなり明確な好意を抱いている。


GGOでのアバターは銀髪の青年《シュピーゲル》。

元々MMO、ことにGGOに関しては彼女に紹介する以前から興味を持っていたようで、

最近はステータスの振り方に関して少し悩んでいた模様。

《BoB バレット・オブ・バレッツ》では予選準決勝にまで上り詰める程の腕前を持つが、

本腰を入れて受験に臨むために、現在は半引退状態。


そのため、第三回BoBへの参加は辞退しており、観戦しながらシノンの応援をすることにしている。(シノンとは朝田詩乃のアバター名)。


聞いたよ、おとといの話。大活躍だったんだって?



高校はいじめによって不登校となっており、自宅学習をへて現在は2年後の大検(高校卒業資格)を目指して予備校へ通っている。


そんな有様にもかかわらず父が通っていた有名私立大学の医学部に進学するよう約束させられており、家庭でも両親から、病院の後継者として必要以上にプレッシャーを受け続け学校にも家にも居場所がない状況に追い込まれてしまっている。


結果、彼の精神は水面下で徐々に病み始め…


ネタバレ

その正体はSAOで数多くのプレイヤーの命を奪った《Sterben》《死銃》こと新川昌一の片腕であり、死銃事件構想の発案者の1人。


片方がGGOにダイブしてアバターを銃撃し、それを合図に「現実世界にいるもう片方が、そのアバターを操作しているプレイヤーの住居に侵入し、薬品を注射して心臓麻痺に至らしめる」というもの。


その最初の標的になったのが、第2回BoB優勝者のゼクシードである。


彼はAGI最強型を唱えながら自分は別のビルドに切り替えた上、レアアイテムの力によってBoBに優勝しており、かなり多くのプレイヤーから恨まれていた様子(課金による金銭的な理由からも)。


恭二はその彼の説を元にアバターを強化していたが、

次第にアバター育成に行き詰まったと感じるようになったのをきっかけに、彼を恨むようになる。


(もっとも、第2回BoBでゼクシードに敗れたとはいえ、その後も実質ベスト3をキープし続けているランガンの鬼こと闇風ペイルライダーの存在、そしてBoB出場者より格が落ちるとはいえスクワッド・ジャム上位入賞常連のレンなどAGI特化の強者は複数いる)


彼も最初は単なる冗談で、本当に人を殺すことまでは考えていなかったようだが、

彼にとって不幸だったのは、それを「実行できてしまえる環境が整っていた」ことと、「兄が快楽殺人者と化していた」ことである。

(もしそうでなければ、せいぜいこき下ろすくらいで終わっていたかもしれない…)


そして恭二がステルベンのアバターでログインし、

ゼクシードが映っている仮想世界のモニターを銃撃したのを合図に、晶一が現実世界のゼクシードを殺害。




ゼクシード暗殺を含む最初の2件では、恭二が仮想世界で兄のアバターであるステルベンを操る役目を負っていたが、第3回BoBでは自分自身の手で詩乃を殺害・心中するために現実世界組に回った。


死銃の武器に黒星(ヘイシン)を採用したのも、詩乃が殺害した強盗が使っていた拳銃だったからという理由である。


詩乃には憧れや嫉妬、崇拝などが入り混じった屈折した愛情を抱えており、それはもはや妄執である。

(自分には無い、人間性・プレイヤーとしての強さ、

キリトたちのような心を許せる仲間たちの存在、彼女が唯一の心の支えであることなどが挙げられる。)

彼女のトラウマとなっている過去に対しても「悪を成敗したヒーロー」だと考えており、

ふたりの考え方はあまりにもかけ離れていた…


彼はBoB本戦前に詩乃に告白したが、

彼女は過去のトラウマの事で他のことが考えられない状態であり、心の整理がつかなかったため、「BoBが終わるまで待っててくれる?」と答え、対する彼は笑顔で頷いた。

当初は彼に恋愛感情を抱いていなかった彼女も、告白されてからは少し意識し始めたような節も見られた。


が、しかし、その感情は、次第に現れる彼の狂気によって、恐怖へと変わっていった…アサダサンアサダサンアサダサンアサダサン…‼︎


キリトに対しては、かなりの嫌悪感を示しており、これは彼の誤解によって引き起こされるものなのだが、余りの往生際の悪さ故に遂には詩乃からも煙たがられるようになってしまい、その点では自業自得と言わざるを得ない。(もっとも、自分たちが死銃事件を起こさなければ、そもそもキリトとシノンが出会うこともなかったはずなので、その辺も自業自得である。)


キリトと共に優勝しログアウトして戻ってきた詩乃の自宅に「お祝い」と称したケーキを持って現れ、再び彼女に想いを伝えるが、上記の「悪を成敗したヒーロー」という恭二の中の詩乃の理想像と、詩乃自身の自分のありたいと思う姿があまりにも異なっていたことから、今度こそ完全に失恋。


キリトがシノンを洞窟で慰める映像を見てしまったこともあって嫉妬心を露わにし、無理心中目的で狂気じみた表情を浮かべて襲いかかるが、覚悟を決めた詩乃の予想以上に激しい抵抗を受ける。


ステルベンが医療用語であったこと知り、「死銃=医療に関わりのある人物」と考え、医者の息子の友人に連絡を取ると言っていた詩乃を心配して様子を見に来た和人(キリトのリアルでの姿)によって阻止され、取っ組み合いの末に詩乃にステレオ機器でぶん殴られて昏倒し、警察に逮捕された。


逮捕後の取り調べでは完全黙秘し、医療少年院に収容された。半年分の料金未払いによってシュピーゲルのアバターが消滅してからは、少しずつではあるが、現実と向き合おうとしていることが、アリシゼーション編で明かされている。



大切な友人であった彼が、犯行グループの一人であったこと、その彼から暴行を受けたことは詩乃に大きなショックを与えた。

自分のことばかりに囚われず、彼の精神的な負担にも気付いて相談に乗ってあげていれば、彼は道を踏み外さずに済んだかもしれないと詩乃を後悔させ、後味の悪い結末となった。


彼女に新たな傷を与えたのも彼であるが、新たな出会いを与えたのも彼であることは何とも皮肉なものである。


ヒロインにVRMMOを紹介する

ヒロインに好意を持っている

物語途中で告白するが、答えを貰えない」等は

ALO編のレコンを思わせるが、直葉(リーファ)と良好な関係を続けているレコンとは、真逆の末路を迎える事になった。


もし彼が犯罪に走らずに、現実と「きちんと」向き合っていれば、彼が詩乃と恋仲になるような未来もありえたかもしれない。


*ゲーム版

ホロウ・リアリゼーション」より登場。アバター名は《リヒター》。

原作と異なり詩乃が2024年12月という時期にSAOに囚われたせいか、図書館にて詩乃と知り合う。

こちらでも詩乃への妄執は健在であり、彼女をキリトたちから引き離すことを目論みSAOを共に潜り抜けてなおキリトたちにもいえなかったその過去を勝手にカミングアウトする

結局は仲間たちとの絆を強めるだけに終わり、彼自身は改心した…ように見えて、明後日の方向に心機一転してしまった。

違う、そうじゃない


リヒター系イベントの終盤では別人がログインしてきたようで、キリトの事を知っている節がある。

おそらく、新川兄の可能性が高い。


そしていよいよGGOが舞台となるフェイタル・バレットでは、シノンがこれまでの経験ですでに精神的成長をすませていたことと前作での蛮行が祟り、彼女にきっぱりと拒絶されてしまう

更にはプレイヤーの分身にまでキリトの取り巻き、シノンにまとわりつく悪い蟲認定して露骨に敵意を向けてくる始末。

最終的には原作と同様の末路を辿る。


余談

死銃達に共通して言えることは、皆現実世界に希望を見いだせず、仮想世界に異常にのめりこんでしまっていたということである。

そして現実がますます希薄になり、さらに仮想世界に依存するという悪循環に陥ってしまっていた。

もし彼らが現実と、他人と、あるいは、自分自身ともっときちんと向き合っていれば事態は大きく変わっていたはずである。


キリトやシノン達も、一歩間違えば彼らのようになってしまっていたかもしれない。


新川兄弟の両親の「エリートコースから外れたために見捨てる」という昌一への態度と、「本人の適性や意向を無視して進路を決め、過度なプレッシャーを与える」という恭二への態度は、七巻に登場したアスナの母、京子をどこか彷彿とさせるものがある。


キリト達と死銃達の運命を分けてしまったのは、手を差し伸べてくれる人間が誰もいなかったこと、純粋な不幸によるものであろう。

自分達の抱える闇について、理解と共感を持って向き合ってくれる存在が、兄弟しか居なかったことである。


恭二を家の道具、単なる跡取りとしか見ていなかったり、兄の昌一に至っては、病弱故に後継者たり得ないと見放し、小遣いだけ与えてあとは何もしないネグレクト紛いなことをしたりなど、もはや児童虐待といって差し支えない程の、思いやりを欠いた極端かつ杜撰(ずさん)な教育は、彼らを歪ませた最大の原因といえる。


互いに兄弟以外誰一人、心を開ける相手が居ない中、晶一はデスゲームと化したSAOで殺人ギルドと出会ってしまい、恭二は唯一心を許せる兄、SAO事件を通して殺人に存在意義と誇りを見出してしまった兄の影響を受けてしまったことによる、悲惨かつ狭い人間関係、歪んだプライドに囚われた彼らを止めてくれる者が周囲には誰もいなかったことが更に悲劇を生んだ。


その意味では、他者への思いやりを欠いていた彼らの周囲の人間が、死銃のような殺人鬼を生み育んでしまったと言っても過言ではない。


なお、この事件に対する新川兄弟の両親の反応は不明だが、実名報道はされないとはいえ、これだけの大事件を息子たちが起こした以上、家の没落を始めとする社会的な身の破滅に見舞われるのは確実であろう。


親から受け継いだ医学の知識を犯罪に利用するなど、明らかに育ての親を冒涜するような行為に出ているが、先に子供たちのことを冒涜していたのは父母らの方であることから、彼らに息子たちを責める資格は無いと言わざるをえず、これに関しても自業自得と言える。


死銃達もそうした温かい心を持った人間が身近に居てくれれば、

あるいはキリト達ともっと違う形で出会えていれば、別の未来を選べていたのかもしれない。


また新川兄とは違って彼自身は同情の余地が多いため、ヤンデレぶりをネタにしたりストーカーまがいの行動を嫌悪する人がいる一方、二次創作では逆に優遇されているケースも目立つ。実際原作においては事件後に更生しているようなので、一連のヤンデレ的な一部の行動はキリトの嚙ませ犬にするためにそういう設定にされてしまった感が否めないのもあるかもしれない。


更なる余談

この時の「アサダサン」を連呼して襲いかかるヤンデレぶりがよくネタにされている。というかpixivに上がっているイラストもほとんどがこれをネタにしているものである。

何なら担当声優の花江夏樹氏も恭二のキャラを気に入ったらしく、アフレコの際ノリノリで演技していたそうな。またTwitter、YouTubeチャンネル内でも上記の台詞や恭二の表情をネタにしている。とはいえ、流石に自分でも気持ち悪いとは思ったらしい。

6:30頃~。SAOとは無関係のゲームではあるが、似たようなストーカーキャラが登場する際、彼について触れる一幕が。


関連タグ

SAO/ソードアート・オンライン/ラフィン・コフィン/ラフコフ/PK/ステルベン シュピーゲル/ジョニー・ブラック/赤眼のザザ

フェイタル・バレット/哀しき悪役


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