ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

18号の編集履歴

2019-05-18 05:30:13 バージョン

18号

じゅうはちごう

鳥山明の漫画『ドラゴンボール』の登場人物。

概要

CV:伊藤美紀


漫画『ドラゴンボール』に登場するキャラクター。


ドクター・ゲロによって作り出された人造人間

人間をベースに改造手術されたバイオタイプ(サイボーグ)の個体。

また人造人間セルを成長・進化させるための素材でもある。


同じく人造人間である17号は双子の弟にあたる。

後にクリリンと結婚し、一人娘のマーロンを設けた。


本名は原作では明かされなかったが『DRAGONBALLフルカラー人造人間・セル編』第6巻においてラズリという名前が明らかになった。因みに弟・17号の本名は「ラピス」で、二人合わせて由来は宝石の「ラピスラズリ」から来ている。


人物像

切れ長のツリ目から覗く青い瞳と、金髪のストレートヘアーが印象的なクールな顔立ち。

スリーサイズはVジャンプ調べによるとバスト84cm(Cカップ)ウエスト58cm ヒップ83cm…とのこと。改造の影響で、時代が進んでも外見は若々しくあまり変わらない。


性格はクールかつ好戦的で、粗暴な言動を用いる。未来の彼女たちは特に残虐さが顕著であり、未来世界の人間のほとんどを虐殺している。対し現代の彼女たちは歴史の改変の影響かずいぶんと角が取れており、「挑まれれば迎え撃つ」程度で必要以上に相手を傷つけるようなことには興味を示すことはなかった(劇中現代の彼女たちが自発的に殺害したのはドクター・ゲロのみ)。

一方で女性らしく衣類にこだわる描写もあり、戦いで服がボロボロになり不機嫌そうにしたり、田舎の店の衣類のセンスに辛辣な言葉を吐き捨てている。その他、髪をかき上げる癖がある。

開発者のドクター・ゲロのことは「自分たちを勝手に改造した張本人」と嫌っており彼の言うことを一切聞かず、現代・未来共に逆に彼を破壊(殺害)している。


クリリンとの結婚後は、一見高圧的な言動で尻に敷いているかにおもわれるが、娘や夫に対する細やかな心配りをみせるなど良妻賢母ぶりを垣間見せる。加えて、一般人として時勢を享受し、天下一武道会では決勝戦で対戦したミスター・サタンに対し「わざと負けてやる代わりに賞金の倍額を譲渡しろ」と提案するなど世渡り上手な側面もある。


戦闘力

最終形態より更に戦闘力の高いメカフリーザを軽々と倒す実力を持つトランクスさえ敵わない強力な戦闘力を持つのに加え、体内には「永久エネルギー炉」を持っており自身の持つ力が尽きることが無く、生身の人間のように息切れなどを起こすことがない。その出来は人造人間の中でも最高クラスで、出力も非常に高い。同時に暴走した際の最終手段としてゲロにより体内に自爆装置が備え付けられていたらしいが、後にドラゴンボールの願いにより除去された。


体も非常に頑強で、トランクスの剣に斬りつけられた際には逆に剣を刃毀れさせ、超サイヤ人ベジータのボディブローを見舞った際にも涼しい顔のまま動じることはなかった。


「永久エネルギー炉」によりスタミナは無尽蔵なので、どれだけ動いても体力が落ちることがなく、戦闘力が同じぐらいの者と戦う時は有利に働くため、17号や18号はベジータやピッコロと戦った時はスタミナ面で優勢に立つ場面が作中で描かれている。


こうした体の構造は弟の17号もほぼ共通しているが、女性ということもあり力は18号のほうがやや劣るとのこと。ただし、これを踏まえた上でもその力は十分に脅威であり、本編を通して女性の中では最強クラスの戦士といえる。


活躍

人造人間編

起動された当時、自分達を勝手に人造人間へと改造したドクター・ゲロを激しく恨んでおり、17号共々ゲロの言うことを全く聞かずに緊急停止され、長らく研究所で格納状態にあった。


後に自らを改造し「人造人間20号」となったゲロだが、ベジータに19号を破壊され、自身も窮地に陥り、奥の手として止むを得ず17号・18号両名を起動する。ゲロは二人を眠らせている間に命令を聞くように調整を加えたらしいが結局変わっておらず、はじめはゲロに対して丁寧に接するように見せかけ直ぐ様彼を裏切りコントローラーを破壊。更にはゲロを殺害後、同じく格納されていた16号を起動させる。


その後、ゲロの後を追っていたベジータたちZ戦士と遭遇するが、当時の戦士たちの中でもずば抜けて高い実力者であるベジータを「大した事ない」とあしらい、他の戦士たちもあっという間に撃沈してしまう。


唯一、足が竦んでいたクリリンに対してはからかうように頬にキスして逃し、3体の人造人間は共にプログラムされていた「孫悟空抹殺」を当面の目標に、行く先々で強奪や破壊を行いながら気ままな旅をして過ごす。


しかし、突如現れた未来の人造人間・セルにより状況は一変。彼が完全体となるためには17号と18号の肉体が求められ、襲撃される。はじめ17号が不意を突かれて吸収され、18号も16号やクリリンに何度か窮地を救われるものの、最後は完全体セルに興味を持ったベジータの差し金で結局吸収されてしまう。


完全に吸収されてしまったかと思いきや、セルゲームの際、孫悟飯の攻撃によりセルの口からそのままの状態で吐き出され生還。戦いの終結後、クリリンらに連れられ神様の宮殿で目を覚ます。


18号に対して情が芽生えていたクリリンは、神龍への願いで18号の体内にあった爆弾を取り除いて貰い、彼女の弟である17号も復活させる。18号はこうしたクリリンの心配りに対し悪態をつくが、最後は「またな」と告げ姿を消した。


未来世界の18号

未来トランクスの暮らす「心臓病で悟空が死んだ未来の世界」では、悟空の死後に17号と共に突如として現れ、その圧倒的な戦闘力Z戦士たちを次々と葬り去るとともに、ゲームのように破壊と殺戮を繰り返し絶望的な世界を作り上げる。その結果、未来の戦士であるトランクスが過去へ旅立つキッカケとなった。

現代と異なり性格は17号共々残忍な性格になっており、戦闘力も現代の18号よりも弱い。


その後はトランクスによって倒されるが、ここでも歴史が二通りに分岐しており、一方の次元ではトランクスがゲロの研究所を突き止めてコントローラによる操作で破壊し、もう一方では過去にタイムスリップしたトランクスが修行により人造人間を倒すまでの実力を体得し(先の人造人間編での出来事)、帰還した彼に一瞬で粉々に破壊された。


なお、前者の次元で誕生したセルが、トランクスを殺害しタイムマシンを奪い、17号と18号の生存する過去の世界へ旅立ち、本編にて完全体へと成長を遂げる。


魔人ブウ編

クリリンとの結婚後は彼の住むカメハウスで暮らしており、彼との間に娘のマーロンを授かっている。


悟飯から、セルとの戦いから7年ぶりに開催される天下一武道会の話とその賞金金額を聞き、夫婦揃って出場することを提案。当然ながら、人造人間ゆえにその常人離れした実力で予選を軽々と通過。途中、バビディ一味とそれを追う東の界王神、そして彼に協力しようと多くのZ戦士が試合を放棄したこともあり、ついには決勝戦まで進出。決勝戦では孫悟天トランクスが扮したマイティマスクとの接戦となり、互角に戦うも超サイヤ人に変身され押されかけるが、正体を見破り失格にし、ミスター・サタンとの戦いになるもミスター・サタンの面子を守るために八百長試合を持ちかけ、わざと負ける代わりに、後日、優勝賞金の倍額の金を譲渡させた。


武道会終了後はベジータに殺された人々を生き返させるべく、ブルマ達のドラゴンボール集めに同行する。魔人ブウが復活して以降は、その脅威から逃れるために神の宮殿へ避難する。しかし、精神と時の部屋から一人脱出したブウによって仲間達共々チョコレートにされて食い殺される。


後にナメック星のドラゴンボールの願いにより他の地球人たちと同じく生き返り、悟空の元気玉に協力した。それから10年後の最終回では親子で天下一武道会の観戦に訪れた。容姿はあまり変わっていないが、髪や服装は年相応なものになっている。


結婚の経緯については作者である鳥山氏がもともと恋愛描写を苦手としていたため、ざっくりと省略したため作中では描かれていない。


劇場版『超戦士撃破!!勝つのはオレだ

先の天下一武道会で約束した通り、サタンの下に八百長の報奨金の受取(ユスリ)に訪れるが、その最中にサタンの幼馴染・ジャガーの付き人・メンメンが割って入り、サタンに彼の作ったバイオ戦士と対戦するように強要する。用事を早く済ませたい18号は自らその戦いに加担し、ジャガーのバイオ戦士を軽々と打ちのめすが、その内の一体であるバイオブロリーに苦戦を強いられる。


ドラゴンボールGT

原作最終回からさらに5年が経過しているが風貌自体は変わらず、衣装は落ち着いた婦人服を着用している。


他の地球人たちと同じくベビーに操られ、クリリンにツフル星移住計画の順番待ちをさせていたが、結局地球に残留することになり立腹し、買い物に従わせて荷物を全部持たせるなど、完全に尻に敷いている姿が描かれた。


一方で超17号編では、地獄のドクター・ゲロ達に洗脳された17号により目の前でクリリンを殺され、その場に泣き崩れる。同時に実の弟に対し激しい怒りを露わにし、全盛期さながらの気迫で挑みかかるも、パワーアップした17号には叶わず重傷を負う。その際死んだクリリンに今までの自身の思いを伝えた。その後、悟空と協力して超17号を倒した。


最終回のクリリンの台詞によると、時折彼と組み手をしていた模様。


ドラゴンボール超

魔人ブウとの戦いから4年後のある日。ブルマの誕生日パーティーに招待されビンゴの景品目当てで夫婦揃って参加。しかし会場内で突如破壊神ビルスが暴れだしピッコロ天津飯と共に止めに入るもあっさりやられてしまう。その後ビルスは悟空の手によってビルスは落ち着き、仲間達と共にパーティの続きを楽しんだ。

復活の「F」』編ではフリーザ軍に戦いを挑みに行くクリリンの頭を剃髪し、クリリンよりも強い為、自身も戦いに参加しようとするが、止められ一人戦いに向かうクリリンに惚れ直した。


その後も『破壊神シャンパ編』では夫婦で試合を観戦しに行ったり『“未来”トランクス編』ではクリリンと共に、未来から再びやってきたトランクスを未来の自分を踏まえたブラックジョークを入れながらも温かく迎え入れたり、トランクスとマイが帰還する際も温かい言葉を送り見送るなどクリリンの良き妻として登場している。


また68話の神龍への願いを決める話ではクリリンが自分とマーロンがほしがっているものを贈ってくれる半面、自分は特に要求してくるものがないことを気にして、逆に彼に何かをプレゼントしようと考え、クリリンのほしい物を聞くのに神龍への願いを使おうとした。また同じく神龍の願いを望むトランクスと悟天に「小さいうちからお願いすればなんでも手に入ると思うのは教育上良くない」と諫めたり(自分も神龍の願いに頼ろうとしていた流れから「お前が言うな」とツッコミが入りそうなシーンに見えるが、彼女はクリリンのほしいものを聞こうとしただけで、プレゼント自体は自分で用意しようとしていた点がトランクスたちと異なる)、熱を出したものの病院でも治療できなかったパンの治療のために神龍への願いを悟飯に譲るなど良妻賢母らしい面が見られた。


『ドラゴンボール超』第83話「第7宇宙代表チームを結成せよ! 最強の10人は誰だ!?」では、孫悟飯により「人造人間17号と人造人間18号の2人は元は人間で、細胞レベルで超人に改造してあるだけ」と語られた。


宇宙サバイバル編』では夫のクリリンや双子の17号らと共に第七宇宙の選抜メンバー10人の中の一人として参加する。


パニックを防ぐためとはいえ「敗北したら宇宙が消滅する」という重要な事実を報せないままスカウトしようとする悟空たちに疑いの目を向けるが、悟空たちにごまかされ、一旦は矛を収めることにした。

その後真相が発覚し案の定悶着となるが、ブルマが実際に賞金を出すと名乗りを上げたことで出場辞退は回避された。


力の大会では、単独で第9宇宙の代表戦士ソレルを、第11宇宙の代表戦士タッパーとココットを倒し、続いて17号との連携で第2宇宙の代表戦士リブリアンと第3宇宙の代表戦士ビアラを連続して倒すといった活躍を見せるが、第3宇宙の合体戦士アニラーザによって場外から落ちかけた17号を身を挺してまで救い、その代わりに自らが場外へと落ちて脱落した。


関連動画

18号VSベジータ

※カテゴリ:Toei Animation JP さんのおすすめ動画

17号から「永久エネルギー式人造人間」の優位性を説明される18号

※カテゴリ:Toei Animation JP さんのおすすめ動画

リブリアンを撃破する18号

※カテゴリ:Toei Animation JP さんのおすすめ動画


関連イラスト

肩乗り18号18号

18号18号さん(13.06.30)

18号センシティブな作品


別表記

人造人間18号 ラズリ


関連タグ

ドラゴンボール ドラゴンボールZ 人造人間(ドラゴンボール)

クリリン クリリンの嫁 マーロン

ドクター・ゲロ 17号(ラピス) 16号 セル

ブルマ チチ 亀仙人 Z戦士

クリパチ ラピスラズリ

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました