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ビタミンの編集履歴

2020-04-12 20:08:50 バージョン

ビタミン

びたみん

栄養素の一種。体内では生合成できないが、微量でも身体代謝その他の生理作用に重要な働きがある有機化合物の総称。

概要

ビタミンは、体内では合成できないが、微量でも身体代謝その他の生理作用に重要な働きがある有機化合物の総称である。

体内で生産することができず、様々な食べ物を食べることで体外から摂取する必要がある。

不足すると欠乏症を起こし、病気成長障害が起こる。欠乏症で有名なものとしては、ビタミンCの不足による壊血病ビタミンB1の不足による脚気などがある。

水溶性と脂溶性に大別される。


主なビタミン

水溶性ビタミン

余った水溶性ビタミンは尿から排泄されるため、過剰症は無いとされている。


脂溶性ビタミン

脂溶性ビタミンは簡単には排泄されないため、欠乏症だけでなく、摂り過ぎによる過剰症にも注意する必要がある。重篤な副作用をもたらすこともあるので、特にサプリメントを服用している人は注意。

  • ビタミンA(レチノール)-のビタミン。不足すると暗いところで物がよく見えなくなる「夜盲症トリ目とり目)」という状態に陥り、最悪の場合は失明することもある。抗酸化作用もある。動物肝臓レバー)やうなぎなどに多く含まれる。過剰症の事例が比較的多いビタミンであり、サプリメント以外にも一部の魚やクジラなどの肝臓などを食べると一発で過剰症(激しい頭痛の後、全身の皮膚がはがれ落ちる)に陥ることがありうる。
    • プロビタミンA - 動物体内でビタミンAに変換される物質の総称。植物の色素であるカロテンカロチン)が代表的。人参かぼちゃなどの緑黄色野菜に多く含まれる。人体内では脂肪組織などに蓄積される(人体の脂肪が黄色いのはカロテンの色である)。必要なときだけビタミンAに変換されるので過剰症は起こりにくい。
  • ビタミンDカルシフェロール) - カルシウムリンの吸収を助け、を丈夫にする。筋肉活動を助ける。不足すると骨折しやすくなったり、赤ちゃんではくる病の原因になる。また、逆に過剰摂取すると腎臓に障害を起こす。
  • ビタミンE(トコフェロール) - 過酸化脂質を抑え、老化現象を遅らせる。動脈硬化を防ぐ。食品に添加する酸化防止剤としてもよく用いられる。
  • ビタミンK - 血液凝固や凝固抑制にバランスよく働く。カルシウムの代謝に関与し、を丈夫にする。

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