概要
GGGはメディアミックス作品『勇者王ガオガイガー』に登場する防衛組織『ガッツィ・ジオイド・ガード』及び後継組織『ガッツィ・ギャラクシー・ガード』『ガッツィ・グローバル・ガード』の略称。
この項目ではこれらも追記する。
発足経緯
地球外知性体エクストラ・インテリジェンス認定ナンバー一号『EI-01』が東京都付近に墜落し、卯都木命の両親を含む多数の死傷者を出し、その追跡を振り切り雲隠れしたのを期にG計画を発足。
内閣府調査機関インティミタブル・ディフェンダー・ファイヴ(ID5)を母体にそのメンバーと血縁関係者を中心に構成される。
ガッツィ・ジオイド・ガード
『勇気ある地球生命圏の守護者』又は『地球防衛勇者隊』。表向きは科学技術庁の傘下である宇宙開発公団の下部組織と位置付けられているが、有事の際は警察や消防、自衛隊の権限以上の行使を繰り出せる。防衛と言う便宜状、攻撃力の高い武器を極力持たず、人類の叡智を以て対処する。拠点は宇宙開発公団タワー内から水深80m下にあるベイタワー基地。
全体としては長官の下に予算調整の会計課、前線管轄担当の参謀部に実力行使を行う機動部隊、整備と点検を行う整備部、情報収集、護衛任務の諜報部と後方支援のR&D(研究開発部)の下に、勇者ロボの開発、隊員の治療、敵の生態、分析を行う研究部に分割される。
機界文明の先発隊を退けたものの、本隊である機界31原種の第一陣とのGアイランドでの交戦によりタワー基地内にあった残存戦力の大部分を潰され壊滅状態に至るが、中央部分を構成するヘキサゴンはGSブースターで大気圏外に脱出し、衛星軌道上のオービットベースへ難を逃れた。
ガッツィ・ジオイド・ガード構成メンバー
メインメンバー
大河幸太郎 GGG初代長官。元ID5ゴールドタイガー。後に職を返還される形で3代目に就任。地球圏帰還後は二つのGGGを統括する特務長官に就任。
火麻激 GGG初代参謀。元ID5シルバーピューマ。
獅子王麗雄 GGG初代エグゼブティブスーパーバイザー。元ID5支援者Mr.Lその人。
猿頭寺耕助 GGGオペレーターチーフ。元ID5メンバー、ブルーモンキーの遺児。
牛山一男 GGG整備部オペレーター。
スワン・ホワイト GGGR&Dオペレーター。原種大戦後はアメリカGGGに転属。
卯都木命 GGG機動部隊オペレーター。
獅子王凱 GGG機動部隊隊長。地球圏帰還後ギャラクシーガード長官代理も兼任し、大河帰還後は正式に長官に就任。
天海護 GGG特別隊員。後に少年GGG隊の中核になる。高校生の時からグローバル・ガード機動部隊隊長として正式入隊。
GGG機動部隊
ピギー
GGG諜報部
ガッツィ・ギャラクシー・ガード
3体の原種が出現した事により国連緊急会議の即時締結によって再編された後継組織。『勇気ある銀河生命圏の守護者』又は『宇宙防衛勇者隊』。旧体制のGGG隊員を中心に世界中の国家組織の優秀な人材、ゾンダー事件で関わった人物で構成される。全体の組織構成は以前と然程変わらない。
前者が秘密組織だったのに対してこちらは国連直属の機関としている(軌道上に基地が存在しているので秘密に出来ないから)。緊急時に上層部が不在の場合、国連事務総長ロゼ・アプロヴァールの指揮下に入る。
市井でも公に出来ない情報も当然収集されており、ソムニウム一族の実体やアルジャーノン事件の真実もある程度把握されている(後者は国連下部組織が引き起こした人災に等しく、公表できない為)。
2007年に起こった宇宙収縮現象から主要メンバーらが三重連太陽系へ赴き、反乱罪で待機組を含めて永久追放及び拘束されるも、護と幾巳の2人が満身創痍ながら帰還。詳細に真実を語った事でザ・パワーの影響で壊滅寸前の打撃を受けた世界の混乱と復興の最中、2年の期間を要したが放免される。
2012年にはガッツィ・グローバル・ガードの設立に伴い、役割を明け渡し事実上の活動停止に。
だが2017年に帰還した獅子王凱の証言でメンバーの生存が明確になってからは、長官職は幸太郎に返還された。
但し本人が職務を遂行出来ない現状を鑑みて、凱を長官代理として再始動する事になる。
ガッツィ・ギャラクシー・ガード構成メンバー
※ガッツィ・ジオイド・ガードからのメンバーを除く
獅子王雷牙 GGGオービットベース・セカンドオーダールーム長。原種大戦後はアメリカGGGに転属。
スタリオン・ホワイト GGGセカンドオーダールーム。アマテラス、ヒルメ担当。後に古巣のアメリカGGGに転属。
犬吠埼実 同室内、スサノオ、タケハヤ担当。
野崎通 同室内、イザナギ、ツクヨミ担当。
平田昭子 同室内、カナヤゴ担当。
人事異動、他
八木沼範行 GGG2代目長官。天下り官僚で、先任と異なりスローペース。
パピヨン・ノワール GGGフランス技研からスワンの後任。
高之橋両輔 雷牙の後任である三代目スーパーバイザー兼R&D部長。グローバル・ガード設立後は御殿山科学センター所長に復帰。
楊龍里(ヤン・ロンリー)メインメンバー地球圏追放後は一時的に長官代理に就任。後にグローバル・ガード設立時に4代目スーパーバイザーとして参加する。
アルエット・ポミエ バイオネットから救出された少女。ガオファイガープロジェクトの一翼を担う。とある事件で記憶を無くすも、10年後に拉致事件で取り戻し、R&Dからグローバルガード機動部隊次席に正式配属される。拉致事件より救出されて以降、戒道の事を気に入ってしまう。ちなみに拉致事件の時に15歳の少女であるアルエットが年上である20歳の護に向かって『坊や』呼ばわりして凹ませていた………
GGG機動部隊
GGG整備部
カーペンターズ
GGGマイク部隊
ガッツィ・グローバル・ガード
国連事総長のロゼが、二期10年の任期を終える総決算として、2010年に起こった木星の異変『インビジブル・バースト』に際して『GGG』の残った人員、施設、装備を取り込み編成させた『国連防衛勇者隊』の略称。
劇中でも殆どの人物が勘違いしていたが、実はガッツィ・ギャラクシー・ガードとは別の組織。ロゼが阿嘉松からの強い要望に応えた形である。
旧GGG再始動後はエンブレムの色に因んでギャラクシーを「GGGグリーン」、グローバルを「GGGブルー」として区別される事となった。
㈲アカマツ工業など一部の一般起業からも出向や編入に組み込まれ、少年GGG隊からもメンバー入りが果たされている。
ガッツィ・グローバル・ガード陣営構成メンバー
※一般人となった元少年GGG隊のメンバーも含む
戒道幾巳 赤の星の生体兵器アルマ。中学生の時に少年GGG隊に所属。高校生の時から機動部隊副隊長として正式入隊する。
初野華 護の友人。少年GGG隊に所属。高校卒業後にGGGへ入隊し、機動部隊オペレーター次席から首席に。
牛山末男 護の友人で一男と次男の弟。少年GGG隊に所属。後に整備部オペレーター次席に。
阿嘉松滋 雷牙の息子で、ルネの異母兄。㈲アカマツ工業社長で、マリンレフュージ基地所長。後にロゼ・アプロヴァール事務総長や楊龍里博士などの推薦によりGGG長官に就任する。
初野あやめ 初野華の従姉妹。高校卒業後、オービットベースに勤務。機動部隊オペレーター。後に牛山次男と結ばれ長男『一』を儲ける。
牛山次男 一男の弟で末男の兄。蛍汰と火乃紀の友人。あやめと同じく卒業後にオービットベースに勤務。整備部オペレーター。後にあやめと結ばれる。
山じい ㈲アカマツ工業から出向。諜報部主任オペレーター。腰痛持ちであり、次席に回す場合が多々ある。
府中律子 ㈲アカマツ工業からの一時出向。R&Dオペレーター。
彩火乃紀 GGG研究部所属。生体医工学者。後に律子から引き継ぎR&Dオペレーターに。デュアルカインドだったため、戒道負傷時は彼の代わりにガオガイゴーのヘッドダイバーとして搭乗。後に蒼斧蛍汰がGGGに加入後は場合により覚醒人V2のヘッドダイバーも兼任することになる。
蒼斧蛍汰 覚醒人V2専属ヘッドダイバー。覇界ボルフォッグとの戦闘を機に、阿嘉松長官の誘いを受け、GGG機動部隊隊員に転職することになる。
鷲ノ宮・ポーヴル・カムイ 諜報部次席オペレーター。山じいの代わりに勤める事がある。元々はモーディワープに所属していたが、兄が木星決戦時に戦死したのを契機に参加。
タマラ・ゴーゴリ GGG研究部所属。次席オペレーターで火乃紀の同僚。
アーチン・プリックル GGG二代目参謀。火麻とは米軍時代からの戦友。ベターマンに登場したカクタス・プリックルの実兄で、阿嘉松とはそれ以来の知人。実は筋肉マニアで火麻とは米軍時代からお互いの筋肉の良さを競い合っていた。
菊帆エイル ジオイド・ガード時代からの古参。隊員食堂『オービット亭』の女将だったが…
阿嘉松紗孔羅 阿嘉松長官の娘で阿嘉松長官が治療のために個人的な理由でGGGオービットベースに連れてきたため、正式なメンバーではない。だが意識不明の状態の中でもリミピッド・チャンネルの導きによる未来予知で異変などを前もって知ることが出来る。
GGG機動部隊
日龍
月龍
木星圏観測衛星
宙龍