「青二才……誰が青二才だとぉ!?怒り爆発!!」
CV:矢尾一樹
概要
カクレンジャー6番目の戦士。三神将(無敵将軍・隠大将軍・ツバサマル)の弟子。
戦隊史上で初めての人間態を持たない戦士、そして巨大戦で自ら巨大化して戦う戦士である。
武器は背中に背負った刀『ニンジャソード』で、通常時や巨大化した時はそれを使って戦う。
見た目は忍者を模したロボットのようであり、ニンジャブルーより青がかった色を基本とし、手足や胸などを黒と金のフチできめている。その様な姿だが、食べ物を食べたりくしゃみをしたり寝るなど、人間と変わらない生活をしている。
その昔、(老婆に化けた)妖怪大魔王の「妖怪達が人間に化けて襲ってくる」という嘘に騙されて人間を傷付けてしまったことがあり、その罰として、三神将によって壺に封印され、長い間宇宙を彷徨っていた。
性格はお調子者で熱血で陽気な子供好き。三神将の弟子なだけあって、火炎放射のように手の平から炎を飛ばす『火遁の術』、『冷たくない雪だるま』に変身する『忍法雪だるま変化』、そして筋斗雲に乗って飛行する術といったように色々な忍術を使える。ちなみに本人曰く『俺の身体は伸縮自在』なようで、通常時のサスケ達と同じ位の身長や、二人の師匠と同じ位の大きさになる事は勿論のこと、虫のように小さくなることも可能である。
良くも悪くもノリが軽く、敵に騙され利用されたことも何度かある。おまけに行動が行き過ぎて、はた迷惑になってメンバーから叱られることもしばしばある。
「青二才」と言われるのが大嫌いで、敵に「青二才」呼ばわりで愚弄されると、『怒り爆発!』してサムライマンへと変化し、敵を叩きのめす。
ニンジャマンにとって三神将は自分の仕える師匠である(自身の初登場回での巨大戦でスーパー隠大将軍が現れた際には「師匠」と呼んでいる)のだが、ツバサマルは他の二人の師匠と違って鳥型の為か、ニンジャマンにとってのツバサマルは二人の師匠が飼っているペット程度の認識、もしくはツバサマルの方がニンジャマンに名前呼びを許しているのか、本編のクリスマス回では自分の師匠であるツバサマルを呼び捨てにするという失言をしてしまっている。
「海賊戦隊ゴーカイジャー」では
レジェンド大戦には姿を見せず、レンジャーキーにすらなっていない。
第40話にて、ドモン(タイムイエロー)がゴーカイジャーに守ってくれるよう依頼した神社の中に、彼が封印されたと思しき壺(形はカクレンジャー本編と同形状)があった。
第45話でついに登場。封印されていた理由は本人の口から直接語られた。
それは、動物園から逃げ出した動物たちが子供に襲いかかろうとしてそれを守った時に、やりすぎて動物たちに怪我をさせてしまったという本編の時と似たような理由であった。
本来なら既に封印が解かれても良かったのだが、三神将がレジェンド大戦で戦闘不能にまで追い込まれたため、封印が解かれなかった。
ゴーカイジャーから大いなる力の譲渡を持ちかけられるが、暫くの間彼らを観察する事に。
そして第46話にて彼らを認め、自身がカクレンジャーの大いなる力となった。
なお、今度の怪人は「青二才」(暴走した鎧からは「青ダルマ」と言われていた)などという言葉は言わなかったため、サムライマンへは変身しなかった。
闘いの後は、師匠の下へと戻っていった。
裏話
ニンジャマンの入った壺は、本来の歴史ではマトリンティス帝国の攻撃によって神社ごと消滅してしまっていたらしい。
つまり、ゴーカイジャーがタイムスリップで歴史を変えて(『ゴセイジャーVSシンケンジャー』)いなかったならば、レジェンド大戦に参加する事も出来ずに死亡していたという事になる。
17年前の作品で当時はロボット・サポートメカとして扱われていた故に処分もされたため、スーツを新造する必要があった。それが間に合わなかったのがレジェンド大戦不参戦の制作上の理由であるが、本編終了には間に合い、終盤の数話のみではあったが参加することが出来た。
ガンマジンやアーサーG6など、似たような立場のサポートロボで参戦出来ていないメンバーが多い中このような待遇を受けられたのは、ひとえに彼の人気によるものだろう。
封印された年月はゴーカイジャーから10年前。メタ的な年号で考察するならばちょうど21世紀最初にして25番目のスーパー戦隊が戦っていた時期であり、ニンジャマンが10年前に戦ったという猛獣のメンツもその戦隊と共に戦った動物ばかりである。
2014年2月に発送された『レンジャーキーセット コンプリートエディション』に、メタルヒーロー、アバレピンクと共にレンジャーキーが登場している。
関連タグ
シグナルマン:後の戦隊に登場する、追加戦士ではなく人間態を持たない6番目の戦士繋がりで『名前の最後にマンが付く』という共通点もある。