ばくれつパンチ
ばくれつぱんち
概要
第2世代から存在する技。
渾身の力で相手を殴りつけ、相手を確実にこんらん状態にする技。
第2世代でのみわざマシン01となっていた。
第3世代では教え技になったが、現在は特別な方法で習得する事は出来ない。
名前の通り威力も高く第2世代でクロスチョップと並びかくとうタイプ待望の威力100の攻撃技として登場。
強力な追加効果の代償として命中率は僅か50となっている。
まさにハイリスクハイリターンなロマン技。言ってしまえば格闘タイプ版でんじほう。
まともに使うのならば、それ相応の覚悟が必要になるだろう。
ストーリー中ではかくとうタイプ使いのジムリーダー・シジマの切り札であるニョロボンがこころのめとのコンボで使ってくる。
主な使用者…というか大半の使用者はノーガード持ちのカイリキー。
ノーガードの効果で必中になる為、外すリスクを考えなくて良いのは十分な利点である。
第5世代では夢特性必須だが、ゴルーグも同じ事が出来る様になった。
上述のように、金・銀のプレイヤーにとってはこころのめと組み合わせてニョロボンが使ってくるイメージなのだが、なぜかファイアレッド・リーフグリーンでは習得手段がなく、エメラルドに輸送しないと覚えることができなかった。
幸いDPt以降は自力習得が可能になり、上記のこころのめとのコンボの他、じゅうりょくで命中率を補強したりする戦法も有効である。但し上記のノーガード戦法と違い速攻性が無いので採用は稀。
なお、100%状態異常の追加効果を持つでんじほうの技の威力は120になったが、この技は第7世代時点でも威力100を維持している(『ポケモンGO』では威力90)。
まあ、れんごくも威力100なので気にしないでおこう。
『ポケモンGO』では妙に習得者が多く、原作だと遺伝でしか習得できないチャーレムやハリテヤマ、そしてエメラルドの教え技でしか習得できないはずのノクタスまでもが自然に覚える。
本作には命中率というシステムがない(回避はプレイヤー自身の操作に委ねられるため)ため、カイリキー以外のポケモンであっても問題なく使用できる。
威力90とかなりの高威力でありながら2ゲージ技なのでそれなりに連射が利くという大変優れた技となっており(早い話が、「ワイルドボルト」のかくとう版)、原典とは打って変わってかくとうポケモンのメインウェポンの1つとして大変重宝されている(特に、レイドバトルではカウンターとこの技のコンボを延々と繰り出し続けるだけで、かくとう弱点のレイドボスに対して大ダメージを狙える)。
余談
ポケモンスタジアム金銀のCMと攻略マンガでは、ピカチュウがバンギラス相手に、この技を使って倒すと言う展開が当時話題になっていた。