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川崎市の編集履歴2021/02/01 14:15:04 版
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概要

神奈川県東部にある政令指定都市。2020年現在の人口は約154万人。市としては全国で6番目。

紹介のされ方は“横浜東京の間にある市”…解せぬ。

1924年(大正13年)7月1日に市制施行。戦後人口が急速に増加し1972年(昭和47年)4月1日に政令指定都市に移行。当初の区分は川崎区幸区中原区高津区多摩区。人口増加のため、1982年(昭和57年)、宮前区、麻生区が誕生し現在に至る。

地勢

北西から東南に極端に長細く、小田急線沿線・田園都市線沿線・東横線沿線でそれぞれに独立した生活圏を築いている。市内交通では市域を縦断する唯一の旅客路線としてJR南武線があるが、並行して貨物専用のJR武蔵野線が走る(かつては川崎市営地下鉄の計画もあった)。

中心市街地は川崎駅周辺であるが、この他、武蔵小杉・溝の口・新百合ヶ丘も商業地として発達している。特に武蔵小杉はタワマンが数多く建設されるなど発展著しい。

各区の特徴・名物

川崎区

市の臨海部に位置する。

川崎駅の所在地である他、都会のローカル線鶴見線の終点扇町駅もある。川崎駅周辺は繁華街となっており、市役所もこちらに立地する。かつてプロ野球で2球団(大洋ホエールズ

ロッテオリオンズ)が本拠地としていた川崎球場を改修した川崎富士見球技場、川崎競馬場などがある。海側に向かうと初詣参拝ランキング第3位の川崎大師があり、臨海部の埋め立て地は工業地帯になっている。木更津市から伸びる東京湾アクアラインがこの場所まで伸びているため、房総半島側の千葉県民の利用者も多い。

川崎駅周辺の再開発で高層マンションが建ち人口が増加している一方、風俗街も抱え風紀の悪さを感じさせる地区も多い。

幸区

「さいわいく」と読む。川崎駅西口、つまりラゾーナ川崎はこちらの管轄。

川崎駅は経由しない横須賀線が伸びており、かつては操車場だった新鶴見信号場が位置する。現在は操車場跡地がある新川崎駅を中心に再開発が進行中。

中原区

ここ数年で最も発展した区。

かつては庶民的な住宅街だったが、武蔵小杉駅に横須賀線新駅が出来湘南新宿ライン停車駅となった事やこの区にのみ停車する東急東横線の副都心線とみなとみらい線直通の影響で再開発が進行したことから地価が高騰、高層マンションが林立した。将来的には東急目黒線を介して相鉄・東急直通線の停車駅ともなるためさらなる発展が期待される。

サッカーのJリーグで川崎フロンターレがホームタウンとしている等々力陸上競技場もこの場所に位置する。かつてヴェルディ川崎というチームもあったがホームタウンを府中市に移転して東京ヴェルディとなった。

高津区

かつては中原区よりも栄えていた。

東急田園都市線が停車する他、川崎市で唯一大井町線の停車駅もある。

1980年代初頭のコミックマーケット開催地だった川崎市民プラザがある。

天体戦士サンレッドの舞台である溝口もここ。

宮前区

走っているのは東西を横断する東急田園都市線(と鶴見貨物線)のみで、唯一乗換駅を持たない区。南北部は陸の孤島化している。

東京メトロ半蔵門線の車両基地である鷺沼車両基地はこの区にある。

多摩区

小田急小田原線がメインの交通手段になる。京王電鉄の駅があるのはこの区のみ。

横浜方面や東急との繋がりは弱く、逆に区名通り東京都の多摩地域との結びつきが強い。専修大学明治大学などのキャンパスが立ち並ぶ。一部宮前区にまたがる生田緑地は首都圏有数の巨大な都市公園で、園内に岡本太郎美術館、日本民家園がある。

また、向ヶ丘遊園跡地には藤子・F・不二雄ミュージアムがある。

現在登戸駅を中心に再開発中。

麻生区

読みは「あさおく」であり、「あそうく」ではない。一部が町田市を介して飛び地になっている。

小田急小田原線多摩線の分岐点である新百合ヶ丘駅がある。宮前区と共に南武線が通っていない区。

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