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仮面ライダー(スカイライダー)の編集履歴

2021-06-09 23:37:03 バージョン

仮面ライダー(スカイライダー)

かめんらいだーすかいらいだー

昭和仮面ライダーシリーズ第6作目。仮面ライダー、筑波洋は改造人間である。人類の自由の為に、悪の秘密結社、ネオショッカーと闘うのだ!

誰かが君を狙っている 何かがやって来る

誰だ? 誰だ!? 誰だ!?

(第1話ナレーション)


概要

仮面ライダーシリーズは、諸事情から『仮面ライダーストロンガー』で一旦終了する。

しかし、『スターウォーズ』や『宇宙戦艦ヤマト』が火付け役となったSFブームによりシリーズは復活することとなる。初代への原点回帰を意識して、題名は『仮面ライダー』である。そして、初代と区別をつけるため、最大の特徴である、を単独で飛行が可能という要素が付けられた(当時大ブームを巻き起こした映画スーパーマン』の影響が強い)。初期のEDである「はるかなる愛にかけて」はライダーシリーズの中でも高い評価を得ている。


なお、タイトルが初代と紛らわしいことはネットムービー「ガチで探せ!君だけのライダー48」でもネタにされていた。


あらすじ

ハングライダー部に所属する大学生筑波洋は、練習中、謎の集団に追われる一人の男性を助けた。博士の名は志度敬太郎、人間改造工学の権威であった。彼は悪の秘密結社「ネオショッカー」の科学者だったが、組織のやり方に耐えられず脱走したのだった。しかし、博士を拘束すべくネオショッカーは怪人ガメレオジンを派遣した。手始めに洋のクラブ仲間を皆殺しにした後、ガメレオジンは博士を捕まえる。さらに助けに入った洋に瀕死の重傷を負わせた。自分を助けてくれた洋を死なせたくない博士は彼を救うためにネオショッカーと共に彼に改造手術を行う。そして洋は仮面ライダーとして生まれ変わった。しかし、ネオショッカーのコンピュータが仮面ライダーを組織の脅威と判断し、ガメレオジンに仮面ライダーの抹殺を指示する。だが圧倒的なパワーで仮面ライダーは怪人を見事に打ち倒した。改造人間にしてしまったことを洋に深く謝罪する博士だったが、洋は闘う力を与えてくれた博士に感謝の意を示すと共に、正義のために悪の組織であるネオショッカーと戦うことを誓うのだった。


登場人物

本作の主人公で、スカイライダーに変身する。


これまで、世界の平和を守ってきた仮面ライダー1号仮面ライダー2号仮面ライダーV3ライダーマン仮面ライダーX仮面ライダーアマゾン仮面ライダーストロンガーの事。デルザー軍団壊滅後は世界中に散らばり各地のネオショッカー支部と戦っていた。時には苦戦するスカイライダーを助けるため、日本に帰って来たりしたが、最終回ではネオショッカー大首領を倒すために日本に集結する。


本作の中盤から登場するコミカルヒーローで、スカイライダーと共にネオショッカーと闘う頼もしき(?)仲間。


人間改造工学の権威。洋を生かしたい一心からゼネラルモンスターの要求を飲むふりをして脳改造を故意に省略することにより、洋の自我を保ったまま改造人間として再生させた。それが図らずも飛行能力を付与しており、洋の「ネオショッカーと戦いましょう」との激励を受けて彼のサポートを誓い、「仮面ライダー」の名を与えた。

その後、志度ハンググライダークラブを設立し、その会長として洋の戦いを支援したが、第14話で海外のネオショッカー対策委員会に招請、谷源次郎に後事を託し日本を離れた。(シリーズ中、昭和ライダーの科学者としては健在。漫画仮面ライダーSPIRITSにも登場。)

演者の田畑孝は体調不良を理由に第13話で降板(これが日本を離れる設定となった理由)。その後、回復することなく同作の放映期間中に死去してしまった(1980年没。月日は不明)。

  • 叶みどり

志度博士の助手。弟がいる。

  • 杉村ミチ
  • 野崎ユミ
  • 叶茂

叶みどりの弟。

第14話から登場。喫茶店「ブランカ」のマスター。筑波洋の大学の先輩。

  • 沼二郎

第14話から登場。喫茶店「ブランカ」のバーテンダーで谷の協力者。

  • 伊東ナオコ
  • 小沢アキ
  • 飛田今太

ボサボサの髪に無精髭を蓄えた怪しげな関西弁を話すルポライターで、初期のコメディリリーフ的な存在。

毎回ライダーの戦いをカメラに収めようとするも怪人の恐ろしさに気絶したりなどの役回り。第16話が最後の出番となる。

コメディリリーフとして今一つ機能しなかった上に、演者の東隆明の出演料が主演の村上弘明よりも高かったことが降板の理由となった。


悪の組織ネオショッカー

本作品の悪の組織デルザー軍団壊滅後に現れ、世界征服のため世界中で暗躍する。


主題歌

  • 燃えろ!仮面ライダー

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73

前期OP。OP映像はスカイターボで壁をぶち破る「ライダーブレイク」が始まって早々に披露されるど迫力なものになっている。

第1話のみナレーションが「誰かが君を狙っている!何かがやってくる!誰だ!?誰だ!?誰だ!?」となっており、それ以降は「仮面ライダー筑波洋は改造人間である。人類の自由のために、悪の秘密結社ネオショッカーと戦うのだ!」というナレーションに置き換わっている。


  • 男の名は仮面ライダー

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎

「聞こえないか君 聞こえるだろう君」というフレーズから始まる後期OP。

スカイライダーが砂浜をスカイターボで爆走するOP映像が使用されている。また、お馴染みのナレーションが廃止された代わりに仮面ライダーの名を呼ぶ子供達の歓声が挿入されている。

OP変更後も前期OPをアレンジしたインスト曲が引き続き次回予告で使われた。


  • はるかなる愛にかけて

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73

前期ED。仮面ライダーとは何か、何の為に戦うかを歌っている。スカイライダーだけでなく、昭和ライダー全体に共通したテーマに踏み込んだ曲と言えよう。


  • 輝け!8人ライダー

作詞:八手三郎/作曲:菊池俊輔/編曲:武市昌久/歌:水木一郎、ザ・チャープス

後期ED。名前こそ8人ライダーだが、個別の名前は登場しない。

仮面ライダーV3の前期ED以来のメジャースケール曲となっており、「はるかなる愛にかけて」と比較するとかなり明るい曲調になっている。


挿入歌・イメージソング

  • 変身!仮面ライダー

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73

スカイライダーの戦闘テーマ。作中ではアレンジBGMが戦闘曲として使用された。

本来はこちらがOPの予定であった。


  • オーオー仮面ライダー

作詞:八手三郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎、こおろぎ'73、ザ・チャープス


  • 地平線からやってきた男

作詞:石森章太郎/作曲・編曲:菊池俊輔/歌:水木一郎


  • あれは仮面ライダー

作詞:石森章太郎/作曲:菊池俊輔/編曲:武市昌久/歌:水木一郎、ザ・チャープス


  • いま斗いの陽が昇る

作詞:石森章太郎/作曲:菊池俊輔/編曲:武市昌久/歌:ささきいさお、ザ・チャープス


余談

中盤からは設定を生かしづらくなった(体の色を変更したためバンクフィルムが使用できなくなった)理由で「セイリングジャンプ」や「ライダーブレイク」が封印されたが、使用する描写がなくなっただけで、使用できなくなった訳ではない(一応画面外で使用した描写はある)。

なお上記の理由から勘違いされやすいが、決して強化以降唐突に使わなくなったわけではない

どちらもは序盤以降に徐々に使用頻度が減っていき、2クール目に入る頃にはほとんど使われていなかった。

要するにバンクが使えなくなった事も要因の1つではあるが、そもそもそれ以前から使わなくなっていたのである(ちなみにあまりに使わなかったためか後半ではスカイライダーが飛べることを忘れていた怪人すらいる)。

だが、最終回では8人ライダーセイリングジャンプを行っている。


また、(初代ライダーなどの主役が交替した場合を除けば)仮面ライダーで初めて変身後の主役が一切登場しない回が作られた作品である。

更にその回は風見志郎こと仮面ライダーV3の客演回であり、何と主役を差し置いて変身しており、番組を乗っ取っていた回として有名

ただしこれは前後編の前編である為(合わせて1話としてみれば前編で変身しないのは珍しくことではない)で、後半となる次回ではちゃんとスカイライダーも登場しており、その前編もBパートになるまでは風見志郎は影も形もない。その為、厳密には1話丸々乗っ取られていたという訳ではない(とはいえ特撮作品全体で見ても客演したヒーローのみが変身する回は後にも先もほぼ例がなく、偉業を成し遂げているのは間違いないだろう)。


様々な番組強化の流れの中で、主人公も徐々にキャラクターが定着して魅力を発揮するようになり、当初の予定から若干延長した1年間強の放映となった(2年間で98話放送の『仮面ライダー』に次ぐ、13か月全54話放送)。

本来はさらに延長の予定があったらしいが、筑波洋役の村上のスケジュール調整がかなわず、放映を終了し、『仮面ライダースーパー1』へ引き継がれた。


関連動画


関連項目

仮面ライダー 昭和ライダー スカイライダー


8人ライダー対銀河王・・・この作品の劇場版。


仮面ライダー(新)・・・この作品の通称。


仮面ライダーアマゾン/仮面ライダーアマゾンズ・・・『仮面ライダー(スカイライダー) 』のリメイク版が作られれば『スカイライダー』という作品名で完成するのかもしれない。


主なゲスト出演者

石井茂樹(2話)⇒後の戦隊ブルー

中田博久(9話)⇒時代劇や特撮で悪役を多数演じたが、珍しく悪役でない役。

小林綾子(14話)※22話で別役。⇒後に『おしん』で人気に。

北村総一郎(23話)⇒後に『踊る大捜査線』での神田総一朗署長役で一躍人気に。

町田政則(23話)⇒詳細はこちら

南城竜也(24話)⇒『変身忍者嵐』『鉄人タイガーセブン』で主演。

杉欣也(33話)⇒後の戦隊ブルー


仮面ライダーストロンガー仮面ライダー仮面ライダースーパー1

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