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ヒスイウォーグルの編集履歴

2022-07-30 20:05:37 バージョン

ヒスイウォーグル

ひすいうぉーぐる

ヒスイウォーグルとは、ヒスイ地方におけるポケモン「ウォーグル」のリージョンフォーム。

基礎データ

ずかんNo.628
ぶんるいおたけびポケモン
タイプエスパー/ひこう
たかさ1.7m
おもさ43.4kg

進化

オオオヤブン

ワシボン(ヒスイ地方でレベル54)→ヒスイウォーグル

※通常種と進化条件は同じ。


概要

ポケモンLEGENDSアルセウス』に登場するポケモンで、ヒスイ地方の環境に適応したウォーグルヒスイのすがた

通常のワシボンから進化し、進化方法も原種と同じ。


原種の頭部のウォーボンネットのような羽根は炎の様に揺らめく紫色の羽根に変わり、特殊なメガネやゴーグルを付けているかのよう。

また、体色も赤と紺から白と黒のカラーリングに変わり、体躯も勇猛で知られる原種より大柄で逞しい容姿となっている。


冬季になると北方から飛来する渡り鳥で、群れを作らず単独で行動することが多い。

不気味な鳴き声にサイコパワーを乗せることで強力な衝撃波を生み出し、それで弱らせた獲物を鋭利な爪で引き裂き捕えている。

野生下では湖面に向けて衝撃波を放ち、気絶して浮かんできた水棲ポケモンを餌にしている模様。

その他、サイコパワーで第六感を研ぎ澄ましトランス状態になる事で、元から高い身体能力を更に向上させることもできる。


その容姿からモチーフは北海道に生息する猛禽類オオワシだと推測される。加えて、原種がハクトウワシをモデルとしていたのでその対比でオジロワシがモデルではないかという説もある。何れにせよ、どちらの鳥も渡りを行うという意味では共通項がある。


なお、性別不明のポケモンのリージョンの前例はあるが、性別がオスしか存在しないポケモンのリージョンは地味にこいつが初。

対のバルジーナはヒスイ地方に生息していないが、代わりにヒスイドレディアが性別がメスのみのポケモンのリージョンとして続いている。


ゲームにおける特徴

ライドポケモンとして

無題

『LEGENDSアルセウス』のポケモンライド要員としても登場。

入手にはキャプテンワサビに世話されている個体とバトルして、実力を認められる必要がある。


ポジションはひでんわざの「そらをとぶ」に相当するが、実際の雰囲気はORASにおける「おおぞらをとぶ」に近い。

ガラル地方アーマーガアと同様、彼らの足にぶら下がって運んでもらう形になっている。ハンググライダーと言えばわかりやすいだろう。


本作でも最後に解禁されるライドだけあって使い勝手は良好。

あらゆる地形を飛び越えて目的地までひとっ飛び出来る上、加速や下降も自由自在。ただし、高度は一定かつ搭乗時にしか上がらない(加えて、加速時は少しずつ高度が下がっていってしまう)ため、意外にも現地点より高所に行くのは適さない。そのあたりは引き続きオオニューラの出番だろう。

説明文にもあるがあくまで滑空であり、移動せずに放置しても徐々に降下する。


オヤブンに見つかった時などの危険な状況からの緊急離脱にも使える。もっとも、ただ飛び上がっただけでは警戒状態は解除されないので、移動しながら警戒が解かれるのを待とう。高度によってはどろかけやシャドーボールなどの誘導弾攻撃に当たるので、尚更止まるのは危険である。

当然だが、洞窟のような天井が低い場所で発動しても無意味である。


重要なのは落下中でもボタンひとつで呼び出せること。これにより崖からうっかり飛び出してしまった時などの心配も無くなる。

これを応用したテクニックとして、現在地のちょうど真下に降りたい足場がある場合、+ボタン押しで一旦ウォーグルを解除して自由落下、地面に激突する直前にまたウォーグルを呼び出して重傷を回避するというものがある……が、タイミングを間違えると本当に激突してゲームオーバーになり、アイテムを失くしてしまうリスキーなテクニックでもある。オートセーブ機能ONでプレイしているなら止めた方がいいだろう。


  • 自由落下に関してはプレイヤーの意図しない形で起こることが稀にある。近付くと自動でイベントが起こる場所に飛行中に入ったり、動く木や鉱石にポケモンを当ててからウォーグル呼び出したりする場合がそうで、空中で解除されてそのまま地面に激突する。幸いそれでゲームオーバーにはならないが、プレイヤーの意思に反して、よく考えずに勝手に空中で解除する主人公も主人公である……。特に前者の場合、各エリアにランダムで出現する野盗三姉妹の探知範囲に気付かず入ってしまうという事故が起こりやすい(一応、遠目から台詞でおおよその居場所がわかるが)。

  • イダイトウと違い、飛行中にほかのライドポケモンと交代することができるが、当然実行するとそのまま落下してしまう。ただし、崖にくっついてオオニューラと交代し、すぐさまウォーグルと交代することで素早く崖を急上昇するテクニックもある。……その場合も、間違えて別のライドポケモンを呼んでしまい、落下死しないように注意。

  • 森の上を低空飛行しない限り滅多にないが、木の天辺に足が着いてライドが解除される事もある。そのまま足を踏み外して転落ダメージを負う事も……。

  • 余談だが、自由落下中はロックオンはできるがアイテムを投げることができない(落下中にZRを押すと、地面に着地した直後にアイテムを投擲する)ため、飛行するポケモンの上空に位置取り飛び降りながら相手目がけてボールを放つということは不可能である。ギャラドスやジバコイルにボールが当たらないからといって、ヤケになって試したりしないように。

ウォーグルによる飛行には、上空からの偵察という使い方もある。

余計なオブジェクトが表示されず視界も広がるため、ポケモンやアイテムの場所なども上空から確認しやすい。警戒心が強いポケモンに対しては空中から回り込み、一気に急降下して背後を取るなどの戦法も可能(霧の時は見えにくいが)。また、今作では近くに色違いがいると音で知らせる仕様なので、滑空中は耳を澄ませる事もオススメする。


性能面

HP攻撃防御特攻特防素早さ合計
ヒスイ11083701127065510
原種10012375577580510
変化分+10−40−5+55−5−15±0

原種ウォーグルの攻撃と素早さを大きく削いで特攻に注ぎ込み両刀寄りにし、何故か防御・特防を5ずつ減らしてHPに回す……という、はっきりと申し上げてかなり無駄の多い配分にされてしまった。

原種の攻撃面に特化したシンプルな配分を強引に「特殊寄りの両刀」にしようした結果か、色々な部分が中途半端になってしまっている。


特にエスパーが加わって弱点が増えたにもかかわらず素早さが大幅に下がっている点が痛く、同作のバトルシステムとも噛み合っていない。

HPが高く、「はねやすめ」により弱点を減らしつつ回復も出来るので、うまく扱えばそこまで脆さを痛感することは無いのが幸いか。


なお本作では「あべこべやき」なる、こうげき・とくこうとぼうぎょ・とくぼうの能力値を入れ替えるアイテムが登場しているが、もしこの道具が説明通りの効能を発揮するのであれば、あべこべやきを使うことでヒスイウォーグルはHP110・防御83・特防112というそこそこの耐久値に化けた上ではねやすめを使うことができる。

この辺りを意図した調整である可能性も無くはないか。


習得技は特殊技がタップリ追加され、原種由来の豊富な物理技と併せて威力も申し分無い、優秀なラインナップ。

しかし「ビルドアップ」で強化できるとは言え、素の攻撃は大した事が無いので、無理せず素直に特殊型にして「マジカルフレイム」や「マジカルシャイン」といったエスパー譲りのサブウェポンに頼る方が良いこともある。

専用技の「オーラウイング」は特殊技であり、低い素早さも補えるので尚更である。


なおエスパー・ひこうタイプはライバルが非常に多い複合だが、LEGENDSでは本種のみ。

本編の対戦を考えると同複合のポケモンは全員能力の方向性は違うので差別化自体は出来るものの、鈍足凡耐久並火力である事には変わりないので、そこをどうケアするかで大きく変わってくるだろう。


ポケモンGO

2021年7月31日の11:00~14:00に開催予定のレイドイベントにて実装される予定。実装と同時に色違いも実装され、さらにこれまでのレイドイベント同様、イベント開催中は色違いの出現率が上がるとのことである。


恐らく、他のリージョンフォルムと同様、ワシボンから進化させるのではなくレイド等で進化形のウォーグルを直接手に入れなければならない仕様になると思われる。また、このイベントを逃すと当面はゲーム内で手に入れられなくなってしまう可能性が高いので、できるだけ参加するようにしておきたい。


関連イラスト

ウォーグル ヒスイのすがた

ウォーグル(ヒスイのすがた)Shogi


関連タグ

LEGENDSアルセウス エスパータイプ ひこうタイプ

リージョンフォーム ヒスイのすがた ウォーグル


エスパー/飛行タイプ

ネイティオルギアココロモリシンボラーふらふらオドリドリガラルフリーザー


固定そらをとぶ要員に抜擢されたポケモン

ラティ兄妹リザードンムクホークアーマーガア

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