中間合体ロボ

ちゅうかんがったいろぼ

スーパー戦隊シリーズに登場する複数のロボや強力なマシンが合体したロボの事である。（ただし最強合体には至らない）

概要

主にスーパー戦隊シリーズにおいて中盤辺りで初登場するロボ。1号ロボが他のロボや強力なマシンと合体することが多い。

スペックは基本的には合体前のロボを上回っていて、初合体した時はこれまで歯が立たなかった強敵や幹部に圧勝するなど桁違いの強さを見せる場合も多い。しかし、物語が進むに連れて敵側も戦力が強化され、苦戦を強いられる描写も多くなっていく。そこから最強合体ロボに繋ぐ場合と別形態もしくは別機体に移行する場合があり、状況によって使い分けるケースもあるため終盤も活躍することがある。また、後日談作品で最強合体ロボを差し置いて登場することもある。

一覧

登場作品	ロボ名
恐竜戦隊ジュウレンジャー	獣帝大獣神
忍風戦隊ハリケンジャー	轟雷旋風神
轟轟戦隊ボウケンジャー	スーパーダイボウケン
炎神戦隊ゴーオンジャー	エンジンオーG6、エンジンオーG9
侍戦隊シンケンジャー	テンクウシンケンオー、ダイカイシンケンオー
天装戦隊ゴセイジャー	ハイパーゴセイグレート、グランドゴセイグレート
獣電戦隊キョウリュウジャー	ライデンキョウリュウジン、バクレツキョウリュウジン
烈車戦隊トッキュウジャー	超トッキュウオー、超超トッキュウダイオー
手裏剣戦隊ニンニンジャー	キングシュリケンジン
動物戦隊ジュウオウジャー	ワイルドジュウオウキング、ワイルドトウサイキング
宇宙戦隊キュウレンジャー	リュウテイキュウレンオー
騎士竜戦隊リュウソウジャー	ギガントキシリュウオー

戦隊ロボ以外

90年代までは勇者シリーズなどで武装合体という形で見かけたが、2022年現在ではグレート（スーパー）合体するロボ自体が多くなく、中間形態の合体ロボも戦隊ロボ以外はそれほど見かけなくなった。

2000年代以降のロボはマルチ合体方式、もしくは可変・非変形のものが多くなり、全合体であるグレート合体方式は減少した。それに従って中間合体も減少している。ただし変則的ではあるが生き残っているケースも存在し、玩具オリジナルのロボで採用しているものもある（公式の組み合わせでないものもあるためカテゴリーに入れにくいのが現状といえるのだが）。

主な中間合体ロボ

登場作品	ロボ名	合体前の形態
熱血最強ゴウザウラー	バスターゴウザウラー※1	ゴウザウラー、マグナザウラー
黄金勇者ゴルドラン	スカイゴルドラン	ゴルドラン、黄金忍者空影
勇者王ガオガイガー	ガオガイガーゴルディオンハンマー装備※1	ガオガイガー、ゴルディーマーグ
機動戦士ガンダム00	ダブルオーライザー（GNソードⅡ装備時）※2	00ガンダム、オーライザー
ガイキングLOD	トリプルガイキング	ガイキング、スティンガー、サーペント、クラブバンカー
Ｂビーダマン爆外伝	セイントブラスター	ホワイトブロス、ブルーブレイバー、イエロークラッシャー
トランスフォーマーマイクロン伝説	ジェットコンボイ	アルマダコンボイ、ジェットファイヤー

※1：いわゆる武装形態で、必殺技発動時に合体する。

※2：完成体はGNソードⅢを装備。武装追加のみで外見の違いはないので微妙といえる。ただし設定上の強化形態であるダブルオーザンライザーを含むなら中間形態と言えなくはない。

関連タグ

スーパー戦隊　戦隊ロボ　グレート合体

1号ロボ　2号ロボ　3号ロボ　4号ロボ　最強合体ロボ