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「攻略本」を駆使する最強の魔法使いの編集履歴

2022-09-25 16:28:21 バージョン

「攻略本」を駆使する最強の魔法使い

こうりゃくぼんをくしするさいきょうのまほうつかい

『「攻略本」を駆使する最強の魔法使い』とは『小説家になろう』で閲覧できる小説及び、それを原作とした漫画のことである。

書籍情報

書籍版

著者福山松江
イラストかかげ
レーベルGAノベル
既刊3巻(2022年現在) ※:3巻は電子書籍版のみで実物は未発売

コミカライズ版

原作福山松江
漫画舞嶋大
レーベルマンガUP!
既刊7巻(2022年現在)

概要

正式なタイトルは『「攻略本」を駆使する最強の魔法使い ~〈命令させろ〉とは言わせない俺流魔王討伐最善ルート~』


勇者パーティーから追放されてしまった魔法使いが、偶然手に入れた攻略本をきっかけに無双かつ痛快な活躍をしていく「追放もの」ファンタジー。


書籍版の出版後もWeb版は掲載されているが、2020年より更新停止中。


あらすじ

マグナスは若くして強大な魔法使いだが、パーティ内で燻っていた。常に〈命令させろ〉と言い張る勇者のせいで実力を発揮できなかった。

しかも勇者は己の判断の拙さを棚に上げ、マグナスに戦力外通告する。


マグナスは失意に暮れた……のは一瞬だけ。ひょんな縁から〈攻略本〉を入手。世界で唯一彼が解読に成功していた、聖刻文字で書かれたその本には、魔王を攻略するのに役立つ完璧な情報が網羅されていたのだった。

ただし情報はあくまで情報にすぎない。マグナスは己の知恵で創意工夫し、活用し、やがて勇者パーティを出し抜くほどに成り上がっていく!


――運命はマグナスを選ばなかった。ゆえに彼は、己の知恵と力で魔王を討ち、世界を救う――

(以上、小説家になろうの作品ページのあらすじより抜粋)


登場人物

「攻略本」を駆使する最強の魔法使いの登場人物一覧』を参照。


世界観

アルセリア

本作に登場するキャラクター達が住む世界の呼び名。

そしていわゆる剣と魔法の世界なだけあって以下のような本作独自の自然法則(システム)が存在する。

  • 所持スキルを何度も使用する等で熟練させることで、レベルアップ時に大半のステータス上昇の権利を放棄する代わりに、そのスキルを強化させたり、派生形とも言える新しいスキルを習得することができる。
  • ボスモンスターを討伐した際に倒した者(パーティー)がそのボスモンスターから経験値を獲得(レベルアップ)できるのは『ボスモンスターのレベル+1』までであるため、それ以上は何体倒しても(レベリング上は)全くの無意味である。
  • モンスターを討伐してパーティーが獲得する経験値は最もレベルが高い者を基準に補正がかかるため、パワーレベリングは不可能に等しい。
  • 全ての国の王族には共通して『人物鑑定』というスキルを所有しており、それによって相手のレベルや能力値等と言ったステータスを見ることができる。
  • 複数の職業を三つでも四つでも掛け持ちすることは可能だが、ステータスは『それらの職業の合計』ではなく『最も高い数値の職業のもの(例:魔法使い:魔力5と武道家:魔力1の場合魔力は6ではなく5になる)』となるため短期間で強くなるには非効率である。
    • ただし、複数の職業を掛け持ちすることで弱点を補ったり、固有のスキルを習得できるなど、メリットがある場合もある。

  • ハリコン王国

後述の『ラクスタ王国』の隣に位置する小国で、マグナスと勇者パーティー(ニャーコ除く)全員はこの国の出身者達である。

ラクスタ王国との国境(中間地点)には『メゴラウス大坑道』があり、そこの所有権を両国が主張して戦場にまでなった歴史もある。


  • ラクスタ王国

第1章の舞台。マグナスがユージンに追放された国であるのと同時に、本作でマグナスの拠点となる国。

この国の南の辺境部にある「死の山」と呼ばれる未開地に、“魔拳将軍”デルベンブロが居城を構えている。


  • アラバーナ帝国

第2章の舞台。国土の大半が砂漠の国。

かつては緑豊かな土地で、当時のアルセリア世界でも図抜けて魔法の盛んな帝国だったが、500年前に当時のアラバーナ皇帝が国を挙げての壮大な魔法儀式に挑戦するも失敗に終わり、その儀式魔法は「魔界に居る魔王の魔力の鱗片を召喚する」と言う計画だった為、莫大な魔力が暴発して一帯を荒れ狂い、肥沃な大地を一夜にして砂漠化させてしまった。


  • カジウ諸島連盟

第3章の舞台。海洋国家。

作中から100年前までは海賊達の楽園と呼べる程の無法の大洋だったが、“南の海賊王”と呼ばれるアンドレスが、カジウに棲む海賊団の全てを一つに纏め上げ従わない団は撃滅し、海賊行為を大幅に制限した事で治安は大幅に改善され、平和で豊かな一大海洋通商圏を作り上げ、アンドレスは死の直前、彼の息子たちの中でも最も優秀だった九人に、九つの島を其々縄張りとして分け与えた事でカジウ諸島連盟が出来たとされている。


  • ルクスン大公国

第4章の舞台。ラクスタを宗主国としている。国家元首は大公。

作中から100年程前にラクスタから冒険心に溢れる当時の王弟殿下が船で渡来し、後に物語になって語り継がれるような大冒険の果てに建国した。

本家に当たるラクスタからの援助も多大だったと言い伝えられており、現在は立派な独立国になってラクスタに並ぶ八大国の一つに数えられるようになったが、ラクスタを立てて臣下の礼をとっている。

大公家は良識ある人物ばかりだが、貴族や騎士はプライドだけは高い無能な俗物が多く、他所者に対しては排他的。その隙を魔弾将軍カリコーンに突かれてしまい、作中にてクーデターが勃発する。


  • ヴィヴェラハラ

第5章の舞台。魔法国家で、ルクスン大公国とは友好国。パウリの腹心であるネビュラのキースことネビスの出身国。

徹底的な女尊男卑の国で有り、男子は肉体労働しか就く事が出来ず、(魔法の神霊ルナシティに選ばれた『始まりの魔女』の血を引いている事で)選民意識が強い魔女たちは、「プチユージン(やプチエルドラ)がうじゃうじゃ居るみたいな物」と、マグナスは評している。

また、現在国内は“善なる魔女王(ホワイトクイーン)”のロザリンが統べる西側と、“死者の女王(ブラッククイーン)”が統べる東側の二つに分かれて内戦が勃発している。

西側の魔法都市ネビュラでは有事の時には市長将軍となって戦争を指揮する事となっている。


  • リーンハルター帝国

名称のみ登場。現時点でマグナスはまだ訪れていない国家。


職業

《運命の神霊タイゴン》によって選ばれた者だけがなれる職業。

【魔王討伐の使命が課せられる】という理由からか、勇者専用魔法に加えて優秀なスキルの数々を得る(習得できる)ことができる。

作中ではユージンが該当する。


《武勇の神霊プロミネンス》によって選ばれた者だけがなれる職業。

全部で4つのタイプが存在するが、こちらも勇者のように魔王軍と戦う使命があるためか、いずれにおいても優秀なスキルの数々を得る(習得できる)ことができる。

作中ではレイ、テレサ、ラッド、エルドラが該当する。



その名の通り、魔法を扱うのを得意とする職業。

個人の実力によるところも大きいが攻撃魔法は勿論の事、強化魔法、弱体化魔法、状態異常魔法、その他の魔法と幅広い分野に精通している。

ただし、回復魔法だけは使うことができない。

作中では主人公のマグナスナディアが該当する。


その名の通り、神に仕える者がなる職業。

自力で敵と戦う攻撃面での能力が皆無であるかわりに、回復魔法をはじめとして、強化魔法で仲間の援護を担うヒーラーが主な役割となる。

作中ではヒルデクリムサリーマが該当する。


名前で察しの通り、前衛で敵と戦うのを得意とする職業。

装備できる武器に制限がない反面、丸腰状態になると攻撃面で無力と化すという弱点がある(もっともこれは他の職業にも該当するが)。

作中ではミシャグランツが該当する。


刀剣飛び道具等の武器には頼らず、自分の肉体のみで戦う職業。

僧侶とは違って流派は複数あるようで、その中でも聖地ウーリューで修行して学ぶ武闘家は自己強化や回復効果のあるスキルを使用することができる。

作中ではニャーコと4章以降のマグナスが該当する。


主に仕え、甲冑を纏って剣で戦う職業。

特筆する点は殆どなく、作中で該当するのはテンゼンのみ。


戦士と同じく前衛タイプの職業。

戦士と比較して『武器は剣しか使用できず、モンスターと戦うのがやや苦手』という弱点があるが、剣技に関する数多くのスキルを習得し、その中には一騎打ち等の対人戦においては強力なものも含まれている。

作中で該当するのはロレンスのみ。


戦闘よりも盗みやダンジョン探索などでのアイテム収集を得意とする職業。

中には遺跡探索や発掘技術に秀でた『遺跡漁り』という亜種の職業も存在し、作中ではテッド、ラッド、マッドがそれに該当する。


作中世界でも数の少ない種族であるドワーフ、そしてその中でも数少ない者だけが属する職業。

魔力を帯びた金属で作られた金槌が必要になるが、強力な性能の武具や、頼りになる効果を持つアイテム等が属している『マジックアイテム』を鍛造することができる。

作中ではバゼルフが該当する。




関連タグ

小説家になろう 攻略本 追放もの


関連作品

勇者パーティーを追放されたビーストテイマー経験値貯蓄でのんびり傷心旅行:いずれも小説家になろうに投稿されている『追放もの繋がり』のライトノベル。作中で登場する悪徳勇者の特徴がユージンと被ってたり、ピクシブ百科事典に登場人物の個別記事が複数ある点も共通している。


外部リンク

小説家になろう

マンガUP!

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