「ワシが新世界の亀……あいや、神に成りまんね〜ん!」
CV:宇垣秀成
データ
身長:216cm
体重:117kg
得意リンギ:不明
好きな場所:不明
好きな食べ物:不明
好きな言葉:不明
概要
ゲキレンジャーの本編終了後も生き残っていた唯一のリンリンシーで、亀を手本とし、非常に頑強な甲羅であらゆる攻撃を弾き返す臨獣トータス拳の使い手。
臨気で頑丈な盾を作り出したり、手足を甲羅に引っ込めたりと亀モチーフらしい芸当だけでなく、その状態で高速回転する離れ業も持つ。
また意外にも身軽に動くため、防御タイプといえども鈍重ではない模様。
だが更に特筆すべき点はその技術力の高さであり、球体だった慟哭丸を炎神ソウルと同じ形状の慟哭丸ソウルに加工して見せている(本人もその事を鼻に掛けて「臨獣殿一の天才」を自称)。またロンの正体を知っていたらしく、その上でヌンチャクバンキを最強の蛮機獣に改造し、世界を臨獣殿で支配しようと目論んだ。
ただ奪い取った炎神ソウルを不用と判断して捨てようとする等、意外と迂闊な面も。どうやら手が出るのが早いらしい。
それなりの実力者ではあったようだが、幹部からの覚えは余り良くなかったらしく、日中限定で復活したメレからは「あんたみたいなバカが生き残っていたなんてガッカリ」とバッサリ酷評されている。
活躍
ガイアークに協力し、慟哭丸を用いてロンの復活を目的として行動を開始。
「無間龍は恐ろしいが、その力だけを利用する」と言っておきながら、ロンが復活するや即座に媚を売る始末(※ゲキレンジャーへの復讐と自身の肉体の復活にしか興味が無かったロンにはガン無視されていた)。
更に慟哭丸を奪ったと思ったら炎神ソウルだった為、怒って投げ付けようとしたり(※炎神ソウルの価値を知る三大臣に慌てて止められたが)、設計ミスで慟哭丸がヌンチャクバンキにセットできないと知ると三大臣にハンマーで殴りかかろうとする等のヘッポコぶりを視聴者に見せ付けた。
紆余曲折を経てジャンから奪った慟哭丸をヌンチャクバンキに埋め込む事で、ゴーオンウイングスをもも圧倒してのける。
やがてゴーオンジャーがゲキレンジャーと共に炎神ソウルを取り返しに来ると、三大臣と共に迎え撃ち、自らはゴーオンブラックやゲキチョッパーと交戦。
臨気の盾で攻撃を跳ね返して苦戦させるも、ゲキチョッパーの鋭鋭刀で盾を破られた所へ炎神拳ガンガガンガ弾を叩き込まれ、ガンパードの炎神ソウルを奪還される。
おまけにヌンチャクバンキが倒された事で三大臣にも見捨てられてしまい、最後の寄る辺として復活したロンに付き従おうとするがそれも叶わぬまま、超超スペシャル激激砲を喰らい敗北。余程ダメージが大きかったのか、邪身豪天変を使う余裕もなく爆散した。
「残念でマンネン~~!!」
余談
技術者の設定もメカ繋がりでメカニックから来ているだ。
声を演じた宇垣氏は『爆竜戦隊アバレンジャー』のヴォッファ以来、6年ぶりのスーパー戦隊シリーズ出演となった。
マスク部分は『特捜戦隊デカレンジャー10 YEARS AFTER』の宇宙マフィアの一人や『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』第1話のモブのギャングラー怪人に流用された。
関連タグ
臨獣拳アクガタ 臨獣殿 リンリンシー 臨獣拳士 亀 リクガメ
トータスイマジン:ゲキレンジャーと放送時期の近かった『仮面ライダー電王』におけるリクガメ繋がりのライダー怪人
ウラタロス:上記の作品に登場するウミガメモチーフの怪人。ただしこちらは善玉怪人。
トータスファンガイア:こちらもゴーオンジャーと放送時期が同じの『仮面ライダーキバ』に登場するリクガメ繋がりのライダー怪人。
ドナテロ:『ミュータントタートルズ』に登場する、武術を駆使する亀&技術者繋がりのキャラクターで、80年代版での声優(テレビ東京版の吹き替え)も共通。こちらは正義の味方で、忍術が得意。
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
害統領バッチード/臨獣ヒポポタマス拳バーカー←ヌンチャクバンキ/臨獣トータス拳メカ→ホムラコギ/害統領バッチード