「臨獣ナントカ拳、リンギ…」
データ
身長 | 215cm |
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体重 | 130kg |
得意リンギ |
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好きな場所 | 不明 |
好きな食べ物 | 不明 |
好きな言葉 | 「馬鹿な子ほど可愛い」 |
CV | 岸祐二 |
概要
この世に蘇ったリンリンシーの1人。巨大な赤いカバの顔が目を引くインパクトのある姿をしており、「ヒポポタマスハンマー」というおでんのような形の槍とハンマーが一体となった武器が特徴。
カバを手本としながらも「風邪を引かない」事しか取り柄が無いというなんとも微妙な獣拳「臨獣ヒポポタマス拳」の使い手。
また「名は体を表す」という言葉通り(?)歴代の戦隊怪人でも有数のおバカぶりが特徴で、自分の会得した拳法の名前さえ忘れるわ、リンギもその場のノリで適当に行うわでとにかくグダグダ。だがデタラメな立ち回りはかえって相手に動きを読ませないので、翻弄するには十分。
なお「バカ」という言葉を聞くと激怒するクセがある他、「~のだ」が口癖。
頭の悪さも相まってか、リンリンシーの中では矢鱈コミカルな部分が目立ち、痛みに鈍感であるために攻撃を受けていても平然と寝てしまう。
劇中ではメレからの「おやつをあげる」という条件で戦いに参加している手前、食べるための記憶ぐらいであれば覚えられる模様。
なお、劇中では最初から獣人態で、リンリンシー形態を見せることは無かった。
活躍
臨獣殿に突然出現したダイボイジャーを迎え撃つため邪身豪天変で巨大化するが、リンギ「股所繰」は相手が機械のため効かず、「半莫迦」で倒すも搭乗者達は既に脱出していた。この時「やったのだ、やったやった♪」と踊っている。
その後人間大に戻り、パチャカマック12世に操られたさくらを救おうとする明石を迎えた臨獣殿のメンバーと共に、ゲキレンジャーや残りのボウケンジャーと対戦。
ボウケンシルバー、ゲキバイオレット、ゲキチョッパーの攻撃を受けても「立ったまま寝ていた」というムチャクチャな理由で全て無効化し、「オヤツをもらっていない」と自らパチャカマックの封印の中へと飛び込んで行った。
その後、封印を解かれたパチャカマックに理央とメレが洗脳される事態が発生したにも拘らず、自身は洗脳が効かない程のバカである為に相変わらずトンチンカンな言動を取り、ボウケンブルー、ゲキチョッパー、ボウケンシルバーと交戦。しかし三方向からの同時攻撃には対処出来ずに大ダメージを負い、最期は11人の合体必殺技「轟轟ゲキゲキシュート」を受け「バカは死んでも治らない~!」と叫んで倒された。
余談
「テレまんがヒーローズ」に掲載された本作の漫画版では、自身よりも先にパチャカマックが倒されたことで洗脳が解け、理央&メレと共に退却する顛末を迎えている。
この事に関してデザインを担当した篠原保氏は『 百化繚乱 下之巻 2012』にて、「モデルは『天才バカボン』となっており、更に漫画家・赤塚不二夫氏の繋がりで武器はおでんの形をした」とコメントしている。
なお実際のカバは見た目とは異なり極めて知能が高く、機敏な動きが可能な上、アフリカでもっとも多く人を殺している動物は他でも無いカバである。
声を演じた岸氏は『ボウケンジャー』Task.45で邪悪竜ダガーギンを演じており、次の戦隊でも終盤に登場した怪人を演じている。
関連タグ
アクタガミ:『轟轟戦隊ボウケンジャー』に登場した怪人で、こちらも相当なバカ。ただし、知恵の果実を口にしたお陰で一時期賢くなった。
掃治大臣キレイズキー:『炎神戦隊ゴーオンジャー』に登場した幹部怪人。こちらは頭脳派。レレレのおじさんがパロとして使われた。
ガバット・カババッチ:『快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー』に登場するカバモチーフの後輩。
戦隊VSシリーズ敵キャラリンク
時の魔神クロノス←パチャカマック12世/臨獣ヒポポタマス拳バーカー→ヌンチャクバンキ/臨獣トータス拳メカ