福永祐一の連覇か 横山武史の初制覇か
概要
開催前までの動き
第81回皐月賞はエフフォーリアが無敗で優勝。鞍上の横山武史もこれがGⅠ初勝利となった。
そして今回もエフフォーリアが単勝1.8倍の圧倒的1番人気に推された。
皐月賞上位組では、2着のタイトルホルダー、3着のステラヴェローチェがダービーでの雪辱を誓う。
一方、昨年の最優秀2歳牡馬で皐月賞は15着に終わったダノンザキッドは、脚部不安のため出場を辞退。フルゲートが18頭になった1992年(第59回)以降では初めてとなるフルゲート割れとなった。
また、第81回桜花賞でソダシの2着に入ったサトノレイナスが、牝馬では2014年(第81回)のレッドリヴェール以来7年ぶりに日本ダービーに参戦したことも話題になった。
新型コロナウイルスの影響
この年になっても収まりが見えない新型コロナウイルス。
前年は無観客開催という屈辱を味わい、本年でも無観客の可能性が取り沙汰されたが、大幅な入場制限を設けて有観客で行われる事となった。
但し、入場は事前にインターネット予約で指定席券を購入した者に限られ、声出しも一切禁止、マスク完全着用、一定の間隔を空けた上での観戦が義務付けられた。
出走馬
枠番 | 馬番 | 馬名 | 騎手 | 人気 |
---|---|---|---|---|
1 | 1 | エフフォーリア | 横山武史 | 1 |
1 | 2 | ヴィクティファルス | 池添謙一 | 14 |
2 | 3 | タイムトゥヘブン | 石橋脩 | 17 |
2 | 4 | レッデジェネシス | 横山典弘 | 13 |
3 | 5 | ディープモンスター | 武豊 | 7 |
3 | 6 | バジオウ | 大野拓弥※ | 15 |
4 | 7 | グラティアス | 松山弘平 | 10 |
4 | 8 | ヨーホーレイク | 川田将雅 | 6 |
5 | 9 | ラーゴム | 浜中俊 | 16 |
5 | 10 | シャフリヤール | 福永祐一 | 4 |
6 | 11 | ステラヴェローチェ | 吉田隼人※ | 9 |
6 | 12 | ワンダフルタウン | 和田竜二 | 5 |
7 | 13 | グレートマジシャン | 戸崎圭太 | 3 |
7 | 14 | タイトルホルダー | 田辺裕信 | 8 |
8 | 15 | アドマイヤハダル | M.デムーロ | 11 |
8 | 16 | サトノレイナス | C.ルメール | 2 |
8 | 17 | バスラットレオン | 藤岡佑介 | 12 |
※大野拓弥と吉田隼人はダービー初騎乗
レース展開
↑フジテレビ版(実況:福原直英)
↑JRA公式版
レース結果
着順 | 枠番 | 馬番 | 馬名 | 着差 | 人気 |
---|---|---|---|---|---|
1着 | 5 | 10 | シャフリヤール | 2分22秒5 | 4 |
2着 | 1 | 1 | エフフォーリア | ハナ | 1 |
3着 | 6 | 11 | ヴィクティファルス | 1と1/4 | 9 |
4着 | 7 | 13 | グレートマジシャン | ハナ | 3 |
5着 | 8 | 16 | サトノレイナス | ハナ | 2 |
払い戻し
単勝 | 10 | 1,170円 |
---|---|---|
複勝 | 10 | 270円 |
複勝 | 1 | 120円 |
複勝 | 11 | 550円 |
枠連 | 1-5 | 1,020円 |
馬連 | 1-10 | 1,010円 |
ワイド | 1-10 | 450円 |
ワイド | 10-11 | 3,880円 |
ワイド | 1-11 | 1,030円 |
馬単 | 10→1 | 3,360円 |
3連複 | 1-10-11 | 8,800円 |
3連単 | 10→1→11 | 58,980円 |
実況担当者
・NHK:稲垣秀人(大津放送局、ダービー初実況)
・ラジオNIKKEI:小塚歩
・フジテレビ:福原直英
・ニッポン放送:小永井一歩
・ラジオ日本:矢田雄二郎
・TBSラジオ:藤森祥平
・文化放送:長谷川太
※ラジオNIKKEIにはウマ娘トウカイテイオー(91年ダービー馬)役のMachicoが電話出演。
※CXにはシャフリヤールの一口馬主である山本昌が佐々木主浩と共に出演。この時、昌はゴールの瞬間、天井に頭をぶつけるハプニングがあった。
関連項目
2022年クラシック三冠
第88回東京優駿:シャフリヤール
【前回】第87回東京優駿(2020年) 優勝:コントレイル(福永祐一)