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第81回桜花賞

だいはちじゅういちかいおうかしょう

2021(令和3)年4月11日にJRA(日本中央競馬会)が開催した桜花賞。
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白い桜が咲き誇りました!


本番までの動き編集

前年(2020年)12月13日に開催された阪神ジュベナイルフィリーズ(以下「阪神JF」)で優勝し、同時に白毛馬として初めてGⅠを勝利し最優秀2歳牝馬に輝いたソダシは、前哨戦を挟まずに桜花賞へ直行した。

そのソダシと接戦を演じたサトノレイナスも同じく桜花賞へ直行したため、第2ラウンドとして盛り上がりを見せる。


なお阪神JF上位5頭のうち、3着であったユーバーレーベンはこれまで1勝しかしておらず、桜花賞に出走するには獲得賞金が足りなかった上に疝痛を患っていたためこれを回避。

優駿牝馬(オークス)を目標として調整スケジュールを組み研鑽を積んでいた。


出走馬編集

枠番馬番名前騎手人気
11ストライプ田辺裕信13
12ファインルージュ福永祐一8
23ブルーバード柴田大知18
24ソダシ吉田隼人2
35アカイトリノムスメ横山武史4
36ストゥーティ岩田康誠14
47ククナ藤岡佑介9
48メイケイエール横山典弘3
59エンスージアズム岩田望来15
510アールドヴィーヴルミルコ・デムーロ5
611ジネストラ北村宏司12
612ヨカヨカ幸英明11
713【外】エリザベスタワー川田将雅6
714ミニーアイル藤岡康太17
715シゲルピンクルビー和田竜二10
816ソングライン池添謙一7
817ホウオウイクセル丸田恭介16
818サトノレイナスクリストフ・ルメール1

発走約5分前にサトノレイナスが単勝1番人とになった。


レース展開編集

NHK 実況:小宮山晃義 解説:白井寿昭


ラジオNIKKEI 実況:米田元気


関西テレビ 実況:吉原功兼



レース結果編集

着順

順位枠番馬番名前着差人気
124ソダシレコード2
2818サトノレイナスクビ1
312ファインルージュ1/28
435アカイトリノムスメクビ4
5510アールドヴィーヴル35

払い戻し

単勝4360円
複勝4140円
複勝18130円
複勝2350円
枠連2-8520円
ワイド4-18290円
ワイド2-41,030円
ワイド2-18950円
馬連4-18620円
馬単4-181,280円
三連複2-4-182,660円
三連単4-18-210,400円

その他編集

ソダシは白毛馬として初めてクラシック制覇を達成しただけでなく、2019年(第79回)でグランアレグリアが記録した1分32秒7を1秒6も塗り替える驚異的なレコードタイム1分31秒1を叩き出した。


サトノレイナスは、本レース後にオークスではなく東京優駿(日本ダービー)出走を選択。

2014年のレッドリヴェール以来の7年ぶりの牝馬のダービー挑戦となり、結果は掲示板内の5着でシャフリヤールが優勝した。


最下位に終わったメイケイエールは銜(はみ)の受けが悪かったため、レース終了後に再審査を受ける。

その後は短距離路線に転向した。


実況について

関西テレビで実況を担当した吉原功兼アナウンサーは、最後の直線でサトノレイナスが追い込んで来る場面で「一番外から!メイケイエールが差を!メイケイエールが上がって来るが!」と馬の名と位置を誤ってしまっていた。

翌週の同局の競馬中継番組『はみだし競馬BEAT』で、吉原アナはこれを振り返って反省の様子を見せた。


関連タグ編集

桜花賞 競馬 JRA


【前回】(2020年・第80回):デアリングタクト

【次回】(2022年・第82回):スターズオンアース

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