概要
運行路線は東海道本線(JR京都線/琵琶湖線)・中央西線・篠ノ井線・信越本線。
1959年に準急として大阪駅~長野駅間で運転開始する。1961年に急行に格上げされ2003年の臨時列車格下げを経て2005年10月8日まで運転された。
運転当初は大阪駅発の夜行列車と長野駅発の昼行列車だったが、1966年に昼夜1往復ずつとなり、昼行便は1971年に特急「しなの(~2016年春)」に格上げされた。
停車駅
定期運行終了の2003年9月時点。
大阪駅-新大阪駅-京都駅-大津駅-米原駅-大垣駅-岐阜駅-名古屋駅-(千種駅)-(多治見駅)-木曽福島駅-塩尻駅-松本駅-聖高原駅-篠ノ井駅-長野駅
()内の駅は下りのみの停車。
使用車両
イラストは何れもイメージ。
碓氷峠越えのために台車がエアサスになっているキハ58系列の特殊仕様車。1961年から1963年9月まで急行「志賀」「丸池」「とがくし」と共通運用された。1963年10月から1968年9月までは同じ大阪駅発着の急行「きたぐに・奥能登」、1968年10月から1978年9月まで急行「越後・ゆのくに」と共通運用が組まれ、長野駅まで直通する基本編成に使用された。中央西線と篠ノ井線が電化された後も「ゆのくに」が当時非電化の七尾線に直通していたこともあり気動車のままで据え置かれた。
松本駅止まりの付属編成に使用された。担当は宮原区。
12系は1978年10月から1997年9月まで、20系は1978年10月から1986年10月まで、14系は1986年10月から1997年9月まで。
20系は電源車を連結せず、12系の発電セットから電源供給を受けることとなったために専用の改造を受けた1000・2000番台を使用。
臨時便で使用。臨時急行「くろよん」を併結していた。
受け持ちがJR東海に切り替わった1997年10月から定期運行終了の2003年9月まで。
2003年10月から運転終了まで。