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原点にして頂点の編集履歴

2023-10-02 03:15:32 バージョン

原点にして頂点

げんてんにしてちょうてん

始まりと最高の状態を兼ねているということ。多くは賞賛の意味で使われる。

解説

シリーズ作品にて、第一作やその主人公へのリスペクトを示す表現。


経緯

遅くとも既に1995年にはネットで使われている言葉。

ただし、ニコニコ大百科の記事(14/06/18 17:46の版)では「pixivでポケモンのレッドに対して使われたのが発端」とされている。Pixivのこの記事(2013/05/03 00:20の版)では、「元ネタはカプコンのモンスターハンターシリーズMHP2Gアカムトルム討伐クエスト『起源にして、頂点』であり、それをもじったこのタグが流行し現在に至る」とされていた。

1991年頃にチーズ蒸しパンのCMで使われていた。


該当者の一例

特撮

うたかたの…

言わずと知れた日本の怪獣王であり、日本における特撮怪獣映画の元祖である。

それまでの特撮の撮影はコマ撮りが主だったが、この作品から着ぐるみ撮影が主流へと変わる。

その人気からハリウッドでもゴジラシリーズは制作されている。


光の国から僕らのために・・・

言わずと知れた日本を代表する特撮ヒーローウルトラシリーズの元祖。

2006年放送の「ウルトラマンメビウス」の客演時に見られる、敵の光線技をバリアなしで胸筋で食い止めてノーダメージという姿が未だ一線級の貫禄を感じさせる。


1号

言わずと知れた日本を代表する特撮ヒーロー仮面ライダーシリーズの元祖。

特徴の変身ポーズ(※変身ポーズ自体は2号が最初)も作品ごとに多様化しているが「人類の自由と平和のために、悪の組織と同じ力を行使する者」という定義は一貫して守られている。


五つの力をひとつにあわせて

言わずと知れた日本を代表する特撮ヒーロースーパー戦隊シリーズの元祖。

仲間たちとの絆や友情、等身大から巨大化する敵とそれに対抗する戦隊ロボなど、現在まで続く戦隊ヒーローの様式美を築いた作品。


宇宙刑事ギャバン

1980年代から90年代にかけて一世を風靡した特撮ヒーローメタルヒーローの元祖。

光沢のある金属的なボディが特徴的なヒーロー像は海外映画「ロボコップ」に影響を与えた。


アニメ

あふれるほどの

戦いもするが、その至上命題は「敵を倒す」ではなく「空腹に苦しむ人々にパンを与える」こと。

相手がバイキンマンであろうと、空腹に苦しんでいれば迷わず助ける、それがアンパンマン。

この一点から、他のヒーローたちやヒロインたちとは一線を画する存在と見る声も強い。


失敗なんてメじゃない!

プリキュアシリーズの元祖にして初代ヒロインズ。

今日に至るまでシリーズ放送を続けるプリキュアの人数が50人を超える中、全てのプリキュアに先んじて悪と戦った偉大な存在として、このタグをつける者は多い。


空にそびえる黒鉄の城!!兜甲児とマジンガーZ★祝誕!石丸博也さん

言わずと知れたロボットアニメの金字塔。

マジンガーZの人気から「パイロットが巨大ロボットに搭乗して操縦する」タイプのロボットアニメが爆発的に増えた。


ガンダム/始動

言わずと知れたガンダムシリーズの初代。

後に「リアルロボット路線」と呼ばれる、ロボットアニメのジャンルの雛形となった先駆者でもある。作中に登場する巨大ロボット「モビルスーツ」のプラモデルである「ガンプラ」はブームを作り上げ、現在でもプラモデル界で一大ジャンルを築き上げている。


小説(TRPG)

ディード

指輪物語などのいわゆる剣と魔法の世界を題材とした、和製ファンタジーの金字塔ロードス島戦記のヒロイン。

金髪、緑を基調とした衣装、耳が長いといったエルフのビジュアルイメージの雛形を確立した。



ゲーム

初代 レッド

ポケットモンスターシリーズの初代であるRGBP及びFRLGの主人公であり、GSCHGSSでは隠しボスも務めている。

BW2SMUSUMのバトル施設にも登場しており、特にBW2では「リビングレジェンド」という二つ名をもらっている。



備考

ボカン

↑「原点にして頂点」タグが付いている、現時点でpixiv最古のイラスト。


用法と注意

その他・考察

新しい作品がヒットするには、明確な新機軸がユーザーに受け入られることが必要不可欠であるため、その第一歩には作り手の意欲が否応なく込められる。

また、シリーズが長期化するほど変化球や仕切り直し(悪く言えば独自性の低下やセールス上の延命)が求められる後続作品と違って、第一作は全力で直球ド真ん中を行けた優位性が魅力となる効果も大きい。


ましてや歴代作品の競演が実現した場合、初代主人公は歴戦の勇士としてリーダーを務めるもしくは敵や後輩達の特殊能力をねじ伏せる謎補正が描写される傾向もあり、このタグが自然と成立しやすい。


最近は公式でこの表現を使うケースも確認されているが、2作目以降がヒットした例や受け手諸氏の好みもあるため、むやみに使わないよう注意が必要である(むしろ「原点も頂点もない」と逆の事を言う作品もある)。


関連項目

オーレギオン アカムトルム

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