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フレイヤ・ファミリアの編集履歴

2023-12-18 12:26:11 バージョン

フレイヤ・ファミリア

ふれいやふぁみりあ

フレイヤ・ファミリアとは、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に登場する団体である。

概要

迷宮都市オラリオに存在するフレイヤが主神を務めるファミリア。エンブレムは『戦乙女の側面像』。ホーム名は『戦いの野(フォールクヴァング)』。

現都市最大派閥の一角で、『都市最強』の冒険者とされるオッタルを団長に、『都市最速』の冒険者であるアレン・フローメルを始めとするLv.6の幹部達などを有する非常に層の厚いファミリア。

到達階層は58階層、オッタル単独での打破数は49階層を誇る。派閥の等級は当然『S』


豊饒の女主人』は実質的に【フレイヤ・ファミリア】の庇護下にある店であり、元団長のミア・グランドが店長を務め、アレンの妹で元団員のアーニャ・フローメル等がウェイトレスとして働く等、繋がりがある。

また、ファミリアの構成員以外にも個人的にフレイヤを崇拝する「信者」がいるため、組織として極めて手足が長い。18巻で、眷族は157名、非戦闘員と『信者』を含めると5千人以上いるとされている。


フレイヤの美貌に心酔し、忠誠を誓う団員たちにより構成されている(因みに『魅了』された訳ではない)。とはいえ団員達も妄信しているわけではなく、フレイヤのワガママに諫言をしたり、彼女の身勝手な行動の結果、キレたロキが殴るのを止めなかったりしている。

作中では主神であるフレイヤが本編主人公であるベルを一目見て気に入った事で、彼を手に入れる為に暗躍する事になる。


DanMachi- Color.

ファミリアとしての特徴

本拠地『戦いの野』では、Lv.1~Lv.4の非戦闘員を除いた団員達が朝から日没まで殺し合い同然のバトルロイヤル(通称『洗礼』)を行い、心身を鍛え上げる。この苛烈な『洗礼』によって鍛え上げられた団員達は『強靭な勇士(エインヘリヤル)』と呼ばれている(但し、第一級冒険者同士の戦いは禁止されている。これは傑出した『強靭な勇士』は失えない事と、派閥幹部が倒れることで他派閥に付け入る隙を与えないようにするため)。そのため、団員達は同じLv.の他派閥の冒険者と比べても上位の実力を持っており、一人一人が精強の強者揃いである。

それ故に、団員達はこの闘争による実力向上に余念がない反面、怪我人が後を耐えない状態の為に、魔導士より確保が難しいとされる治療師が充実している。ちなみに酷使されている治療師のリーダー格ヘイズ・ベルベットは頭を悩ませて団長であるオッタルに苦情を入れているが、当のオッタルはこの『洗礼』を止めるつもりはない。

日没後は、本拠内にある『特大広間(セスルームニル)』で盛大な晩餐が行われ、「食の闘争」とも形容されている。冒険者達が食事を貪るように食べる中、『満たす煤者達(アンドフリームニル)』と呼ばれている治療師や薬師の女性達は厨房での調理を担当している。

朝から戦い、夜には宴を開くこの習わしは、オッタル達よりも前の眷族達が自発的に始めたもので、地獄のような特訓をした後に豪勢な宴をして一日を締めくくらないと、明日以降の英気が養えないからだという。


団員達それぞれはフレイヤへの忠誠心から従っている一方、団員同士や他の冒険者達との関係に関しては良好と言い難い。また、フレイヤへの忠義の形は団員によって異なっているため、忠義の在り方から構成員同士が対立することもしばしばある。

【ロキ・ファミリア】が『組織』を重視しているのに対し、【フレイヤ・ファミリア】は『個』を重視しているのが特徴で、上記の本拠地内での日常からも、徹底的な個人主義及び実力主義的な傾向が目立ち(四つ子兄弟で、連携して戦うガリバー兄弟ですら、それが当てはまっている)、他のファミリアと共闘しなければならない非常事態となっても、状況や周囲の事などお構いなしな行動や戦い方をしている程。この為、実力だけでなく団結力や統率力、人気にも長けている【ロキ・ファミリア】とは対照的とも言える。

もっともフレイヤの命が下されば話は全く別となり、【フレイヤ・ファミリア】が一致団結した際は【ロキ・ファミリア】でも勝てないだろうと【ロキ・ファミリア】の団長であるフィン自身が認めている。

ただし、「フレイヤへの忠誠心はあっても団員同士の仲間意識が皆無である」という点が変わる事は無い為、「『結果的にフレイヤの為になる』という理由から、ファミリアを裏切って同じ団員を容赦無く攻撃する異常事態にもなり得る」という最悪な弱点も抱えており、【ヘスティア・ファミリア】との『戦争遊戯(ウォーゲーム)』にて、その最悪な弱点が露呈してしまった。

加えて、たとえ一致団結しようが、眷族たちの指揮系統はほぼ全てヘディンに一任されているため、彼の身に何かが起こったが最後、途端に統率が取れなくなるのも弱点の一つ。これも『派閥対戦』において最悪の形で露呈することになる。


オラリオではその圧倒的実力に一目置かれながらも、主神であるフレイヤが迷宮攻略や『闇派閥(イヴィルス)』の対処等に関して非協力的(というより無関心)な上に、彼女の気まぐれの意を受けた団員達によって傍若無人とも言える形で何度も騒動やファミリア同士による抗争が起きており、それによって生じるオラリオの被害も半端では無い為、社会的評判は著しく良くない(一応、過去には50人以上の犠牲者を出した『血塗れのトロール』という強化種の討伐を、『ギルド』に泣きつかれる形で果たした事があるようだが)。

【ロキ・ファミリア】が「人望」「憧憬」の対象となっているのに対し、【フレイヤ・ファミリア】は「恐怖」「忌避」の対象になっており、同じ最大派閥でありながらもオラリオの住民や冒険者達からの認識や評価には、大きな差がある程。

実際、後に一時的に【フレイヤ・ファミリア】の所属になったベルが、フレイヤの『魅了』によって人々がベルに関する記憶を改竄されたとは言え、多くの人間から絶対に関わり合いたくない存在と見なされ、話しかけられた人間達の殆どはただ只管必死に許しを請いたり、明確に敵意や警戒を示し拒絶の態度を取っている事からも、その凄まじいまでの恐れられっぷりが窺える。

『ギルド』の最高責任者であるロイマン・マルディールからは、難色を示される事はありながらも、オラリオ存続の為に重要なファミリアの一つと見なされており、同じ最大派閥の【ロキ・ファミリア】との衝突だけは何が何でも阻止しようとしている(本人曰く「【ロキ・ファミリア】と【フレイヤ・ファミリア】が衝突すればオラリオが火の海になる」)。


メンバー

ファミリアの主神。

神々の中で最も美しいといわれる女神。


Lv.7

ファミリアの団長を務める猪人(ボアズ)。『都市最強』の冒険者。

二つ名は【猛者(おうじゃ)】


Lv.6

副団長。小柄な体格をした猫人(キャットピープル)。『都市最速』の異名をもつ冒険者。アーニャ・フローメルの兄。

二つ名は【女神の戦車(ヴァナ・フレイア)】


Lv.6

幹部。黒い剣で武装したダークエルフ

典型的なコミュ障で、会話をする際は何かをこじらせたような口調になる。メンタルも脆い。

二つ名は【黒妖の魔剣(ダインスレイヴ)】


Lv.6

幹部。英明でファミリアの指揮を担う

エルフ。ハイエルフではないが、昔は王として戦場を指揮していた。

二つ名は【白妖の魔杖(ヒルドスレイヴ)】


Lv.5

幹部。小人族の4人兄弟。連携による戦闘力はLv.6以上。

四つ子の兄弟で苦労人の長男アルフリッグが、次男ドヴァリン、三男ベーリング、四男グレールの毒舌な弟たちを纏めている。

二つ名は【炎金の四戦士(ブリンガル)】


Lv.2

フレイヤの侍女頭を務める女性団員。シル・フローヴァの料理の味見係なども務める。

姓も二つ名も存在しないため、『名のなき女神の遣い(ネームレス)』と呼ばれている。

【ファミリア】における苦労人の一人。


Lv.4

若くして『満たす煤者達(アンドフリームニル)』の顔役ともされている、有能な治療師。

日頃の治癒師の扱いの悪さに、オッタルによくダメ出しをするらしい。

二つ名は【女神の黄金(ヴァナ・マルデル)】


  • ヴァン

Lv.4

一般構成員の半小人族(ハーフパルゥム)。ベルに敵意を向けてはいるが実力は認めており、戦闘の際はアドバイスをしている。ハーフであるため、色々嫌な目にあったらしい。30代。


  • レミリア、ラスク

一般構成員で、ベルが【フレイヤ・ファミリア】にいる間、すっかり顔見知りになった団員達。


  • ノーガ

一般構成員の狼人。深層に潜っていた【ロキ・ファミリア】を偵察するため、隊を率いていた。


  • タンムズ・ベリリ

Lv.4

元イシュタルの眷族。侵攻の際フレイヤに魅了を上書きされて、引き込まれている。

フレイヤに、ベルには美神の魅了が効かない秘密を教えている。


Lv.6

元団長のドワーフ。『豊饒の女主人』の女店主。半ば引退しているが、ファミリアにはまだ籍を置いている。というか、手放してもらえないらしい。


Lv.4

かつてファミリアに籍をおいていた猫人。アレンの妹だが、現在はファミリアから距離を取っている。

二つ名は【戦車の片割れ(ヴァナ・アルフィ)】


団員ではないが、フレイヤや【フレイヤ・ファミリア】と強い結びつきがある人物。その正体は…


来歴

劇中当初より、オラリオ最強格のファミリアとして名を馳せる一方、主神であるフレイヤの意向によって、裏で様々な暗躍を行う事になっている。


そんな中、フレイヤを過剰なまでに敵視するイシュタル率いる【イシュタル・ファミリア】が、サンジョウノ・春姫を使って自軍を強化して戦争を挑もうとしていた直前に、ベル・クラネルを捕獲して虜にしようとしている情報が入った結果、フレイヤの逆鱗に触れてしまう事になり、損害もペナルティも全く厭わない上に主神であるフレイヤ自らが乗り込む形で【フレイヤ・ファミリア】を総動員させた【イシュタル・ファミリア】の拠点の歓楽街へ侵攻。突発的な襲撃の上に【イシュタル・ファミリア】がベルによって自軍の強化に失敗した事もあって、瞬く間に蹂躙され、最終的にフレイヤ自らの手でイシュタルが倒されて天界に強制送還された結果、戦いは【フレイヤ・ファミリア】の完勝で終わっている。この結果、【ロキ・ファミリア】は【イシュタル・ファミリア】と結託していた闇派閥への糸口も掴めなくなった為、元々犬猿になっていたフレイヤとロキのファミリアとしての関係が更に悪化する事態に至っている。


理知を持ったモンスターである『異端児(ゼノス)』を巡る事件の際、フレイヤは異端児そのものに興味こそ示さなかったものの、その一体であるアステリオスがベルとの決闘を望んでいる事に気付いたのか、団員達を総動員させて、異端児の排除を行おうとしていた【ロキ・ファミリア】の団員達の妨害を行い、ベルとアステリオスによる一騎打ちのお膳立てをしている。


オラリオ崩壊を目論む黒幕のエニュオの計画を阻止するべく、第二次クノッソス攻略戦では後続部隊の援軍として参戦。

団員達の殆どは、他派閥との連携などお構いなしで好き勝手に戦っていたと言えるが、それでも『精霊の分身(デミ・スピリット)』を難無く撃破する等といった形で、戦いに大きく貢献した。


『女神祭』の3日目にて、ベルを手に入れる事に手段を選ばなくなったフレイヤは、オッタル達に【ヘスティア・ファミリア】の団員達を襲撃させて瀕死に追いやり、ベルを半ば拉致させる形で連れ去っただけでなく、自らの権能である『魅了』を用いてギルドの人間達を掌握。彼等にオラリオ中の市民や冒険者、神々までも集めさせ、全員の記憶を改竄してしまうという最悪な暴挙を実行。これによって、『魅了』の支配下に置かれた者達は【ヘスティア・ファミリア】の団員を含めて全員が、ベルと関わった記憶の全てを失った上に「ベルは最初から【フレイヤ・ファミリア】の団員で、【ヘスティア・ファミリア】の団員ではない」と認識をすり替えられてしまい、それに関してオラリオは実質的にフレイヤの独裁体制による【フレイヤ・ファミリア】の支配下に置かれる事になってしまった

ただし、フレイヤの神血(イコル)を受けているファミリアの団員やミアやアーニャは権能の影響を受けながらもすぐに解除され、『処女神』としての権能を持ち、神威を最大限にまで高めていたヘスティア、『ギルド』の主神のウラノス、実行直後にギリギリでオラリオを脱出したアスフィ・アル・アンドロメダリュー・リオン、迷宮の深層へ遠征に向かっていたリヴェリア・リヨス・アールヴレフィーヤ・ウィリディスといった一部の【ロキ・ファミリア】団員達は免れている。


フレイヤの実質的クーデターの成功後、ベルに今までの経験全てが「呪詛(カース)による妄想」で、【フレイヤ・ファミリア】の団員であった事が「真実」であったと確信させる為、団員達は最初からベルが仲間であるように振舞うようフレイヤから言い渡され、『魅了』の権能を代行できるヘルンにも、オラリオの外から新たに来る人間達を一人残らず『魅了』の支配下に置かせている。更に自身も記憶改竄の解けそうな者に接触し回っては、再度『魅了』による記憶改竄を行う徹底ぶりを見せている。

そして、半ば孤立状態に追い込まれたベルに対しては、第一級冒険者達までも加わらせた『洗礼』による拷問同然の容赦の無い扱いによって、連日に渡って死ぬ寸前まで追い詰め続け、心身共に憔悴していた所で夜に神室に招いて労い、言葉巧みに丸め込もうと洗脳染みた処置まで施す。それらを受けてベルの精神を限界まで追い込んでいくのだが、「ある出来事」が切っ掛けで思惑が狂い始めてしまい、最終的にアイズの言葉によって自らが「ヘスティアの眷族」である事を確信したベルは立ち直ってしまう。


更に、水面下においてベルを取り戻す為の活動を行っていたヘスティアが、『魅了』に気付き始めたヘルメスの協力の元、彼女の神血の付いた薪をくべたオラリオ中の『炉の炎』を利用して、オラリオの中心地であるバベルの屋上を中心として疑似的に『炉の神の神殿』を再現。それによって、ヘスティアの神威を最大限にまで解放させる極上の秘術『偽現・炉神の聖火殿(ディオス・アエデス・ウェスタ)』が発動し、『魅了』の権能を焼き払われてしまう事になった。

実は、『処女』を司るヘスティアは、『美』と『情欲』を司るフレイヤとは対照…つまりはカウンター的な存在になっていたのだが、【ヘスティア・ファミリア】との戦力差やオラリオ中の人間達を『魅了』の支配下に置いていた事での余裕、そして過度なまでにベルを手にする事に集中し過ぎていた事から、それらについてフレイヤは見落としてしまい、ヘスティアに反撃を許す隙を与えてしまう事態にまで繋がってしまったのである。


記憶改竄の内容から、自分達がフレイヤの『魅了』による支配下に置かれていたという事実は駄々洩れも同然となっていた為に、改竄されていたオラリオ中の市民や冒険者達にとって、これまで『畏怖』の対象であった【フレイヤ・ファミリア】全体は、一転して『憎悪』の対象となり、同様に激怒した神々側も自分達のファミリアを総動員させた結果、【ロキ・ファミリア】や【ヘファイストス・ファミリア】を中心としたオラリオ中のファミリアによって、『戦いの野』全体が包囲されてしまう最悪な事態になる。

周辺で【フレイヤ・ファミリア】と【ロキ・ファミリア】の団員による激突が勃発し、もはや最大派閥同士による抗争へと発展しかける中、フレイヤはこれまでの自身やファミリアの功績、地位を盾にする形で【へスティア・ファミリア】に対し『自分のすべてをチップに賭け、自分が勝てばベルをもらう』、『自分は【フレイヤ・ファミリア】だけで迎え撃ち、【ヘスティア・ファミリア】はいくら徒党を組んでも構わない』を条件に『戦争遊戯(ウォーゲーム)』を提案。これを【ヘスティア・ファミリア】側も承諾した結果、オラリオ史上最大の戦争遊戯となる『派閥大戦』の幕開けとなるのだった。


だが、【ロキ・ファミリア】が参加しない(『ギルド』が【フレイヤ・ファミリア】が敗れて戦力がオラリオ外に流出するのを嫌い、ヘスティア達が負けた方が都合が良いという政治的判断)ため、ヘスティアをリーダーにした「派閥連合」に勝ち目はないかと思われたが、Lv.6へと昇華されたリューの乱入、幹部であるヘディンとヘグニの忠義ゆえの造反、元団長のミアの参戦など様々な理由から敗北。今までフレイヤを嫌っていた女神達を主導に【フレイア・ファミリア】は解体されることになる。もっともフレイヤの眷族はそのままオラリオに残留し、フレイヤもヘスティア達の尽力で『豊饒の女主人』の店員シルとして残ることが許されたので、表向きは解体したと言った方が正しいと言える。

その後、フレイヤがヘスティアの従属神という立場になったことで、元【フレイヤ・ファミリア】の面々は、主に【ヘスティア・ファミリア】を陰ながら護衛するもしくは『豊饒の女主人』の従業員として働かされることとなった。


ベル・クラネルとの関わり

上記のように【フレイヤ・ファミリア】の団員は、全員がフレイヤに強い忠誠心を抱き、彼女の一番の眷族になる為に尽力しているが、当のフレイヤが自分の眷族をそっちのけでベルに執着しているので、当初ベルはオッタルを除く団員達から一方的に妬まれ敵視されていた。

しかし、ベルが死んだらフレイヤは全てを捨ててでも天界へ送還して魂を追い掛ける(一度天界に送還されれば、二度と下界に降りることが出来ない規則がある)と豪語していたため、下手に手出しできないどころか彼一人にファミリアの運命を握られている状態になっていた。


ベルからしたら、身に覚えがないのでたまったものではないが、シルを通じて渡された『魔導書(グリモア)』やアミュレット、試練としてけしかけられたミノタウロス、【イシュタル・ファミリア】との抗争の際の介入、異端児編の対アステリオスの際の助力等、振り返ってみればベルの活躍の裏には何かと関わっていることが多く、彼らがいなければベルの急速な成長もなかったと思われる。


ベルがフレイヤの『魅了』の力で無理矢理ファミリアに在籍させられた時は、最初は敵意を向けられていたが、ベル自身の純粋な人柄や強くなるために苦難に挑み続ける姿勢を認められた事もあって、先達の団員達が戦闘の際アドバイスを送ったり、幹部のヘディンはベルを弟子と認め、同じく幹部のヘグニはベルに友好的に接するようになる等、次第に交流を深めていく事となり、ベル自身も不思議な絆と温もりを感じていた。

もしベルがヘスティアより先にフレイヤと出会い、正式に眷族の契りを交わしていたとしても、決して悪くない冒険者ライフが送れたのかもしれない。

『派閥大戦』終了後もベルとは結構良好な関係を築いており、シルによると『強靭な勇士(エインヘリヤル)』はベルに対して甘いらしい。


関連タグ

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか

ファミリア(ダンまち) フレイヤ(ダンまち)

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