「ACMA:GAME(アクマゲーム)」とは
- 週刊少年マガジンにて連載された漫画の作品名。 →本項にて記述。
- 上記作品にて執り行われるゲームの総称。 →本項内『作品内用語』にて解説
作品解説
原作:メーブ
作画:恵広史
単行本は全22巻。
2024年4月よりTVドラマ版が日本テレビ系列局他の日曜ドラマにて放送。
主演は間宮祥太朗。なお、主要人物の多くは設定年齢は引き上げ、外国人キャラは日本人に変更、常識的に無理があるキャラ・設定(例:自社ビル地下にある秘密の武器庫→不発弾)は丸ごと変更などの措置がとられている。
主題歌は、UVERworldの『MEMORIES of the End』。
本作品の主人公織田照朝は、現役高校生でありながら父から受け継いだ全世界に支部を持つ巨大財閥である「織田グループ」の会長を務めるスーパー高校生。公私ともに充実した日々を送っていた。
そんなある日、イタリアのマフィアによる自社社屋の襲撃事件が起こる。
マフィアを率いていた少年マルコ・ベルモンドが取り出したのは『悪魔の鍵』の名を持つアーティファクト。
それには、「ゲームの勝者が要求するものを敗者からなんでも奪う」
「悪魔のゲーム」を執り行う力があったのだ…。
作品内用語
「アクマゲーム」
「悪魔の鍵」の力で召喚される悪魔の審判によって執り行われる「悪魔のゲーム」。
ゲームの種類はその都度変わり、
ゲームを開始するまでどんなゲームが行われるかは鍵の所有者にもわからない。
鍵が使用されると、所有者が部屋と認識する空間は外界と隔絶され、
ゲーム終了まで外部との人の往来および通信が出来なくなる。
(それ以外の電気・ガス・水道等のライフラインは繋がったままであり、外部からの熱や冷気等も伝わる)。
ゲーム中にどちらかのプレイヤーが死亡した場合、ゲームを終了することができないため空間は永久に封鎖される。
その為プレイヤーへの観覧者の手出し、及びプレイヤー同士の接触は原則的に禁止されている。また悪魔は物理的脅威からプレイヤーを守る義務がある。
ゲーム開始前、対戦者は互いに相手に要求をすることができ、ゲームに勝利するとそれを実行する権利を得る。
勝者は敗者に思い通りの行動
(財産の譲渡、自殺、警察への出頭といった不利益になる行動も含む)
をとらせることが可能だが、
基本的にゲームに用いる鍵の所有者の要求が先となり、
挑まれた者は相手の要求を上回る要求はできない。ただし、それに対して所有者が追加で要求した場合、挑まれた側にも再度追加で要求する権利が与えられる。
ゲームの敗者は要求を拒否することはできず、強制的に行動させられる。
また、ホルダー相手の連勝を重ねれば鍵の「レベル」が上がり、能力(例:格闘技経験者や有段者の格闘技術等)や知識、若さと言ったものも奪える。
敗者の所有物を好き勝手に出来る訳だが、これは照朝を例にすると『会長』なので『会社』や『社員』も照朝の『所有物』としてみなされ、『社員』の意思も人権も無視した要求の実現も可能。
ドラマでは
- アゴナ・ヤ・ティン・エピシミア(欲望のための戦い)
- ニキ・ヤ・ティン・エピシミア(欲望のための勝利)
- オルキゾメ・ストン・ディアボロ(悪魔に誓う)
と、互いに宣誓する事でゲームが開始され、賭けの清算に際し「エカサリシ」(清算)と、敗者がつぶやく。
字幕としてギリシャ文字と日本語訳が表示される演出がなされる。
「悪魔の鍵」
アクマゲームを執り行うために必要な鍵。持ち主は「所有者(ホルダー)」と呼ばれる。
全くの未知の存在で、質量の測定すら不可能。
この鍵を使用することで、ゲームマスターである悪魔が異次元より出現し、
彼らの監督のもとゲームが執行される。
悪魔は特定の動物に擬態させたモノ(そのままの姿だったり擬人化した姿だったりする)であり、
鍵にはその鍵によって召喚される悪魔の元となった動物の頭蓋骨の意匠が含まれている。
この鍵を初めて使用するためには鍵を自分の身体に挿して所有者として認識させる必要がある。
それ以降に使用するときは、床やテーブル等に突き立て、
錠を開けるように回すことでゲームが開始される。
鍵の所有者がアクマゲームで敗北した場合、鍵の所有権は勝者に移る。
対戦者双方が所有者である場合、敗者は鍵の所有権を失い、
敗者の持つ鍵は消えて世界のどこかに再出現する。
鍵の所有者は身体のどこかに鍵を模した文様が浮かび、
ゲーム中に使用できる「悪魔の能力」が備わる。
「悪魔の能力」は使用回数に制限があるものが多く、大抵の場合1ゲームにつき1回のみである。非所有者に対してアドバンテージになるように思えるが、ガド曰く「人間の個体差のようなもの」。
この能力は最初に鍵を使った時点で固定され、他の悪魔の鍵や敗北後再度使用しても新しい能力を複数得たり変更される事はない。
アクマゲームによって命令された実行中の要求の数は、ゲームに使用した鍵にはまった水晶体に小さな光の点の形で示される。
要求が完遂された場合、または要求が鍵の所有者により破棄された場合にこの光は消える。
「グングニル」
本作品の敵となる組織。
全世界に存在する「悪魔の鍵」を集め、その管理を行っている。
本編序盤にてマルコ・ベルモンドに「悪魔の鍵」を盗ませ、
新たな鍵の所有者にふさわしい人物を見定めるための実質的なテスターとして派遣していた。
いわば本編における黒幕。
「先導者(The Guide)」を頭領とし全世界に多数の構成員を抱える。
「先導者」並びに幹部格である主要構成員は個別に鍵を所有し、
彼らによって様々な工作や裏切り行為への粛清等が執り行われる。
「先導者」はアクマゲームで一度も敗北したことがないらしい。
本編中盤にて
日本全政党をアクマゲームによる党首洗脳等によって強制的に合併させ、
組織の詳細や目的は不明だが、一構成員の話によると
『グングニル』の最終目的は「先導者」の指導の元による平和を目指した、世界全体の支配だという。
「トーナメント」
「先導者」の手足となり、日本の支配を任せられる人材を決めるために開催される、グングニル主催の若者達によるトーナメント。
グングニルの指定した日時と場所でアクマゲームを行う。
ゲームは基本「勝者への絶対服従」を賭けて行い、それ以外の賭けは禁止されている。
トーナメントの優勝者を「先導者」がアクマゲームにより傀儡とし、日本を支配する人材とする予定だという。
織田照朝、式部紫、斉藤初、伊達俊一郎、島津涼、毛利明、上杉潜夜、眞鍋悠季の8名が参加している。
Player~『悪魔の力を借り得た者』(主要人物)
織田照朝(おだ てるあさ)
演:間宮祥太朗
天才実業家。
本作の主人公。18歳。光聖高校3年兼織田グループ前総会長。
模試は常に全国一桁、イケメンで女性にはモテており、会長職も淡々とこなす等
とにかく非の打ちどころのない完璧高校生なのだが、
暇さえあればいっつも自社製品の一つの『モグチョコ』を食ってる。
(本人いわく「モグチョコ」を食べておけば大体の悩みは解決するらしい。チョコバカ。普通に美味い料理よりも全ての料理にチョコをかけたゲテモノ系を選択するほど)。
絵には難あり。前衛的過ぎてむしろ抽象画だが、何の間違いかコンクールで特選入賞し、面白がった友人たちからは「画伯」と呼ばれ、周囲の人間も孫を見る目或いは雇用主であるため面と向かって指摘出来なかったことから全く自覚がなかった。
自分の過去の体験から、「男としての価値を上げる」ことを人生の教訓としている。
相手の思考や意図の先読みに長けるが、逆に騙しや誘導に弱い。また、その能力も敵を相手には強力な一方で、チーム戦だったトーナメントでは寄せ合う思考が上手く折り合わせられずに照朝の方が仇となる局面が少なくなかった。また、堅実過ぎて初のリスクを乗せて賭けを仕掛けるタイプも不得手。
『先導者』の正体を探り、「グングニル」の悪事を止めるために
織田グループ総会長の座を一時的に引退し、アクマゲームトーナメントに参加する。
トーナメントに優勝し。敗者の式部、斉藤、伊達、上杉、眞鍋と共に先導者(The Guide)の待つ迎賓館に向かう。(毛利、島津はある作戦のため別行動)
- 悪魔の能力:「一分間の絶対固定(リミテッド・パーフェクト)」
- 効果は「ゲーム中一度だけ任意の物体(個体)を1分間固定する」
- 鍵の文様の場所:右手の甲
- 所有する鍵の悪魔:ガド
上杉潜夜(うえすぎ せんや)
演:竜星涼
天才ギャンブラー。
裏の世界で名を馳せる青年。18歳。本作のライバルキャラクター。
周囲を人だろうと悪魔だろうと
「てるりん」「ガドちん」とあだ名をつけて呼ぶのが癖。
髪を複数のピンで留めており、動物の名前が書かれたTシャツを着ている。
過去のある経験が原因で、責任や周囲を背負うことを極端に嫌い、
「自分のために」「今を楽しむこと」をモットーとする。
鍵の情報を得るために照朝に接触、アクマゲームに挑み辛勝。
以降は利害の一致した照朝と共同戦線を張り、
彼のグングニル討伐に協力する形をとっている。
(表向きは)「グングニル」に溜め込まれた資金を目当てに、
更に相棒を人質にとられた怒りからアクマゲームトーナメントに参加する。
- 悪魔の能力:「(単行本を読んで確かめてね!
バラすなら派手に、だからここじゃ教えなーい★by潜夜)」
- 鍵の文様の場所:舌
- 所有する鍵の悪魔:ガド
眞鍋悠季(まなべ ゆうき)
演:古川琴音
天才解析者(アナリスト)。
照朝のクラスメイトの女子生徒。17歳。
自動車部品工場「眞鍋製造」の工場長の娘。
三つ編みお下げの髪と太縁眼鏡が特徴。くりくり。
工場の借金のゴタゴタに巻き込まれヤクザに人質として身柄を拘束されていたが、
照朝によってヤクザ一味が撃退されたため、以降恩義を感じ彼に協力する。
プログラミング技術と暗号解読が得意技。
普段は内気で優しいメガネ少女なのだが、PCと対面すると攻撃的な性格があらわになる。
(潜夜曰く「ホワイトゆっきー」と「ブラックゆっきー」)
しかも公式でちょっとアッチの気がある子。創作までしてる本格派。
又、暗号解読力にも秀でており、
特定の文様を見ただけでそれの意味を知る
「直感翻訳(インスピレーションリーディング)」を瞬時に行える。
当初は照朝のサポートに徹していたが、両親を今度はグングニルに拘束され、
彼等の身柄とコンピューターウイルス「MIST」による織田グループコンピュータの攻撃という
2つの脅迫手段によって追い込まれ、泣く泣くトーナメントに参加。
しかし潜夜のトリッキーな手段の前に敗北し、「悪魔の鍵」の力に屈服した。
分析力を活かした堅実なプレイイングに長けるが、データに不備があると脆い。更に逆境の重圧や状況の変遷にも脆いため、絶対優位な「しりとりドローイング」において、照朝との心理的耐久戦に持ち込まれた時にはミスを犯し、リカバリー出来ずに惜敗してしまった。
- 悪魔の能力:「感染する命令(カンティジョン・プログラム)」
- 効果は「物体に命令を仕込み、その物体に触れた相手を無意識にその命令通りに行動させる」
- 鍵の文様の場所:首後方、わかりやすく言えばうなじ
- 所有する鍵の悪魔:ルクトス
式部紫(しきべ ゆかり)
演:嵐莉菜
天才アイドル。
芸能界では「YUKA」の芸名で活動している。
アクマゲームトーナメントの参加者の一人。17歳。
長い髪をツインテールにしてまとめている美少女。
カリスマ性・演技力・行動力に長け、スキャンダラスなお誘いにも柔軟に対応する「できた子」。
その努力の陰にはなかなか凄惨な過去がある。
グングニルによって母親・式部景子(けいこ)を人質に取られ、
仕方なしにトーナメントに参加。
1回戦で照朝と対決するも敗北、以降照朝に積極的服従、もとい協力する立場となる。
(後に母親は照朝の命令で配備していたマルコの活躍により解放された。)
照朝とは当初立場上対立していたが、後に彼の行動力と真摯な態度に感服し惚れる。
もう一度言う。惚れる。
そのため照朝に仲間として受け入れられて以降は家族と共に彼の家に同居し…「保護」してもらい、彼の「未来の『妻』」である宝条院彩香と女の戦いを繰り広げている。
- 悪魔の能力:「万物目覚(オールタイマー)」
- 効果は「自分が指定した物体を「タイマー」にして音を鳴らす」
- 鍵の文様の場所:右肩
- 所有する鍵の悪魔:コーシカ
斉藤初(さいとう うい)
演:田中樹
天才支配者(ルーラー)。
本編世界での内閣総理大臣、斉藤久利臣の息子。19歳。
「グングニル」構成員からアクマゲームで3本もの鍵を奪い取る等、相当の実力者。
自身の実力を「先導者」に見せつけることで、アクマゲームトーナメントに立候補する。
プライドも高く、トーナメントの対戦者が大企業のトップである照朝と知るや否や、日本の宗教団体を3つも統合したうえで総合商社「棲龍(せいりゅう)グループ」を立ち上げそのトップに立つなど、その経営手腕も折り紙つきである。
本戦1回戦の相手である伊達を難なく制し、2回戦で照朝、紫と対峙する。
めったなことでは感情を表に出さず、常に冷静を装っていたのだが、1回戦で下した伊達が『学術的な変態』であったため、彼の執拗な『人間観察』に対しては感情をむき出しにする一面も。
トーナメントの参加目的は「グングニル」の下で日本のトップに立つというものだったのだが、実はそれは表向きのものであり…。
- 悪魔の能力:「肯定する従順羊(イエスマン・シープ)」
- 効果は「自身の質問に対し、任意の対象に一度だけ「Yes」と回答させる」
- 鍵の文様の場所:右腕(手の甲側)
- 所有する鍵の悪魔:ダーシン→セルヴォ、????
伊達俊一郎(だて しゅんいちろう)
演:福山翔大
天才心理学者。
22歳。アクマゲームトーナメントの参加者の一人。
左目を隠すような銀髪がトレードマーク。
現役大学院生でありながら、独自の研究室を持ち、
『人の飼い方』なる著書を出版している心理学のエリート。
ところが彼の本性はその著書名からも垣間見えるとおり、
他人の事を実験対象としてか見れない学術的な変態。
誰よりも人間に興味を持つ半面、誰よりも人間を愛していないのである。
(本人も『心理学者は変態しかいない』と半ば認めている。
また、その性癖は分かる人には分かるらしく、紫には一発で見抜かれた。)
その功か否か、『人間観察』の為に3つのホストクラブと2つの新興宗教団体、4つのマルチ詐欺団体を崩壊させるほど。
彼をそこまで『観察』に駆り立てるものは何なのか、といったバックボーンは不明。
彼の身内に詐欺等で破滅させられた者がいるのか、それともただ純粋な変態か…。
トーナメントの参加目的もあくまで「天才」達の人間観察であるらしい。
現在の彼の趣味は一回戦で自分を下した斉藤初の『観察』。
…お気の毒様、初くん。
最終決戦では閉鎖空間に同行。彼のある行動が無ければ負けていた可能性が高い。
- 悪魔の能力:「視界の強制交換(サイト・ジャック)」
- 効果は「ゲーム中一度だけ、対象者と自分の視界を5秒間交換」
- 鍵の文様の場所:額の左から左眼周辺(この人の肌の色の違う辺り)
- 所有する鍵の悪魔:セルヴォ
島津涼(しまづ りょう)
天才アスリート。
17歳。アクマゲームトーナメントの参加者の一人。
だが問題はその身体的特徴であり、
彼が走れば運転中のバイクに追いつき、しかもそのバイクを素手で掴んで止めたり、アクマゲームを行った会場が穴だらけになる始末。
そんな彼の気になる正体は、生まれた時から体重が7kgあり、現体重は300kg、その殆どが筋肉という化け物そのものであった。
小学生時代、友人をイジメから救おうとした喧嘩で殺人事件を起こしてしまい少年刑務所送りに。(怒りに駆られただけの打撃すら島津の場合は文字通り致死性の必殺技だった)
その後国家から徹底した情操教育を叩き込まれ道徳的観念を刷り込まれた。
そのため性格は熱血バカの天使そのもので嘘を突くと言う発想がない。しかも、人懐こいわんこタイプで、毛利に敗北後は懐いた挙句に不摂生な彼の生活を心配した。
正義の味方を助け、悪をくじくというヒーロー番組の主人公さながらの信条を持っている。そのため、サバイバルゲームなどは少年特有にワクワクした姿を見せながら、力を人に振るう時は、過去の殺人がトラウマでむしろ実は非常に理性的。
逆に知識は徹底して駄目で、小学生高学年程度の一般知識しかない。
どの程度かというと「丘」がわからずに「谷」だと思ってしまう程度。
だがそれは逆に言うと小学生高学年並みの柔軟な思考ができるということであり、
一般成人が持っている常識に囚われない発想ができるということである。
ゲーム時も正々堂々と相手の不備を突く事は良しとしないが、その思考が頭脳に長けた者を、無自覚に(敵だけでなく時に味方も)出し抜く事も多く、色々と計り知れない。
更に、アクマゲームは頭脳だけでなく身体能力の要素も多いゲームも少なくない為、「粘土問答」の様に能力をフルに使えれば妨害すら困難なチートとなりうる。
頭脳は子供だが、体は超人級。
他人に頭脳面をサポートしてもらえばまさに最強人間といえるだろう。
そして、本人は考える事自体は嫌いではなく、チーム戦なら足りない頭脳を仲間が補ってくれると信じて相手を出し抜くより王道プレイングを貫いて逆に照朝と初を出し抜いたことも。
...しかし、あまりに非常識な設定のせいでTVドラマ版では丸ごと別キャラに変えられてしまった。
- 悪魔の能力:「?????????」
- 鍵の文様の場所:???
- 所有する鍵の悪魔:????
※潜夜のようなネタバレ回避ではなく、作中明かされることがなかった。
毛利明(もうり あきら)
演:増田昇太
天才棋士。19歳。
アクマゲームトーナメントの参加者の一人。白髪と和服が特徴。
表情がほとんど変わらず、滅多なことではしゃべらない寡黙人間。
喜怒哀楽が殆ど顔に出ないので
相手の焦りを愉悦として勝負を楽しむ潜夜などにとっては相性最悪の相手。
若干19歳にして竜王のタイトルを取得している。
彼の下の名前は
あらゆる意味で非常識だが、若年ながら妻子(ちょっとヤンデレ気味の妻・静、長子・勇)がいる。
しかしその妻子がグングニルに誘拐されたため、トーナメントに参加。
勝負事にはとにかく全力。人生でとにかく目前の勝負事を優先する性格で、
たとえ妻子が殺される危機にあろうとグングニルに脅されようと
目の前の頭脳勝負にかけては譲らない。
竜王の座も得てして得たものであるといえるだろう。
反対に私生活は無頓着そのものであり、
食事は一日三食キュウリ、洗濯物は放っておく等、妻がいないとかなり杜撰。平時は縁側で地震が起ころうと雨が降ろうと気づかずボーーっとしている。
完全な頭脳派であり、身体能力の低さは不摂生な生活もかねて島津とは全くの正反対に低い。
将棋の「詰み」にかけて「詰まらない」とかけるのが口癖。
- 悪魔の能力:「知覚消去(シャットアウト)」
- 効果は「指定した物体(生物も含む)の存在を五感から抹消する」
- 鍵の文様の場所:右掌
- 所有する鍵の悪魔:バレイア
マルコ・ベルモンド
イタリアのマフィア「ベルモンドファミリー」の御曹司。17歳。
登場した当初は小悪党らしい行動が目立ったが、
それは不安を抑えようとマフィアらしく振る舞おうとしての演技であり、実際は根の純真な青年。
裏の世界で生きるには優し過ぎて、父からはマフィアを継がさない様に距離を置かれていたが、その真意を伝えられる前に「グングニル」の襲来によって戦っていた。
そのためかpixiv内でも妙に人気のある「坊ちゃん」。
しかしその甲斐むなしく彼がメインの話は人気が落ちるというジンクスがあるらしい。
ファミリーのボスにして実父であるレオ・ベルモンドがグングニルによる人質に取られたため、
グングニルに内通していた敦賀準一の助言に従って構成員を率いて日本の大企業を襲撃し、
4番目の標的として織田グループ会長の照朝に対し、会長職の座と全財産をかけたアクマゲームを挑むも、彼の思考力と器の大きさに敗北。
「グングニル」によって「悪魔の鍵」の力で殺される父の映像を目の前で見せられるという屈辱を味わった。
その後は織田グループイタリア支部に保護される。
後に日本に戻り照朝の私兵として彼のグングニルとの戦いを手伝い、最終決戦にも同行。決戦後も織田グループの職員として働いてる模様。
好物はチュッパチャプスタイプのペロペロキャンディー・「せうゆ味」と「みそ味」。
どこで売ってるか教えて貰いたい。
TVドラマ版では設定変更により、日本の反社勢力「丸子ファミリー」2代目・丸子光秀(演:須賀健太)として登場する。ちなみに広島弁。
- 悪魔の能力:「閉鎖空間転移(ボックス・トランスファ)」
- 効果は「アクマゲームの閉鎖空間をゲーム終了時まで一度だけ地球上の別地点に丸ごと移動」
- 鍵の文様の場所:右手首
- 所有する鍵の悪魔:ガド→コルジァ
Observer~『悪魔の戦いを見守る者』(周辺人物)
岡本龍肝(おかもと りゅうかん)
演:橋本じゅん
照朝直属処理課「ハウンドドッグ(HD)」の隊長。
いわゆる会長職である照朝の護衛を務めるSPであり、隊員達は照朝を「様」付けで呼ぶ。
隊長である岡本は先代会長である清司の代から織田家に仕えており、
グループ破綻後から照朝の身の回りの世話をしている。
実は過去に自衛隊や傭兵を歴任し、その活躍から「屍量産兵(マス・コープス)」の異名を持つ。仁科理穂(にしな りほ)、戸塚(とつか)・ニゲール・ラピッドら照朝直属処理課「ハウンドドッグ(HD)」の隊員達は岡本を「隊長」と呼び付き従う。
彼らの他に数十人の隊員がいると思われる。
後記の宝条院彩香が登場するまでは
仁科が実質ヒロインキャラのような扱いを受けていた。
戸塚はHDの中でも三枚目なキャラ。常に歯を光らせ、サングラスをかけてるまぶしい男。
織田清司(おだ せいじ)、織田麗華(おだ れいか)
演:吉川晃司
照朝の亡き両親。9年前に麗華は事故死、
翌年に清司も織田グループ本社爆破事件で死亡したと思われていたが…?
森原修一(もりはら しゅういち)、枯田賢悟(こだ けんご)
照朝のクラスメイトの男子生徒達。
照朝を会長職と知りながら分け隔てなく彼に接する友人。いいヤツら。
二人とも眞鍋とヤクザの抗争の際に負傷し、現在は入院して療養している。
宝条院彩香(ほうじょういん あやか)
織田グループと勢力を二分する巨大財閥「宝条院グループ」の一人娘にして
照朝の幼馴染兼同級生。本作品のヒロイン。
照朝には「彩」と呼ばれる。彼とは8歳の頃婚約を交わした仲。
照朝に対してはツン2割、デレ8割程のツンデレっぷりを見せ溺愛、
自分は将来の彼の妻であり伴侶と周囲に公言してはばからない高飛車お嬢様。
そのためちょっとでもいい女性が照朝の周囲に現れたりイチャついてたりすると勝手に嫉妬する。
おまけにその類の女性を「ビッチ」と呼ぶ始末。あんた本当にいいとこのお嬢様か。
だがその愛情は本物であり、幼少期から照朝を献身的にサポートし、
照朝も彼女の献身に対しては感謝を見せている。
式部紫が照朝の仲間として受け入れられて以降は、彼女と女の戦いを繰り広げている。
照朝が「家庭」(と「チョコレート」)に憧れを抱いているためか、
現時点では彼女に分がある模様。
宝条院剣征(ほうじょういん けんせい)
キャバ通いが趣味の宝条院グループ総長。
よく奥様は怒らないな、あの娘の母親なのに。
かつて照朝の父の清司、現総理の斉藤久利臣と親友の仲であった。
娘の彩香と共に照朝のグングニルとの戦いに協力し、照朝をその戦いのトップに立たせる。
窯桐玲子(かまきり れいこ)
警察庁理事官、大田源の部下女性。
名前を見れば明らかだがあだ名は「カ↑マ↓キリ」。
本作品のファンの方々はちゃんと「カ↓マ↑キリさん」と呼んであげよう。
大田の指示で警察庁への連絡役兼照朝の見張り役として「ハウンドドッグ」に身を置く。
ところが派遣された直後に情報が漏れたためか、大田達との連絡が不通となっている。
ベルモンドファミリーの構成員
マルコ・ベルモンドの取り巻…もとい、忠実な部下たち。
先代レオ・ベルモンド、現在は次代のマルコ・ベルモンドの
手下のオジサン達であり常に彼と行動を共にする。
本編で目立って登場している方々は
トーレ・ガラストリ、
ヤトレフ・アスコーネ、
(ロンペル・アダミーノ改め)ロベルト・ウィルス、
ジョージ・アッカーマン、
オラン・ハリッド等々。
中でもトーレはマルコの側近かつ母親代わりとして彼の成長を見守っている。
直江大介(なおえ だいすけ)
潜夜の同級生であり、パートナーを務めるスキンヘッドと眼鏡の大柄な男。
潜夜からのあだ名は「ビッグ」。
過去、潜夜とつるむことへ楽しみを見出し人生を歩く上での助言を与えた。
以降、「飽きるまで」と言い相棒として行動を共にする。
潜夜が頭でアイデアを考えるならば、それを実行とサポートするのは彼といったところ。
趣味で家庭教師のバイトを副業としている。
久瀬忍(くぜ しのぶ)
宝条院家直属護衛隊「久瀬組」隊長の女性。
岡本とは、20年前に傭兵をしていた際からの知り合い。
…なのだがこの人、20年前から全然見た目が変わっちゃいない。
実年齢おばあちゃんの可能性すらあるのに。岡本でさえ魔女と呼ぶのはそのためか。
式部小百合(しきべ さゆり)
式部紫には下に三人兄妹がいるのだが、そのうちの一番上の妹。現役中学生。
紫がトーナメントに出場している間は下の兄妹と共に自宅待機をしていた。
しかし、その場に自分の母を救出するといってマルコ率いるベルモンドファミリーがやってくる。
彼に対し、当初は疑いの目を向けていた小百合だったが、
約束通り母を救出してくれた彼を見直し好意を寄せるようになる。
しかしその好意の向け方が完全にストーカーそのものであり、(睡眠時間を除いて1時間に1度以上のペースで長電話での質問攻勢を仕掛け、行く先々へ尾行している)
春が到来したと喜んでいたマルコ一味も今はちょっとうんざりしているらしい。
斉藤久利臣(さいとう くりおみ)
本編世界での総理大臣にして斉藤初のお父さん。
潜夜曰く有能な政治家であったが、アクマゲームで洗脳されてしまった故か、
表面ではやりたくもない政策を実行する
「グングニル」のロボットと化してしまった可愛そうなおじさん。行動も彼等と共にしている。
しかし政治外の事や日常会話に関してはある程度自由がきくようだ。
兵頭猛(ひょうどう たける)
演:栄信
ボクシングの元日本王者にしてヤクザ「騒喧組(さわやかぐみ)」の組頭さん。
好戦的な性格で、絵にかいたようなゲスな兄貴。
眞鍋の実家に借金絡みのゴタゴタを持ち込んだ張本人。
照朝に懲らしめられ、「悪魔の鍵」の力で出頭した。
コナー・ライト
グングニルの日本独裁政治を見かねた国際連合から派遣された差し金さん。
本人は徹底した米国至上主義者であり、
グングニルの対策という大義名分の上で日本を征服し、
組織の残した功績等の甘い汁をアメリカ一国で吸う気満々でいたのだが、
「悪魔の鍵」に関する調査を怠っていたためか、
グングニルに戦争の「抑止力」のための力として逆に利用されてしまう。
小早川宗司(こばやかわ そうじ)
「SOJI」のHN.で悪徳政治家などを糾弾する動画配信者。
反グングニルデモを扇動、自身のサイトからその中継映像を見た視聴者の元にコンピューターウイルスを送り込み、感染したPCから政府をサイバー攻撃させるテロを画策する。しかし「全知」の前にはそれらの作戦はグングニル側に筒抜けであったため、見せしめとして殺戮する予定のデモ隊以外は事前に制圧されてしまう。殺戮を止めようとしたマルコや初の活躍で大半のデモ参加者は解散するも、一番の腹心の「P太」の動きは止められず、一部の参加者はあえなく犠牲となってしまう。
この一件で犠牲者が出たのは照朝の妨害のせいと逆恨みし、グングニルとつながりがあるとして織田グループに風評被害をもたらし、「家族」に手を出されたとして照朝の逆鱗に触れる。
Gungnir~『「悪魔の力」の制御を企む者』(「グングニル」構成員)
「先導者(The Guide)」
グングニルのトップに立つ中年の男性。その正体は謎のベールに包まれているが、
警察によってある人物と同一でないかという情報が確認されている。
「アクマゲーム」で一度も敗北を喫したことがないらしく、本編開始前にベルモンドファミリーを襲撃し、当時の長・レオ・ベルモンドの身柄とその財産を全て奪取した。
そして「世界平和」のため、日本独裁の手をついに歩め出す。
崩心祷(ほうしん いのる)
演:小澤征悦
ライオンみたいな髭と髪をした人。下イラスト右。「先導者」の右腕。
性格は良くも悪くも大雑把かつ豪快。「ヌハハ」と笑い人を見下す態度をとる。
そして残忍。グングニルの独裁政治に対する批判デモ運動が起こった際は
自衛隊を差し向け大虐殺を行うという非道をやってのけた。
「グングニル」が独裁政治を行う上での面倒事は彼が一手に引き受けているようである。
トーナメント2回戦で観戦という名目でついに照朝の前に姿を現した。
先導者が、完全合理思考による平和の為の征服を目的とするなら、彼は自分の野望を満たすための征服を目的に先導者に乗っているに過ぎない。
- 悪魔の能力:「?????????」
- 鍵の文様の場所:???
- 所有する鍵の悪魔:ライオン型の悪魔(名前不明)
長久手洋一(ながくて よういち)
演:桐山漣
眉毛がなくて白髪の長いお兄さん。本業は医者。
治る見込みのない病床の奥さんを救ってくれた「先導者」を崇拝しグングニルの構成員となる。
グングニルの主催する「アクマゲームのトーナメント大会」への招待のため、
織田グループ社屋を訪れ、照朝に挨拶がてら喧嘩を売りに来る。
もっともグングニルが医療技術を躍進させたと言っても「先導者」は医師ではないので、「妻を助けた」ことにはあるからくりがあった。
ドラマ版で織田グループ前会長をおやっさんと慕ってるという事はない。
- 悪魔の能力:「拙い身代わり(プア・スケープゴート)」
- 効果は「2つの物体を指定し、その見た目を入れ替える」
- 鍵の文様の場所:首右方部
- 所有する鍵の悪魔:コルジァ
姉川(あねがわ)
普通にセクハラっぽいことも考えるし普通にアクマゲームも観戦する普通のおっちゃん。
ただ「グングニル」の仕事としてやってることは決して普通じゃない。
紫の母親を誘拐し彼女をアクマゲームのトーナメントに強制的に招待した。
本戦では照朝、紫の繰り広げる1回戦と2回戦に立ち会った。
解説役としての出番は多いのに下の名前がちっとも判明しない人。
グングニルに付いてるのは勝馬に乗りたいだけなので、織田の部下になったなら靴も舐めるとの事。
(崩心祷の説明文イラストの左にいるキャラクター)
敦賀準一(つるが じゅんいち)
長いものに巻かれ巻かれの精神を持つ麻呂眉毛が特徴のグングニルの幹部さん。
マルコが悪魔の鍵を盗むため色々お手伝いした人。
そんな内通ができるためか、
グングニルの中では結構な地位にいてちゃんと悪魔の鍵も持ってる。
グングニルを抜けるために罪滅ぼしとしてマルコに後事を託した…はずだったのだが、
実はすべてはマルコをテスターとして派遣するための嘘っぱちであり、
マルコを出向かせた後ものうのうと幹部格としてグングニルに居座っていた。
全てが露見した後はトーナメントのために用意した人質の身柄をかけてマルコとアクマゲームを行ったが、マルコの実力とペテンを見抜けなかったため敗北。
彼の成長を認めるはめになった。
なおマルコは当初この敦賀の「悪魔の能力」を参考に自身の能力を偽っていた。
- 悪魔の能力:「操気冷却(アーリアル・チル)」
- 効果「冷気を操作し、周囲の物体及び気温を低下」
- 鍵の文様の場所:右胸
- 所有する鍵の悪魔:????
瀬沢凛(せざわ りん)
グングニルの女性構成員。そこそこ美人。
潜夜のあだ名「パッツナー」のおかげで本名よりあだ名が有名な人。
前髪が言うほど「ぱっつん」かどうかは読者の判断にお任せします。
悠季の両親を誘拐及び、悠季を照朝絡みの問題で脅迫し彼女をトーナメントに招待した。
本戦では1、2回戦で眞鍋と潜夜の戦いに立ち会っている。
セルジオ・ダ・シルヴァ
崩心祷のボディーガードを務める大男。人間というよりサイボーグといっても遜色ない豪傑。
実は過去、傭兵をしていた岡本の上司だった男。
それなのになぜか現在は若返っている。20年もたっているのに。
本編では岡本と照朝に重傷を負わせたが、その後本気を出した岡本に返り討ちにされた。
中島謙治(なかじま けんじ)
グングニル構成員のおじいさん。
トーナメント2回戦でパッツ…でなく、瀬沢と共に潜夜と毛利のゲームに立ち会う。
坊峰(ぼうみね)
トーナメント2回戦で姉川と共に照朝と初のゲームに立ち会った七三分けのおじさん。
祷から力尽くで話を聞こうとした照朝の前に立ちはだかったので、ボディガードのような役目もしているようだが、何もできずにアゴを殴られて脳震盪を起こした瞬間に投げ飛ばされた。
李道民(リー ダオミン)
グングニル専属ボディーガード。年齢は若いが、ボディーガードとしての能力は一品級。
その力でベルモンドファミリーを迎え撃つ。
実は過去、傭兵時代の岡本と同僚だった仲。それにしては若すぎるようだが…?
Acma~『ゲームを執り行うもの』(「悪魔」・ゲームマスター)
「悪魔の鍵」によって出現するアクマゲームの審判。
物理法則と同様「それが存在する理由をそれ以上追及できないモノ」。
悪魔ごとに個体差があり、個人情報や持ち物をバラす悪魔なども存在している。
審判としての裁量も悪魔ごとに違いはあるが人の命を非常に軽く見ている事はどの悪魔にも共通している。
各悪魔に対応する鍵は複数あり、その内の1つが使用中は他の鍵は使用できない。さすがの悪魔も異なる場所に同時に存在することは出来ないようだ。
ガド
牛の鍵の悪魔。詳細は項目参照。
コルジァ
フクロウの鍵の悪魔。詳細は項目参照。
コーシカ
三毛猫の鍵の悪魔。猫らしくのんびりしている。
プレイヤーが長考すると眠りこけてしまうこともしばしば。
そんな時は水でもかけて驚かせてあげよう。
ルール解説などの細かいことは使い魔に任せ、自分はゲーム決定や勝敗判定などの肝心な役割のみをこなす。
プレイヤーには下の名前で君orちゃん呼び。
- 鍵の所有者・・・式部紫(過去)
ルクトス
コアラの鍵の悪魔。悪魔の中でも言動がチャラい。おまけに威厳もそれほどない。
ある意味現代の人間に近い感性を持った悪魔といえる。
パレオのような腰布を身に着けている。
普段は巨大なバランスボー…球体にしがみ付き、飛び回っている。
ちなみに小悪魔はきちんとしたスーツ姿だったりする。
プレイヤーには下の名前でちゃん呼びだったり、悪意のある渾名だったりとバラバラ。
- 鍵の所有者・・・眞鍋悠季(過去)
ダーシン
猿…というよりゴリラの鍵の悪魔。南米の祭司のような恰好をしている。
礼儀正しく、ゲームプレーヤーに敬語で接し呼称に「殿」をつけるお方。
ゲームの準備は(文字通り)『一手』で担い、小悪魔には得点板めくりのような雑用を任せる。
もしかしたら元同誌の「あの方」の漫画への配慮なのかもしれない…
プレイヤーの呼び方は前述通り○○殿
- 鍵の所有者・・・斉藤初
セルヴォ
どうにも彼に比べて威厳が欠けている。おそらく多弁なのが原因か。
語尾に「シカ」をつけるのが口癖。
いじけると部屋の隅に引っ込んで小さくなるので早めにかまってあげよう。
プレイヤーの呼び方は○○様
- 鍵の所有者・・・斉藤初、伊達俊一郎(過去)
バレイア
鯨の鍵の悪魔。直接人語は喋らず(吠えはするのだが)、テレパシーを使ってプレイヤーに指示を出す。
悪魔の中でも性格は温厚な方。
小悪魔はなぜかペンギン。なぜかというと鯨はヒレしかなく手が使えないから。
そのため荷物運びなど小悪魔の仕事が割と多い。
- 鍵の所有者・・・毛利明
エルヴァ
CV:中村悠一
一つ目の球体のような形をした悪魔で、周りには茨のようなものが漂っている。
礼儀正しく常に敬語で喋るが、怒るとそれが嘘のように無くなる。また、人間を見下す点は他の悪魔と同じ。
ドラマオリジナルキャラ
おろち
CV:花澤香菜
初と悠季の開発したAI。
デフォルメされた蛇のキャラクター。
デザインはイラストレーターである悠季の母親によるもの。
悠季のスマホを通して見た人間同士のやり取りから感情を学習する過程にあり、空気の読めていないような発言をする。
当初は丁寧な口調だったが、砕けた話し方のほうが人間らしいという照朝のアドバイスを受けてからは悠季にも気安い友達のように話しかけるようになる。
浅井満(あさい みつる)
演:坂口涼太郎
アクマトーナメント参加者のカリスマYouTuber。常に自撮り棒とスマホを携えて動画撮影を行う。
バズることが最重要で危険を顧みず行動するため、電波が届いていないトーナメント会場周辺を電波を探してうろついていた所を、危うくグングニルのドローンで爆撃される憂き目に会う。
原作の島津に当たるキャラ。原作にも動画配信者という要素を持つキャラとして小早川が存在する。
余談
主人公の織田、ライバルキャラの上杉の名前からわかるように、戦国武将から採られた名前が多い。
関連作品
- BLOODY_MONDAY(同作画家による作品。)作中で「ファルコンみたい」というセリフがある他、先導者の「ファルコンクジョー」という能力名は登場人物の名前の組み合わせとなっている。
- ライアーゲーム(同系統のギャンブル漫画作品。作者甲斐谷忍が本編単行本帯にて宣伝。)
関連イラスト・漫画
別名・表記ゆれ
(英語表記とカタカナの表記の作品が存在する。
…というより投稿者は大抵両方タグ登録をしてくれている。)