概要
1988年12月31日に放送されたアニメ「おそ松くん」のTVスペシャル版。
このエピソードは様々なおとぎ話のパロディとなっており、登場人物はおとぎ話のキャラクターに扮している。
1989年4月21日にVHSビデオ版が発売され、後に2011年5月21日発売の「赤塚不二夫アニメコレクション」で初DVD化された。
登場人物(ストーリーのネタバレ注意)
桃から生まれておそ松ら六つ子から召し使いのシンデレラとして働かされていた。だが、魔法使いのべしに王子様にされて、更におでんがかぼちゃの馬車になった。パーティーでトトコ姫に一目惚れした。トトコ姫と踊ったが、鬼と出会ってしまった。チビ太は剣で鬼を退治したが、トトコ姫が鬼にさらわれてしまう。チビ太はトトコ姫を追おうとするが、0時で魔法による王子様、かぼちゃの馬車、剣が解かれてしまう。チビ太は意気消沈した為、自棄食いにおでんを食べまくった。そして、桃太郎に生まれ変わった。
イヤミの頭で竹から生まれて、イヤミに(お金儲け目的で)育てられる。アイドルスーツでみんなから歓声を浴びて、大スターのトトコ姫(お姫様)になった。王子姿のチビ太を見て一目惚れる。その事以降はチビ太と両思いになる。一度、鬼の大統領の持つ財宝に目がくらみ、彼と結婚しかけるが、玉手箱のせいで鬼が老人になったため、結局はチビ太とよりを戻して結婚した。魔法使いのべしは老化した財宝をチビ太とトト子姫用の乗り物にしたのでその乗り物に乗って月へと旅行した。
アイドル姿は体には黒いスーツに白いシャツを着て、首元に赤いリボンを付けていて、黒に赤いリボンのシルクハットを被っていて、赤いリボン付き黒い靴を履いている。
お姫様姿は赤に近い桃色の丸袖から薄桃色の長袖、白いベルトの腹には白に緑のネックレスを付けていて、腰には白いリボンが結ばれていて、オーバースカートに丁度地面に付いた薄桃色のロングスカートとのドレスを着て、短くて白い手袋をしている。白に緑のネックレスを掛けていて、ティアラを被っていて、黄色いリボン付き赤いハイヒールを履いている。下半身には白いドロワーズと太ももの長さの白いタイツを穿いている。
眠れる森のイヤミは頭で竹を割って、赤ちゃんが出てきたのでその赤ちゃんを持っていった。そして、トトコ姫のマネージャーとしてトトコ姫を大スターに育て上げた。バレリーナ姿で鬼たちを煙たがらせてトトコ姫を連れ去ろうとした。
最初は王子様で眠れる森の美女とキスをしようとするが、その相手がイヤミだったので逃げて行く。その事が嫌になって、いつもの服に着替える。と、そこで川で流れている桃を見つけてチビ太をこき使うにした。だが、桃太郎になったチビ太は言うことを聞かなくなったために、攻撃しようとしたが、チビ太のおともの弁慶ニャロメ・瘤取りデカパン・一寸ハタ坊がかかってきたので逃げ出す。チビ太から「根性の無い六つ子立ち」と称される。
余談
アバン(OP前)では最終的に全員が桃太郎の格好をして出てくるがその時の自称が
六つ子の順番はあまり気にしてはいけない