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概要編集

2008年10月24日放送「のび太たちのアイスショー」に登場。


どんな風に踊りたいか、頭の中でイメージするだけでその通りに踊ることができる。一度イメージして行った動きは記録されるので再使用が可能。底にエッジを付けることもできるので、氷上で使うこともできる。


ストーリー編集

しずか浅田真央のように滑りたいという夢を叶えるため、スネ夫のVIPカードでのび太達はスケート場に行くことになった。だがのび太は上手く滑ることができなかったので、ドラえもんに相談し「たちまちダンサー」にエッジを付けて、スケート場で使用することにした。


その後いざスケート場に到着したが、今度ここでアイスショーが開かれることが分かると、しずか達は練習場の方に行ってしまい、その出場者である小原のぞみの二回転ジャンプにはしゃぎ始める。そしてようやく滑ることになったが、のび太はアメンボロケットをイメージしたため、上手く滑ることができずドラえもんに返却。


けれど今度はしずかがこれに興味を持ち、浅田真央をイメージして滑っていたが、途中でのび太が「洗濯機みたいにスピンをやって」と言ったことで、回転が止まらなくなり、のぞみと衝突、彼女は足を怪我し、アイスショーへの出演が無理になってしまった。だがのぞみから、このままではアイスショー間に合わないから自分の代わりに出場し、ラストにあるソロパートだけでも力を貸してほしいと頼まれてしまう。最初しずかが断ったものの、自分たちにも責任があるからとジャイアンが勝手にその頼みを承諾してしまう。


だがその後たちまちダンサーは一足しかないことが判明し、今更断るわけにもいかず困り果ててしまう。そこで「まねコン」も使い、これの送信機をたちまちダンサーを履いたしずかに取り付け、他のメンバーに受信機を付けることで問題は解消され、練習を開始することになった。途中ジャイアンがゴリラのような変なダンスを提案したり、のび太が転んでしまったりしたが、この皆が楽しく滑る姿をみて、のぞみは昔の自分を思い出しかけていた。


更にその後も練習を続けたことで全体のシンクロ率を高めることができるようになり、のぞみの父親からも褒められるまでになったが、当ののぞみはなんだか元気がないようだった。そして帰り道でのび太がまねコンをスケート場に落としてきたことに気付くき、回収しに行くが、そこにはスケートの練習をするのぞみの姿があった。のぞみからもう足が治っていたこと、もしまたジャンプが失敗したら後の演技もボロボロになってしまい、チームの皆や父親にも迷惑がかかってしまうことが怖くて言い出せなかったことを明かされる。


これを聞いたしずかはショーに出ることを辞退すると言い出し、自分が思っていたことも明かし、のぞみにアイススケートをする理由を尋ねた。すると昔スケート場で浅田真央の演技に憧れてスケートをやり始めたと聞かされ、それならその夢は自分で叶えるべきと、しずかは去って行っていってしまった。


そこでドラえもんとのび太は「のぞみ実現機」を使い、のぞみを元気にしてと注文すると、茂みからトイプードルが飛び出してきてのぞみの元に駆け寄ってきた。そして更にこれを追いかけて浅田真央も登場し、この犬が愛犬のエアロだったことも判明。憧れ人と対面し話すこともでき、このことでのぞみはアイスショーに出演する決意を固めることができた。


そしてアイスショー当日、のぞみは皆が見守る中、ちゃんとジャンプを決めることができ、特別ゲストでやって来ていた浅田真央から花束と共にメッセージをもらい、最後には皆と共にスケートを滑ってフィニッシュを決めることができた。


余談編集

浅田真央の声は本人が演じ、のぞみの声は堀江由衣が演じていた。


のび太がスケートの練習からヘトヘトになって帰宅した後には、原作でまねコンが初登場した際にあった、のび太がこれを使って、しずかの宿題を写して楽よしようとしたり、壁に衝突した上、来客の前で服を脱いでしまったりする下りが流用されている。


まねコンはその後、2024年放送の「しずかの焼きイモ交響楽」にて再登場しているが、こちらもしずかがメインの回であり、実在の有名人がゲストとして登場している。


関連タグ編集

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