概要
どちらもクールタイプ、かつ同年代(千鶴15歳・泰葉16歳)である。
他にも髪型がショートカットで性格が真面目、派手に着飾る方ではなく私服は大人しめ、といった具合に印象が重なる部分がある。
一方で、泰葉は子役上がりという経歴からなんでも器用にこなす傍ら、千鶴は思ったことを無意識のうちにしゃべってしまうという不器用な癖があり、対照的な一面もある。
また、共通項のひとつとして「芸能界の影を知っている」というものがある。
泰葉は子役時代から芸能活動を続けているという設定であり、性格に陰こそ落とさないものの「華やかなだけの世界じゃないって分かってる…」といった台詞には経験者ならではの重みがにじんでいる。
千鶴は元々「芸能界なんて、向いてないです」とスカウトを拒絶するほど厚い心の壁を持っているが、それに加え、初期に「福岡エリア」「アイドルサバイバル ハロウィン編」で見せたボスとしての台詞が煽りと言っていいほどトゲトゲしく、もはや芸能活動が苦痛なのではと思わせるほど世間ずれしたものだった。
「あなた達のように、仲の良いプロデューサーとアイドルって居るのね」「……もし、私もあなた達みたいな関係だったら…」という去り際の台詞から、自分を担当しているプロデューサーとの不仲が原因だと察するのが妥当だろう。ここでの台詞は"ライバルアイドルとしての千鶴"のものであるため、自分でカードを入手したときには関係のない設定ではあるのだが。
アイドルサバイバル ひな祭り2013
2013年2月27日から開催されたイベント「アイドルサバイバル ひな祭り2013」で、泰葉がSレア[爛漫ひな娘]として、千鶴がレア[ひな祭り]として登場。これらは両者にとってともに2枚目のカードである。
お互いに直接呼び合うような交流はなく"事務所のみんな"というくくりではあるものの、一緒にイベントを楽しみ交流した様子はうかがい知ることができる。
[爛漫ひな娘]岡崎泰葉の特訓前には、川原で流し雛をしている千鶴、首藤葵、池袋晶葉の姿が描かれている。カードの台詞は「こうして皆やプロデューサーと過ごせる時間が嬉しいです…」「ふふっ…みんなも楽しそう」と穏やかなもので、千鶴も仲間の一人として受け入れられている。
『シンデレラガールズ劇場』84話では横山千佳も加えたイベント共演者で一緒に事務所をひな祭り風に飾り付けている。
GIRLS BE NEXT STEP
2016年9月17日に更新された『シンデレラガールズ劇場』772話は、[ガーリーポッシブ]岡崎泰葉をフィーチャーした回であったが、ここで千鶴の所属するユニット【GIRLS_BE】のメンバーが登場し、交流が生まれている。
内容は泰葉・千鶴・白菊ほたる・関裕美がオフの日に遊ぼうと話し合っているが、みんな遊び慣れていなかったため、結局泰葉せんぱいが頼られるというもの。
泰葉は「お仕事ばっかりだったから」、千鶴は「時間空いたら図書館で勉強してたクチなので」と、それぞれ遊べなかった理由を口にしている。
千鶴は年上の泰葉に「お願いしますよー泰葉さん…センパイ!」と敬語を使っている一方、泰葉は「千鶴ちゃん」と呼びタメ口を利いており、それなりに親しくしているようだ。
オフの日をいかに満喫したかは、[ガーリーポッシブ]特訓前の台詞で間接的にうかがい知ることができる。
この後、泰葉は【GIRLS BE】に参加し、ユニットは【GIRLS BE NEXT STEP】へと進化を遂げる。
2016年11月21日からの「第20回アイドルLIVEロワイヤル」では、千鶴・泰葉・ほたるの3人で登場。
「…あの、私、みんなと一緒にできてますか?」と訊く泰葉に対して、「うん! もう『新しい』仲間じゃなくて…いつもの仲間、だよ」と応える千鶴の姿があり、信頼を見せている。
- 泰葉「隣に千鶴ちゃんがいるステージ…とっても心強いな♪」
- 千鶴「こ、心強いとか…! 私は頼りない方だし…でも、頑張りたくて!」