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概要

マジンガーZは、初期企画段階では、アイアンZ、その後、エネルガーZに変更、最終的にマジンガーZとタイトルが変更された。
アイアンZの主人公の名前は風進(かぜすすむ)、パイルダー号は飛行メカでなくバイクだった。
アイアンZはその後、マジンガーエンジェルZ真マジンガーZEROに登場した。
(ちなみにバイクの部分は後のダイアナンAや、『衝撃!Z編』でのエネルガーZに流用された)

誕生の逸話

 1972年、アニメの「デビルマン」の定例打合せの際に、永井豪氏がロボットのラフスケッチを見せたのが最初。もとは喫茶店で仕事中、横断歩道で交通渋滞にぶつかり動けない車を見て、「車から足が出て立ち上がり、前の車をまたいでいったら面白いだろうな」と空想。そこからラフスケッチが描かれた。
 当時、ロボットものの代表作は、「鉄腕アトム」や「鉄人28号」にみられる、『自分の意思を有するロボット』、または『外部からリモコンで操縦するロボット』であり、『人間が乗り込んで操縦する』タイプのロボットではなかった
 このアイデアを思い付きラフスケッチを描いた永井豪本人は「アトムとも、鉄人とも違うロボットものができる」と直感した、との事。

 このラフスケッチでは、ロボットの頭部にオートバイがドッキングし、それがそのまま操縦席になっている、というものだった。これを目にした当時の東映動画の関係者は、「これはいい」と奪う様にして持ち帰り、企画が進められることが決定。
 ここから「マジンガーZ」として、企画は実現することになる。
※ちなみに、アイアンZの最初期のラフスケッチには、ブレストファイヤーやルストハリケーン、ロケットパンチ、腹部のミサイル(ミサイルパンチ)などが細かく書き込まれていた。この時点でマジンガーZの武装は、ほぼ決定稿と同程度にイメージが固められていたことが伺える。

企画の変容

 こうして始まった企画は、「アイアンZ」から検討を重ね、「エネルガーZ」を経て、「マジンガーZ」にタイトルを決定した。数あるタイトル案の中には、「ロビンZ」というものもあったらしい。
 また、「オートバイでロボットに乗り込む」というコンセプトは、変更する予定は当初は無かった。物語において、甲児がバイクで敵と戦い、ピンチになるとそのままロボットに乗り込んで戦う、というアクションを想定していたとのこと。
 しかし、当時オートバイといえば「仮面ライダー」が大人気であり、同じオートバイという事でアイデアが被る事を避けたいと、東映動画は考えていた。
 かくして、「オートバイとは違う、夢のある乗り物を」と提案。そこから「ホバーパイルダー」が考案された。

※なお、オートバイの発想は「ホバーパイルダーの操縦桿は、バイクのそれと同じ構造」とされ、マンガ版に活用された。
また、甲児がマンガ版の劇中で語っていた通り、「十蔵は(パイルダーの操縦を意識して)、甲児に新たなオートバイを次々に買い与えていた」という設定になっている。

マジンガーエンジェルZのアイアンZ

操縦者は悪馬尻菊ノ助(あばしりきくのすけ)。
兜十蔵の開発した巨大ロボット。菊ノ助が通学に利用しているバイクが頭部と合体することによって操縦することが可能となる。武装は刃を付けた前腕部を発射する「アイアンカッター」や、胸の放熱板から高熱のビームを発射する「ブレストファイヤー」など。
フリード星の飛行メカスペイザーと合体しガッタイガーとなった。

真マジンガーZEROのアイアンZ

マジンガーZを造る以前に兜十蔵が製造したロボット。ダイヤモンド・ナノロッド凝集体以上の特殊装甲を装備し防衛力に特化。パイロットの搭乗しない自立型。
攻撃力に特化したエネルガーZとともに登場した。


アイアンZ以前の、有人操縦式ロボットの登場する作品

 なお、有人操縦式のロボットが登場するマンガは、マジンガーZのラフが出た72年以前にも、数は少ないが存在はしている(以下参照)。

  • 1948年 宇野一路「原子力人造人間」登場の、同名のロボット。
  • 1958年、水木しげるゲゲゲの鬼太郎」の「ナイショの話」にて。大海獣と戦った「鉄の大海獣」(ちなみに本作は、同作者「怪獣ラバン」を原型としているが、そちらにも有人操縦式の巨大ロボ『ラバン十七号』が登場している)。
  • 1959年、高野よしてる『13号発進せよ』の『13号』。

 また、「操縦」ではないが、「乗り込む=一体化する」という設定のものならば、手塚治虫魔神ガロン」が59年に連載開始。さらに、アニメ「アストロガンガー」が、マジンガーZの二か月前に放送開始している。

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