CV:寿美菜子
概要
オレンジアカデミーに通ういじっぱりな生徒。褐色肌で黄色いメッシュの入った青の長髪を1つに纏めているなど、一見すると性別の分かりにくい中性的な容姿。
ポケモンバトルが大好きで、ポケモンジムに挑戦している。ブルーベリー学園に通う兄の強さに憧れているが、ネモに連敗中。
相棒はマスカーニャで、クラスの中で誰よりも早く進化しており絆は深い。
バトル前のゲン担ぎとして甘い当たりの金平糖か、辛いハズレの入ったお菓子をよく食べている。
また、『ドンナモンジャTV』の視聴者。
作中の動向
第1話「息をふく」
アカデミーにとある転入生がやってくる少し前、校長であるクラベルから新入生に向けたアカデミーの紹介動画の制作をオハラ、ホーマと共に依頼される。
ネモとの再戦を聞いたオハラの「頑張ってね」という応援に対し、「俺が頑張っていないとでも?」と返すなど少しやさぐれている様子。
動画制作には乗り気ではないがサボる様な真似はせず、オハラがナッペ山に赴き不在の間にはホーマと2人で撮影に勤しんでいた。
第2話「息をのむ」
彼の葛藤に焦点があたる主役回。ネモに何度目かの敗北を喫したアリキスは憧れる兄から、「一度負けたポケモンは手札がバレるから俺なら使わない」とアドバイスを受け、ずっと一緒だったマスカーニャを手持ちから外すべきか揺れ動くように。
その後オハラと軽い口論になった際、マスカーニャに向かって半ば八つ当たりに近い形で「こいつのせいで負けた」と口走ってしまう。当然その言葉を聞いて激怒したマスカーニャは彼の元から立ち去り、関係が修復されないままネモとの再戦の日を迎えた。
フルバトルではキョジオーンなどを使用し、以前マスカーニャを破ったタイカイデンをはじめネモの手持ちを3体削る事に成功する。しかし4番手として繰り出されたパルデアケンタロスによってキョジオーン、続くカラミンゴを倒され手持ちが残り1体の後がない状況に。
「勝負は最後までわからないよ!」と相手ですら激励するネモとは対照的に既に敗北を受け入れつつあったアリキスは、自分が今までバトルを続けてこれたのはずっと側にいたマスカーニャのお陰だったと気付く。
彼が自分の行いを悔やみ涙を流すと突如照明が暗転、再び点灯したスポットライトの下には物陰から勝負を見守っていたマスカーニャの姿があった。
その様子を見て更に涙ぐみ謝罪をするが、当のマスカーニャは彼からお菓子を取り上げ1人で全部食べてしまうなど、マイペースでどこ吹く風。
相棒が戻ってきたアリキスは「最後の悪あがき」と称しマスカーニャをテラスタル。アクロバットやトリックフラワーを駆使し、同じくテラスタルしたネモのケンタロスを相手に互角に渡り合った。
手持ち
余談
- 名前の由来と思われる「aliquis(アリキス)」は、ラテン語で「誰か」を意味する不定代名詞。同じくラテン語で「誰でもない」を意味する「nemo(ネモ)」を意識したネーミングだろう。
- 第2話公開時点では原作のDLC後編が配信されておらず、ブルーベリー学園の全容が掴めない事から上述のアリキスの兄の発言が火種となりSNS上では軽く物議を醸した。しかし個人の意見を学園全体の方針とするのは早計であり、「手札がバレたから使わない」という点も同じ対戦相手を想定すれば不自然ではなく、手持ちから永久に追放する訳でもない。また、兄自身も「決めるのはアリキスさ」と最後には選択を委ねており、強制はしていない。
- そして、藍の円盤が配信されてブルーベリー学園の内情が明らかになったことで、かの発言はアリキスの兄自身の個人的な考えであることが判明した。
関連タグ
マスカーニャの二つ進化前にあたるニャオハを相棒としているアニポケのトレーナー。
前作『ソード・シールド』のライバル。ストーリー中盤でビートに敗北した後、旅立ち以前からの相棒ウールーを(と2戦目から手持ちに加わったココガラ/アオガラスも)手持ちから外してしまうが、キルクスタウンでバイウールーに進化して手持ちに復帰する(アオガラスもアーマーガアに進化して復帰)。