ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

概要編集

オフィオタウルス、オフィオタウラスとも表記される、ギリシャ神話に登場する怪物の一種。


その名は“蛇牛”を意味しており、その名の通り身体の半身はで、後ろはの姿をしているとされ、大地母神ガイアから生まれた存在であるとされる。


帝政ローマ時代最初期の詩人の一人であるオウィディウスが書いた6冊のラテン詩『祭暦』の記述によると、オピオタウロスの内臓を燃やして犠牲に捧げたものはを打倒す力が授けられるといわれており、それ故に運命を司るモイラたちの教えを受けた女神ステュクスによって、暗い聖林に三重の壁で囲われ閉じ込められていとされる。


しかしゼウス率いるオリュンポスの神々と、クロノス率いる巨神族ティーターンとの大戦『ティタノマキア』の最中にティーターン陣営のブリアレオースに捕まり殺されるという事態が起こってしまう。しかしその内臓を燃やされる前に、ゼウスが遣わした一羽のがそれを奪い取って阻止しゼウスの元に届けたという。


尚、この鳶はその後、一連の働きを認められて天へと上げられ鳶星になったといわれている(ちなみにこの鳶星は『祭歴』と『博物誌』以外に言及が無い為度の星を指しているのかは不明となっているらしい)。


関連タグ編集

合成獣 ギリシャ神話

関連記事

親記事

合成獣 ごうせいじゅう

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 1

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました