概要
人間態は昇や紬とシェアハウスで暮している上窪誠司という名の青年。
背中部分が丸みを帯びた頑丈な甲羅で覆われており、アマゾンの攻撃を受けてもビクともしない程の強度を誇る。
攻撃の際は4本の腕を抱えてのコンクリートの壁を容易く破壊する程の威力を持つ突進攻撃で敵を粉砕する。
同じ弁当屋で働いている想い人の夢美のデート中に食人衝動が抑えきれなくなり、最愛の人を殺したくない一心で彼女を遠ざけるものの、そんな事情を知らない夢美は彼が気を悪くしたのと勘違いして彼に謝ろうと追いかけてきてしまい、遂に一線を越えてしまう。
最愛の人をその手に掛けてしまった絶望感から、自分がいつ処分されても良いと思っていた所、彼の居場所を感知してやって来た紬が見せた狂気を目の当たりにした事で、このままでは優しい昇に危険が及ぶと感じ、彼女を殺害して昇から引き離しその後自らの命を絶つことを決断。単身で彼女に挑みかかる。
当初はその硬い甲羅と突進攻撃で戦況を有利に進めていたが、紬が怪力で無理やり鉄骨を折り曲げて作り出した刃を何度も甲羅に叩きつけて出来た傷へと刃を撃ち込まれ致命傷を負う。
それでも最後の力を振り絞って彼女の殺害を試みるが、最後は体に打ち込まれた刃で袈裟懸けに切り裂かれ、最後まで昇の事を案じながら絶命した。