データ
初出 | ポケモン剣盾 |
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威力 | 不定 |
命中率 | - |
PP | 不定 |
タイプ | ノーマル |
分類 | 不定 |
直接攻撃 | × |
攻撃範囲 | 単体 |
効果 | 相手のポケモン全員をこんらん状態にする。また、戦闘終了後にお金が拾える。拾えるお金は技を使ったポケモンのレベル×攻撃回数×100円 |
概要
キョダイマックスしたニャースが繰りだすノーマルタイプの攻撃。
漢字表記は恐らく『巨大小判』。
モーションは概ねダイアタックと同じだが、ヒット時に大判が回転し、周りに大量の小判が飛び散るエフェクトが入る。
「ネコにこばん」の超強化版とも言うべき性能で、バトル後に貰える金額が大幅に増量されており、入手金額はニャースのレベル×攻撃回数×100円。上限は99999円となっている。
レベル84以上のニャースに「おまもりこばん」か「こううんのおこう」を持たせた状態でこの技を使用すると、1試合だけで上限額の99999円を荒稼ぎすることが可能。
とはいえ、キョダイマックスできる機会は限られているため、本領を発揮できるようになるのはストーリークリア後に解禁されるチャンピオンカップやガラルスタートーナメントとなる。
決勝までの3試合すべてでニャースを繰り出してこの技を3回使用すれば、99999×3=299997円もの大金を荒稼ぎできる(実際には、トレーナーに勝った時の賞金×2倍も上乗せされるため、35万近くの大金を一度に貰えることになる)。
効率で言えばワットで買ったゴージャスボールを売却する方法には及ばないが、キョダイマックスニャースを持っており、所持ワットが少なく、かつDLCも買っていない場合はこの方法に頼ることもあるだろう(トーナメント後のアイテムを求めるなら尚更)。DLCを買っていても育成したポケモンにバッジを獲得させたい等の理由でチャンピオンカップに挑むことはあると思われるのでその際にはこの方法を活用しておきたい。
大金が手に入るということからあまり注目されていないが、確定で相手を混乱状態にするという凶悪な追加効果もある。キョダイブリムオンのキョダイテンバツとはタイプが異なることとバトル後に金が手に入ることを除けばほぼ同じ技と言ってよい。
とはいえ、ニャースは進化前なので攻撃面の能力は低く、低レベルだと3発命中させても倒しきれないのはザラ。ニャースのレベルを優先的に上げておこう。
なお、威力を求める場合、物理なら「とっておき」(威力140)、特殊なら「ハイパーボイス」orさわぐ」(威力130)が最高威力となる。ただし、「とっておき」はタマゴ技であるため、キョダイニャースに覚えさせたい場合はイーブイなどと交配させてこの技を遺伝させた別のニャースと一緒に預かり屋に預けて後付け遺伝させる必要がある点には注意。
攻撃or特攻の個体値が「さいこう(V)」で補正のかかる性格に設定しつつ、努力値も全振りさせた状態で放てば並大抵の相手は消し飛ばせるため、レベルを最大まで上げておけばトーナメント周回でも結構な戦力になってくれる。
注意点としてはノーマル技であるため、当然ながらゴーストタイプには無効化されてしまう。トーナメントでゴースト使いやチャレンジャーのウェイと当たってしまった場合には事実上使用を封じられてしまうことになるので注意。
ダンデも、手持ちのうち2体がゴーストタイプであり、しかも一番手がそのうちの1体であるギルガルドで、残りの1体であるドラパルトもどこで出してくるかはランダムであるため、キョダイニャースの投入がやや行いづらい。ダンデは獲得できる賞金額こそ最高額だが、こういった事情もありキョダイコバンも併用した周回を行う際には敬遠されることが多い。(ただし、ダンデがだいたい最後に使ってくるキョダイリザードンが相手であれば、Lv.100のようきAS極振りキョダイニャースのキョダイコバンを2発耐えてくれたりする。お互いHP満タンかつ同時にキョダイマックスした場合に限るが。)
ジムリーダーを呼ぶ際はダイマックスを行わないために演出が短いネズを呼んでおくといいだろう(勝ち残れるかは別として)。
また、ニャースのタイプ相性的にかくとうタイプは不利であるが、トーナメントに登場するかくとう使いのかくとうタイプは揃って特防が低めなので、素早ささえ上をとれていればレベルを上げた上で特殊技のキョダイコバンを放てば何とかなったりする。
素早さに努力値を振ったり、ダイマックスアメでHPの底上げをしておくのを忘れないようにしよう。加えて、特殊型にしておけば相手の「いかく」や「おにび」による妨害を実質無視して攻撃することが可能になるというメリットも。ニャースはどちらかと言えば物理寄りのステータスであるが、こういった事情から敢えて特殊型に育成して周回している人も多く見かける。
総じて、主な仕事は開幕からダイマックスしてのキョダイコバン3連発なのでダイマックスが切れたら速やかに交換しよう。
本作はブティック(着せ替え)や努力値振りに必要なドーピングアイテムの購入と、何かと出費の激しいことから、最大の金策として世界中のトレーナーたちから引っ張りだこになっていることは言うまでもない。
今日もトレーナーたちはポケモントーナメントでおまもりこばん等を持たせたキョダイニャースを連れてスタジアム内で大量の小判をばら撒きまくっていることだろう。
『剣盾』は歴代でニャースが最も輝いてる作品と言っても過言ではないかもしれない(いろいろな意味で)。
鎧の孤島にはワットを掘り出してくれるほりだしオヤジがいるため、上記のワットで買ったゴージャスボールを売却する方法もしやすかったりするのだが、ワットを掘り出すには何かと入手の面倒なヨロイこうせきが必要となるのも事実。
バトルをしながらお金を稼ぐのか、アイテムを売却してお金を稼ぐのか、どちらの方法を採るかでニャースにキョダイマックス能力を付与させるか決めると良いだろう。