データ
概要
第二世代から登場したアイテム。実戦向きのアイテムではないがもらえるお金が二倍になるという地味ながらも強力な効果を持つ、しあわせタマゴ同様初心者からポケモン廃人達まで幅広いプレイヤーから愛用される道具。さらに第五世代で登場したデルパワーおこづかいパワー+++と組み合わせれば通常の6倍もの賞金がもらえる。賞金を支払う側はたまったもんじゃないだろう。
ただし、道具の効果が適用されるのは当然戦闘後にお金がもらえるバトルのみである。0円のバトルにはいくらかけても0円なのだ。厳密にはトレーナー戦、もしくは技ネコにこばんを使用した戦闘にこの道具が適用される対象。
その効果から、金持ちのトレーナーの手持ちがよく廃人達のこの道具を持たせたポケモンに倒され、所持金を大量に搾取されるという事例が多発している。もちろん第五世代はおこづかいパワー+++と併用で。
おもな被害者はジェントルマンとマダム、おぼっちゃまとおじょうさま、ポケモンリーグ四天王、ポケモンリーグチャンピオン、ベテラン・エリートトレーナー、ブルジョワール家、ホップ、アカデミーの皆さん、ビリオとネアなど。
しあわせタマゴと違い野生のポケモンから奪ったり、店舗で購入したりすることはできないが、シナリオを進めていると重要人物から手渡される形で入手する。
第八世代では例外で、エンジンシティと第二鉱山を結ぶ道路の端に落ちており、それに気づかないといつまで経っても手に入らないので注意。
第九世代では西3番エリア内のトレーナー5人に勝ってから、同エリア(チャンプルタウン周辺)のポケモンセンターにいるポケモンリーグ関係者の男性に話しかけることで入手ができる。
しかし、第四世代ではこの道具と全く同じ効果を持つこううんのおこうが登場、さらに第五世代ではこううんのおこうが複数購入が可能になってしまいやや影が薄くなった。
SVではおこうが廃止されたため、再び金策のお供となった。
どうぐプリンターの金枠としても手に入るが、ぶっちゃけ1個あれば十分なアイテムなので、ハズレとして悪名高い。
もっとも、実はおまもりこばん自体が7500円とそれなりの高値で売れるため、でかいきんのたまや特性パッチと比べれば見劣りするが金策としてはそこそこ寄与しているが。お守り用とは言え苟も小判ということか。
LEGENDSアルセウスではおまもり石が販売されているが、おまもりこばんはない。
ただし、お金が足りなかったときに「ちなみにお金持ちになる おまもりはないよ」とおまもりこばんを意識したであろうテキストが表示される。
余談
以前はプレイヤーが敗北した際に失う金額が所持金の半分であったため、敵トレーナーにもこれが適用されると解釈し、持ち金を情け容赦なく根こそぎ奪い取るアイテムというネタがそれなりに有名である。
しかし、実は第三世代後半のFRLGからは現在の計算式(バッジ個数による係数×手持ち最大レベル)で計算されており、実はおまもりこばんと「基本賞金=手持ちの半額」が両立していた時期は第二世代~RSEまでと意外に短い
また、上記のように負けた際に支払う賞金が手持ちの半額であった時期自体も意外と短く、最近のプレイヤーにはピンとこないネタであるかもしれない