ギアッチョ構文
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ぎあっちょこうぶん
ギアッチョ構文とはギアッチョが作中で見せた、苛立ちを発散するための心の叫び……もしくはそれを元ネタにした納得できない事に対するツッコミの事である。
ギアッチョとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第5部『黄金の風』に登場するキャラクターの一人で、作中では目的が達成できず、仲間が次々と倒されていく事に対する苛立ちを、ことわざや名称などの言葉や文章に対する納得できない事に対する不満に乗せてキレる。
というかなり特殊なキレ芸を披露している。そしてそのキレ芸がとても独特な為、エシディシのアレのように、ギアッチョを語る上では外せないネタとなっている。
ギアッチョ構文の元祖はギアッチョの記事を参照してもらうとして、ほんの一例だが、こんな感じである。
恋愛ゲームやラブコメとかの恋愛ものの男主人公が読者やプレイヤーに対して自己紹介で言う、『俺はどこにでもいるごく普通の男子高校生』ってよぉ……
『どこにでもいる』のは、わかる……スゲーよくわかる。
北斗の拳みたいに物騒じゃない、平和で男子高校生がたくさんいる国に住んでるからな……
だが『ごく普通の』ってのはどういう事だああ~~~っ!?
ナメやがってこの自己紹介ィ、超イラつくぜェ~~~ッ!!
『両親が出張で不在』だとか、『自分の世話を焼いてくれる可愛い幼馴染や妹がいる』だとかどう考えても『ごく普通』には当てはまらねぇじゃねぇか!
どういう事だ!どういう事だよッ!クソッ!
読者やプレイヤーからすれば『非現実的』や『憧れるような境遇・設定』なのに『ごく普通』って自己紹介するって…どういう事だッ!ナメやがってクソッ!クソッ!
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