概要
クルト・ヴァンダールとユウナ・クロフォードのカップリング。
トールズ士官学院・第Ⅱ分校・Ⅶ組・特務科のクラスメイト同士。
入学の際に行なったオリエンテーリングで床が斜めに傾くトラップで先輩達と同じハプニングを起こしてしまい最悪な形でスタートするが、(前回の当事者の一人である教官もその光景にどこか懐かしさを感じていた)ハプニングによる不注意と言う事もありその件はすぐに和解した。
クロスベル自治州の実習の際にはユウナは尊敬していた特務支援課が壊滅状態である事に絶望し一時期落ち込んでいたが、クルトや仲間達の親身な励ましもあって無事立ち直る。その件もあってか二人の仲は端から見ても良くなったようである。
クルトはユウナを良く気にかけており黄昏の混乱でようやく家族と再会できた際には「良かったなユウナ」とモノローグで呟いていたり、独立宣言で故郷や家族の心配をする中「大丈夫」と励したりしている。
また同じクロスベル出身であるマリアベル・クロイスにユウナが貶された際には激高するなど彼にしては珍しく感情的な姿が窺えた。
ユウナ自身もクルトを少なからず気にかけている一面が見られ、クロスベルでの任務中足をくじいたシュリをクルトがお姫様抱っこで担いだ後二人の事を複雑な感情で眺めていたり、学園の修学祭で他の女子から黄色い声援を受けているクルトを明らかに不機嫌な様子で見ている姿が窺え、閃Ⅳの最終決戦前にはクルトにミシュラムを一緒に回りに行く事を約束していたようである。
選択肢次第ではユウナは別の相手と結ばれる場合もあるが、前述のやりとりや公式でのイラストなどでも二人が一緒にいる事が多いため公式の『好きなコンビランキング』でも7位(個々の相手としては互いに1位)と高くファンの間でも人気のカップリングである。
余談
・ビジュアル・性格・立場と正反対であるがどちらもこのシリーズのキャラとしては珍しく両親共健在で互いに年の離れた兄弟がいる。(ユウナは双子の弟妹がいる姉、クルトは兄がいる弟。ちなみに二人の年齢差もユウナの方が誕生日が少しだけ早いお姉さんである)
・【天真爛漫な打撃武器の少女】と【双剣使いのクールな美少年】と言う初代主人公カップルを彷彿し、(アルティナもユウナとエステルはよく似ていると言っており、クルトもとあるイベントで某姫の如く女装させられている)創の軌跡のエンディングでは二人も学園祭でかの伝説の演劇を披露したと思われる。
・閃の軌跡ではゲーム上互いの技を合わせる合体技はないが、エリンの里襲撃事件の際には、ユウナの『ブレイブスマッシュ』とクルトの『双剋刃』を十文字状に放つ合体クラフトを披露した。(動きのモーションからリィンとクロウが騎神搭乗時に使う『蒼覇十文字斬り』から着想を得た技と思われる)
・2024年のファルコム公式のカレンダーでは各月毎にキャラクター2~3人が写っている作りであるが歴代主人公&ヒロインに混じってこの二人がメインの1枚を飾っている月がある。(7月)